これ、通れば勝ちです

アニソンの話したり遊戯王の話したりします。

【遊戯王デッキ紹介】黒白魔女コントロール

 

お久しぶりで~す。二郎重忠で~す。

 

遊戯王デッキ紹介は久々ですね。

近況

今年は6月あたりから競技デュエマを本格的にやり始めたので、相対的に触る時間が減ってしまいました。

ちょくちょく準優勝したり8位内入賞してキユリASMRラジオプロモを貰ったりしています。

 

あとはアイマスラブライブと嗜んできてついに「BanG Dream!」通称バンドリシリーズにも手を出してしまいました。

最新作の「It's MyGO!!!!!」が、面白すぎました。

見ていない方、是非見て欲しいです。

アニメ放映後に公式がnote上で「考察・感想文コンテスト」というものを催していたので、MyGOが好きすぎて溢れ出る思い楽曲コンポーザー真剣派の謎の情熱に変換し、「劇中曲の歌詞を考察」というニッチなテーマで出したところ、

note.com

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運営チーム賞を頂いてしまいました。ありがとうございます。

特に副賞もなくちょっとした名誉だけですが、本当に嬉しかったです。

内容が人を選ぶだけに、なんとか「最後まで読んでもらいたい!」という思いがあり、読みやすい構成にしたのが功を奏したと考えています。

こちらのはてブロで数年間鍛えた成果ですね。あんま書いてないけど。

 

要はタカラトミーブシロードに浮気しまくっていましたコナミごめ~ん。

 

ただ新弾のカードはちゃんとチェックしているので、環境用のパーツ集めたり、おもろギミックの使い方を考えたりもしていました。

そして他のTCGをプレイする中で、いわゆる「コントロール」するアーキタイプが肌に合っていると感じ、そのコンセプトを遊戯王に落とし込めないかと思って組んだのが今回紹介するデッキ【黒白魔女コントロールになります。

9月に開催された城下町デュエルさん主催のAAオフや、いつもお世話になっている知り合いのおかやんさん主催の学園都市オフで回しておりました。

レギュ改訂でギミックが崩壊しない限りは、しばらく回していようと思います。

相手が1ターンでは勝ちまで持っていけない盤面を形成し、徐々にアドバンテージ差を広げていきじわじわと追い詰めていく、そんな楽しさを遊戯王でも味わいたい、というのがテーマです。

(ここでは先攻ぶん回し5妨害による制圧などはコントロールと定義していません。あれはもはやアグロ)

 

レシピ

www.db.yugioh-card.com

 

詳細なレシピ内訳は⇡リンクから

 

メインギミック

 

相手ターン中に墓地に送られると不要札を捨てて蘇生できる「黒魔女ディアベルスター」と、

自分モンスターをリリースして手札の魔法使いを特殊召喚後、相手のモンスターを選んで破壊できる「ディメンション・マジック」、相性良くね?

 

このデッキでやりたいこと、これだけです。マジで。

 

本来なら2:1交換となり、対象耐性のあるモンスターを処理できる以外はディスアドしか生み出してないディメンションマジックですが、

ディアベルスターの自己蘇生に加え、ディアベルスター特殊召喚時に罪宝魔法罠をセットできる効果があるため、簡単にディスアド分を回復できます。

 

また、ディアベルスターと相互に触れる関係にある「罪宝狩りの悪魔」も、速攻魔法であるため、相手ターン中に手札に「ディアベルスター」を手札に加えることで、ディメンションマジックの発動に必要となる手札の魔法使い族を捻出できます。

 

となると相手ターン中に魔法を連打するのと相性が良いカードが欲しいですね。

何かないかな。

いたわ。おかえり。

 

そしてディアベルスターと神判から完成する「毎ターンディメンションマジックシステム

 

マイナーカードの部類なんですが、「ディメンション・コンジュラー」と神判の相性が良すぎるんですね。

神判発動下で1枚でも魔法を発動していればリクルートできるレベル1であり、

召喚特殊召喚時効果で「さらに次の相手ターンに神判の魔法カウントを+1できる」速攻魔法を手札に用意できる。

神判で加えた魔導書1枚+盤面+ディメンションマジックで3アドが約束できます。

非常にバケモンコンボです。

また、何より嬉しいのが場→墓地へ行った時の手札調整効果。

リンク1「サクリファイス・アニマ」に変換することで場の魔法使い族の数を減らさずに発動でき、手札にだぶついた札を戻し、良質化を図れます。

トップ固定はされますが、魔導書ギミックで息を吸うようにサーチ→シャッフルが行えるので気になりません。

そもそもこいつ初手で召喚してもディメンションマジックサーチで手札を減らさず、アニマ変換で1ドローしてディメンションマジック戻し、みたいなことすれば普通に疑似召喚時1ドロー持ちになるの強くね?流行るだろ。

と思っていましたが、全く流行りませんでした。

 

サブギミック(捲り、フィニッシュなど)

やっぱ魔導書の女といえば、ジュノンですよね。

色々とお世話になりました。これからもよろしくお願いします。

後手の場合はディメンションマジックを自分ターンに打つこともあるので、その出し先として優秀な彼女を採用しました。

光・闇属性の違いはありますが、レベル7で攻撃力2500と黒魔女ディアベルスターと共通点が多いです。

この「二人の魔女を使い分ける」のがこのデッキの裏テーマです。

二人を盤面に揃えるとね、もう、絶頂。プリキュアですよプリキュア(?)

 

墓地にある程度魔導書が溜まってきて、ジュノンで盤面破壊→ジュノン素材にセレーネリンク召喚→セレーネでジュノン蘇生→ジュノンで盤面破壊すると、普段の仕事で溜まったストレスの解消に役立ちます。

セレーネ効果にも実は名称ターン1が無いので、さらにおかわりもできます。もう滅茶苦茶です。

セレーネの蘇生は守備になってしまうのが難点ですが、横にディアベルスターなどが居ればランク7に繋げられるため、ビッグアイドラゴサックも添えてみました。本当に2013年って感じですね。

 

メリュシーク+マルウィスプのセットも1枚ずつで採用。

そろそろフィニッシュできると判断した時は、神判からのリクルート先をコンジュラーからメリュシークに切替えて、

自分ターンにリンクリボーあるいはアニマに変換、サーチ効果でマルウィスプを加えそのまま特殊召喚、マルウィスプ効果でメリュシーク蘇生

というキチガイじみた強い動きができます。

あとはリンクリボーorアニマ+メリュシークでダルク作ってセレーネに繋げたり、

マルウィスプがレベル3チューナーであることを利用してディアベルスターorジュノンと組み合わせてバロネスやらカオスアンヘルに繋げて勝ちをもぎ取っていきましょう。

この出張セットだとマルウィスプの素引きが怖くはありますが、コンジュラーの手札交換効果で簡単にデッキに戻せるのであまり気になりません。

 

懐かしい&誰だお前カード紹介

強いね~~~~。本当に強い。以上。

まあこのデッキだとすぐに3枚溜まるんで除外効果で打ちます。

普通に11期12期で出てきてもおかしくないレベルのテキストしてる。

11年前のカードなんだぜ、これ。

墓地の魔導書回収ギミックを入れてないので2枚目が欲しくなる時はたまにありますが、初動になれる魔導書ではないのでしばらく1枚です。

 

一生好きな速攻魔法。

こいつ1枚にバック除去の大切さ、遊戯王のチェーンというギミック、エンドサイク、サイクロンチェーンサイクロン、早すぎた埋葬チェーンサイクロン、ミラフォは無効にできないが天キは無効にできる。

などの遊戯王の””が全部詰まってる。と思ってる。
神判のカウントに寄与できる速攻魔法で、かつ魔法罠を除去できる札としては未だに対抗馬がいないと思う。デュエマにおけるブレイズクロー的な立ち位置にいる気がする。

今後のオフ会環境での流行りに合わせて調整する枠でもある。

 

マジで誰???

初代リンクブレインズパックで

「ハリファイバー イゾルデキュリオス 聖刻印」(遊戯王川柳)

という怒涛のウルトラ枠で、ハズレ枠を買って出た漢です。

というか同パックに召喚獣枠で「暴走召喚師アレイスター」が居るのになんで同一人物で2枠取ってんだよ。

そもそも魔導書に初ターンの展開力ないし、EX多用するテーマでもないから当時ルールでリンク先用意する必要ある?

素材に魔法使い2体要求する激シブ条件のわりに攻撃力1000という雑魚スタッツ、②の効果使う気ある?

②もなんで召喚時のリリースコスト軽減なんだよ。もうレベル5以上の魔法使い手札から特殊召喚~とかでもいいだろ。お前を出す時点で大抵召喚権切ってるんだよ。

などなど、探せば探すだけアラが見つかるカードとなっております。

しかも発売当時まだ神判禁止だったから、純魔導書を組んだところで、という本当に残念なカードでした。

このデッキでは初手で魔導書の神判にアクセスできないときに、マジシャンズ・ソウルズを絡めて出すことでサーチするために採用しています。

サーチ先は魔導書であれば種類を問わないため、召喚権が残っている状況であれば、「魔導書の神判」「魔導書士バテル」「グリモの魔導書」とすることで確定で神判が加わります。

残ってなければバテルの枠をルドラに切り替えて、お祈りです。

貧弱なステータスも、どうせディメンションマジックのリリースの種にするので気になりません。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

・相手が遊戯王辞めない程度の適度な妨害をしたい。

・爆アドバンテージを得たい。

・流行りのカードを使いたい。

そんな僕の欲求を実現できる良い感じの山に仕上がったなと、思っています。

ディアベルスターに規制がかかりそうではありますが、悪魔かディアベルスターのどちらかが準制限くらいなら耐えかな。両方準制限はきちい。

ディアベルスター以外は再録も多く、拘らなければレアリティも下げて安く組める構築なので、面白いと思ったら組んでくれる方がおりましたら幸いです。

僕はデュエマのCSで貰った賞金でシクディアベル揃えました。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

また次の記事やらオフ会でお会いしましょ~う。

 

↓デッキ名元ネタ(BGMが神)

www.youtube.com

【遊戯王】拡散エクゾディオス~SNS担当大臣~【一発芸デッキ】

お久しぶりで~す。二郎で~す。

 

本日は2023/5/6に開催の「AAオフ」に持ち込んだ遊戯王一発芸デッキ【拡散エクゾディオス~SNS担当大臣~】の紹介になります。

地獄みてえなサムネ

 

デッキコンセプト

主役はこちらのカード

「エクゾディア」といえば手札に5種揃える特殊勝利が有名ですが、もう一つエクゾディアにまつわる特殊勝利の方法として、この「究極封印神エクゾディオス」攻撃宣言時に計5回墓地に落とす、というものがあります。

両腕両足の4枚を先に落とすことで攻撃力が1000→2000→3000→4000と徐々に上昇。最後に「封印されしエクゾディア」を落とすことでエクストラウィンとなります。

 

とはいえ遊戯王では原則としてモンスターが攻撃できるのは1ターンに一度、現代遊戯王でこんな耐性のないモンスターを5ターンも維持し続けられる環境はカジュアルでもなかなかありません。

 

そこで、こちらのカード

闇遊戯がバトルシティ編海馬戦で使用した「拡散する波動」です。

エクゾディオスはレベル10の魔法使い族のため、効果対象になります。

「ターンを跨がなくてもこのコンボで5回攻撃すれば勝ちやん!」

すごい分かりやすい、通れば勝つコンボですね。

これが今回紹介するデッキの基本骨子になります。

(久々のブログタイトル回収)

 

「でも相手場にモンスターいなかったら5回攻撃できなくない?」

(拡散する波動で攻撃できるのは相手モンスターのみ)

そこで、こちらのカード。

自分が召喚、特殊召喚する度にモンスターの攻撃力を半分で固定し、相手の場にローズトークンをターン回数制限なく生み出し続けるフィールド魔法「ブラック・ガーデン(以下黒庭と略記)」。

いないなら、こちらで特殊召喚する度に、ローズトークンを出してあげればいいじゃない。

ローズトークンはエクゾディオス1回目の攻撃の上昇値1000で上回れる800という攻撃力であるため、的とするには非常に適しています。

細かい条件を添えると、

エクゾディオスの5回目の攻撃宣言時の効果解決で墓地に「封印されしエクゾディア(以下、エクゾ頭と略記)」が送られればダメージ計算を踏まずに即勝利となるため、相手場に元々のモンスターが1体だけであれば、ローズトークン4体から攻撃すればOK。

元々2体であれば攻撃力の低い方が4000未満、3体であれば4000未満と3000未満が1体ずつ、4体であれば4000,3000,2000未満が1体ずついればコンボ成立となります。

また、守備表示モンスターがいる場合に関しては攻撃力で負けても戦闘破壊されないため、より条件が軽くなります。

 

3枚で完結するコンボ、のようでありながら、実際は

「相手場にトークンを生むための連続リンク召喚素材」

「攻撃宣言までの妨害カードの露払い」

「エクゾディオスと黒庭の発動・特殊召喚順序の調整」

などなどリソースと手順の管理が複雑であるため、細かく解説していきます。

平均成立ターン数は(もちろん対面のデッキパワーにもよりますが)体感で約2.7ターン、先攻取って返しのターンで即勝利もかなりあります。

 

デッキレシピ

画像だけで分かる人向け。詳細なレシピは後述。

初動

初ターンは「フォーマッド・スキッパー」(以下スキッパー)の召喚から動いていきます。

この時、手札に「マイクロ・コーダー」があることでコンボパーツを格段に集めやすくなるため、「ワンチャン!?」が存在する場合は2000ダメージを受けてでも手札に加えておきましょう。

スキッパー①効果でEXの「スケアクロー・ライトハート」の名称をコピー、そのままリンク1「ライトハート」をL召喚。

「ライトハート」①効果で「肆世壊=ライフォビア」を、「スキッパー」②効果で「パラレルエクシード」をチェーンを組み手札に加えます。

「ライフォビア」を発動。発動時の①効果処理として、「ヴィサス=スタフロスト」を手札に、「ヴィサス」①効果を場の「ライトハート」を対象に手札から発動し、破壊して特殊召喚

墓地の「ライトハート」の②効果で墓地から自身を特殊召喚

「ヴィサス」「ライトハート」の2体で、リンク先が自分のメインモンスターゾーン方向に向いているサイバース族リンク2をL召喚。後に「デコード・トーカー・ヒートソウル」を出しやすくするために、ここでは「プロキシー・F・マジシャン」か「セキュリティ・ドラゴン」の2択になります。

先攻であれば「プロキシー・F」→手札の「パラレルエクシード」効果起動→分裂でいいです。後攻で召喚権を使わずにレベル1モンスターをもう一体出せる場合はそれを「リンクリボー」に変換後、「セキュリティ・ドラゴン」を相互リンクで出すことで、相手場の残しておきたくないモンスターを手札に戻せます。

手札に「マイクロ・コーダー」があれば場のリンク2サイバースと手札L召喚を行い「デコード・トーカー・ヒートソウル」を出します。

「マイクロ・コーダー」②効果で「サイバネット・バックドア」を手札に加える効果が発動します。

「パラレルエクシード」2体で「御影志士」をX召喚、起動効果①で「天獄の王」を手札に加え、「御影志士」の上に重ねる形で「旋壊のヴェスペネイト」をX召喚します。「ヒートソウル」のリンク先に置くようにします。

「マイクロ・コーダー」へのアクセスができなかった時は、「パラレルエクシード」(風)1体+サイバースリンク2一体(炎・光)の組み合わせ、

あるいは「マジシャンズ・ソウルズ」特殊召喚→「リンクリボー」に変えるなどして最低限「ヒートソウル」は立てるようにします。

「ヒートソウル」はとりあえず出してすぐに②の1000払って1ドロー効果を使っておきます。

 

「サイバネット・バックドア」をセットし、天獄の王を①起動効果で公開。ターンを返して初動終了です。

 

相手のターン中

相手視点では、「場に2800のモンスター(維持されるとリソースを伸ばされる)」「破壊すると墓地からモンスターを出すモンスター」がいるわけなので、妨害こそないもののそれなりに厄介な盤面となります。

おそらく最優先で「ヒートソウル」を処理してくるので、相手の効果発動、あるいは攻撃宣言に反応する形で「ヒートソウル」の1ドロー効果を発動し、さらに相手のチェーンを確認します。

あってもなくても「サイバネット・バックドア」を「ヒートソウル」を対象に発動します。

次の自分ターン、できれば「スキッパー」、「マイクロ・コーダー」、「レディ・デバッガー」それぞれ1体ずつは使用したいため、手札状況と照らして不足しているものを「バックドア」で加えます。

チェーン処理後、「バックドア」が表になったことで手札の「天獄の王」が起動。特殊召喚と同時にデッキから「拡散する波動」をセットします。

既に手札に「拡散する波動」がある場合、「ワンチャン!?」or「マジシャンズ・ソウルズ」があれば「救魔の標」セットで「エクゾディオス」を回収できます。逆に「救魔の標」があれば「ワンチャン!?」セットで同様の動きにつながります。



せっかくセットしたカードは相手に処理されたくないため、相手の処理札がなければエンドフェイズに上記の天獄起動を遂行したいところです。

 

自分の2回目のターン

ターンが帰り、順当にいけば「バックドア」で除外した「ヒートソウル」がスタンバイフェイズに戻ってきています。以下の動きをするのにリソースが足りないようであればもう1回ドローをお代わりしましょう。これで「ヒートソウル」のなした仕事は禁止カード「強欲な壺」を超えたといっても過言ではありません。

 

以下の動きを任意の順に行います。

①「エクゾディオス」を引けていなければ「マジシャンズ・ソウルズ」+「救魔の標」で回収。

②「ソウルズ」を「リンクリボー」に。あるいは「スキッパー」を通常召喚して「リングリボー」に変換、L召喚時に「パラレルエクシード」3枚目を手札に。「ヒートソウル」と2体で「サイバース・ウィッチ」をL召喚。

③手札にないレベル1「ソウルズ」「スキッパー」「マイクロ・コーダー」は「ワンチャン!?」で適宜手札に。

④不要な魔法カードは「ソウルズ」でドローに変換。

 

「ウィッチ」が登場し、かつ特殊召喚できるモンスターが居ればリンク先に出します。エクゾディオスでもパラレルエクシードでもリンクでもなんでもいいです。

今までの動きで魔法が1枚は墓地にあるはずなので、除外して「サイバース・セイジ」と「サイバネット・リチューアル」を手札に加えます。

「リチューアル」で「セイジ」を儀式召喚します。レベル1なので手札の余剰モンスターならエクゾディアパーツでもなんでもいいです。

「ウィッチ」の②効果で効果を無効にせず墓地からサイバースを特殊召喚できるため、「レディ・デバッガー」を素材にしての儀式が一番効率的です。

エクゾディオスを「ウィッチ」起動のトリガーとした場合、墓地のモンスターを全部デッキに戻してしまいますが、意外とどうにかなります。

そして、「ウィッチ」で蘇生した「デバッガー」or自身の効果で出た「エクシード」のレベル4と、レベル1チューナー「セイジ」で「ガーデン・ローズ・メイデン」をS召喚。デッキから「黒庭」を手札に加えます。

実は墓地からも回収できるため、「黒庭」を「マイニング」などの手札コストに充てても問題ありません。

あとは「黒庭」を発動し残ったリソースで適当~~~~~~にL召喚やリンクリボーの蘇生で特殊召喚を繰り返し、相手場をトークンで埋めていきます。

 

ここで、手札に「黒庭」と「エクゾディオス」がいる場合、必ず「エクゾディオス」の着地から先に行ってください。

 

「黒庭」→「エクゾディオス」の順だと、「エクゾディオス」特殊召喚時に「黒庭」の強制効果発動、エクゾディオスの攻撃力が元々の攻撃力0の半分で「固定」され、攻撃時に通常モンスターを落としても攻撃力がアップしません。

先に着地した「エクゾディオス」は後から発動した「黒庭」の効果適用外のため、問題なく攻撃力を上げられます。

どうしてもリソースの問題で「黒庭」から先に発動、トークンを出し切ってから着地しないといけない場合ももちろんあります。

そうした場合は、相手場をトークンで埋めてから、光or闇2体で出せる「閃刀姫-アザレア」をL召喚し、自分の「黒庭」を破壊して解除してから「エクゾディオス」を出しましょう。

なお、「アザレア」着地時に「黒庭」を破壊する場合はローズトークンは出ないので敵数調整には気を付けましょう。(チェーン1:黒庭強制効果、チェーン2:アザレア任意効果の順で組まれ、逆順処理でチェーン1解決時には黒庭は破壊されており、不発となるため)

 

また、「エクゾディオス」→「黒庭」の順でトークン展開時に手札に来ていたエクゾディアパーツを何らかの素材として使ってしまうと、「エクゾディオス」の特殊勝利のためには自身の攻撃時効果で落とさないといけないため、2枚目の「エクゾディオス」を用意するなどしてデッキに回収する必要があります。

 

相手場がトークンで埋まり、(ヨシ!)

自分のライフが1000より多く、(ヨシ!)

自身の効果で攻撃力を上げられるエクゾディオスがいて(ヨシ!)

見えている相手の妨害を払いのけていれば(ヨシ!)

指さし確認4回で準備完了です。

「拡散する波動」を「エクゾディオス」を対象に発動し、バズり散らかしましょう。

喜多「もしイソスタとかやるなら私やります!」

虹夏「いいねぇ!SNS大臣に任命します!」

-アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」第4話『ジャンピングガール(ズ)』より引用

 

もし見えていない相手の妨害を踏んでしまった時は全て瓦解しますが、それもまた一興です。

ちなみに拡散する波動のデメリットで「途中で失敗しても全体に殴らなければいけない」「対象にしたエクゾディオス以外のモンスターは殴れない」ので、打つターンは本当に覚悟を決めましょう。

まあ天獄でセットした魔法は返しのターン終了時に除外されてしまうので、相手ターン中の手札状況から計算して決められるかどうかを判断し、天獄起動タイミングを見極めましょう。

 

採用カード解説

以下、各採用カードの雑解説です。

メインデッキ 40枚

・モンスター 25枚

「究極封印神エクゾディオス」×3

本デッキの主役。以上。

というとあれだが、単にリソース回収しながらターン制限なく召喚権なしで出てこれるモンスターとして強い。意識すれば長期戦もできる。闇属性なのでアザレアのリンク素材になれる点もGOOD。

ただしリンク素材としてしまうと自身の効果で除外されるため、要注意。

「封印されしエクゾディア」×1

「封印されし者の左足」×1

「封印されし者の左腕」×1

「封印されし者の右足」×1

「封印されし者の右腕」×1

言わずと知れたエクゾディアパーツ。手札に来てしまったら気兼ねなくワンフォーワンやマイニングのコストにしてしまいましょう。

どうしてもな手札の時は召喚→ワンチャン!?でレベル1サイバースサーチ→リンクリボーのようになる時もある。

腕足はワンチャンでサーチ可能、頭は救魔の標で回収可能なため、本当に文字通り「ワンチャン」手札に揃えることが狙えなくもない。狙わないけど。

天獄の王」×1

拡散する波動を絶対に持ってきてくれるお方。デッキ的に打点が足りないがちなので、どうしても処理しておきたいモンスターが居る時は、見せずに適当な魔法をセット→発動で特殊召喚のみ起動し、3000で殴りかかったりヒートソウルの打点上昇に一役買ったりできる。

闇属性なのもアザレアになれるのでえらい。

「パラレルエクシード」×3

絶対に御影志士つくるマン。3枚目も忘れずにスキッパーで加えておくと、ウィッチリンク召喚時にそのまま儀式セットサーチトリガーになれる。効果で出るとレベル4なのでセイジと合わせて丁度ガーデンローズ素材になれるのも優秀。

「フォーマッド・スキッパー」×3

ハゼ。このデッキの絶対的な初動でありレベル1でありサイバースであり光属性でありサーチもできる出木杉君。個人的になんで規制がかからないのか不思議でしょうがない一枚。本人3枚+マイニング3枚+ワンフォーワン1枚で初手にまあまあ来てくれやすい。

「ヴィサス=スタフロスト」×1

イケメン。ライトハートをぶっ殺して出てくる。本当に1番最初の初動でしかこのデッキでは出番がないが、最近の関連新規を見てるともっとギミック増やしてもよさげ。

「マジシャンズ・ソウルズ」×3

簡単に特殊召喚できる星1であり、救魔の標とセットでエクゾディオスを疑似サーチする札であり、たまにいらない魔法を捨ててドローに変換したりとまさにこのデッキの潤滑油。初手でワンチャンと合わせ引くとスキッパーのサーチにつながり、リンクリボーも構えて一番の上振れ盤面を作れたりする。

「マイクロ・コーダー」×3

動きの解説では「バックドア」のサーチに使用しているが、実は「マイニング」や「リチューアル」も余裕でサーチ対象。

「ウィッチ」の儀式セットサーチ効果は必ず2枚がデッキに眠ってないといけないため、「セイジ」を素引きしてしまった時は落ち着いてコーダー手札素材で「リチューアル」をサーチするなど柔軟な動きを可能にする一枚。

「サイバース・セイジ」×1

このデッキを限りなく完成に近づけた1枚。ガーデンローズを出すためのチューナーであり、素材となった時に墓地のサイバースを回収できるのも強すぎる。墓地のサイバースが多ければ除外してディセーブルムを出し、トークン算出回数稼ぎに役立ったりもする。

スカートを身に着けているが♂だとちょっと嬉しい。

「レディ・デバッガー」×2

サイバースデッキの初動と言えばこれ、な一枚だが、このデッキではスキッパーの方が優先度が高いため採用は2枚。「バックドア」のサーチ対象で最も優先度が高い。

・魔法 15枚

「サイバネット・マイニング」×3

サイバースなんでも加える魔法。初動でもとどめターン時のサイバース確保にも両方使う。余ったらソウルズドローコストにしてしまえ。

「ワン・フォー・ワン」×1

初手で絶対にフォーマッドスキッパーにアクセスしたいため採用。

召喚権が余るが、返しのターンの召喚回数がどちらかというと重要なので、引いたからと言ってやることはあまり変わらない。

「拡散する波動」×1

「RT・いいねお願いしま~す!」って言いながら発動すること。SNS担当大臣として。

「ブラック・ガーデン」×1

裁定問題児。攻撃力固定とか相手場が埋まってても攻撃半減はするとか、本当に面倒な裁定が多いのでwikiと公式DBをよく読んでおこう。

「肆世壊=ライフォビア」×1

発動するとイケメンがやってくる場魔法。後手だとパラレルエクシード+ソウルズとかで守備3体並んだりするので、相手の妨害カードを割れる時もある。役目を終えたらソウルズのコストでいい。

「ワンチャン!?」×3

このデッキでのバリューがデカすぎる1枚。召喚できなかった時の2000のライフ減少は痛いが、スリルを味わえるぞ。

とどめを刺すターンにはどうせエンドフェイズがやってこないのでバンバン使ってしまおう。実はターン1がない。余ったらソウルズの(略)

「救魔の標」×3

ソウルズと組み合わせてエクゾディオスを回収する。ソウルズも回収できる。余ったら(略)

「サイバネット・バックドア」×1

相手ターン中に開けるサイバネットで、リソース増やせる札を探していたら見つけたバッチリな一枚。ヒートソウル対象なら実質なんでも持ってこれる。サクリファイスエスケープ的な動きでうまぶろう。

・エクストラ 15枚

「スケアクロー・ライトハート」×1

初動の動きが全て。サイバースでないので、エクゾディオスで回収しても返しのターンにスキッパーが変身することはあまりない。

「プロキシー・F・マジシャン」×1

素材にサイバース縛りがないので簡単に非サイバースから変身できるリンク2。たまにディセーブルムを出せる。

「御影志士」×1

石集めおじさん。天獄の王と使うとフロムゲーって感じする。

「旋壊のヴェスペネイト」×1

先攻だと盤面維持役、後攻だと盤面処理役になれる両刀。

「リングリボー」×1

拡散エクゾディオスを決めるターンに、罠が怖かったらサイバース1枚で処理できるケア札。

「リンクリボー」×1

みなし~。このデッキだとソウルズをサイバースに変換するのに重用。墓地からも変身できるのやっぱ強い。

「デコード・トーカー・ヒートソウル」×1

絶対にドローをするデッキ掘削役。簡単に3000打点も超えられるので盤面処理役でもある。ライフギリギリ時の変身効果対象をちゃんと考えてもいいかも。

「サイバース・ウィッチ」×1

セイジの登場でめちゃくちゃ強くなった。絶対儀式おば...お姉さん。

上述した通りサーチ先が両方いないと効果は使えないので、どちらか素引きしてしまったらデバッガーやマイニングでかき集めよう。

「ガーデン・ローズ・メイデン」×1

黒庭少女(ソシャゲのタイトルみたい)。

闇なので色々便利。

「セキュリティ・ドラゴン」×1

ヒートソウルの素材にしやすく、バウンス効果も狙える。素材が緩いのでトークン算出役にも。

「コード・トーカー」×1

初動では使わないが、決めるターンでの手札のマイクロコーダーの召喚先として採用。

「クロスローズ・ドラゴン」×1

植物がガーデンローズしかいないのでS召喚効果は使わないが、ガーデンローズの墓地効果で蘇生できるのでトークン算出稼ぎ用。

「閃刀姫-アザレア」×1

デッキ完成度を究極に高めた1枚。モンスターにも魔法罠にも実質ノーコストで対処できるのがあまりにも優秀。トロイメアフェニックスと違ってEXゾーンに出してもリンク先が下側に向いてるのも偉すぎる。魔法も馬鹿ほど使うデッキなので、拡散エクゾディオスを最速で決められないと判断した場合は、アザレアを維持して盤面をコントロールするプランもある。

アザレアの花言葉は「節制」、「禁酒」。僕とは縁遠い言葉です。

「クロシープ」×1

ゆるゆる素材のリンク2として採用。ディセーブルムを出せればトークンがまた増やせる。けどあんまり使わないので他のコードトーカーに変えるのもあり。

「サイバース・ディセーブルム」×1

見た目より条件がゆるゆるなサイバース融合体。セイジかプロキシーFで簡単に出せる上、手札のサイバースの展開効果もあってやりすぎ感ある。

カウンター効果を使うためのリンク4はいない。入れてもいい。

 

終わりに

いかがでしたでしょうか。AAオフにて最初の挨拶デュエルで使用し、かなり高確率で拡散でき、また対面からも非常に好感触であったため、主要パーツに規制がかからない限りは今後も使い続けていこうと思います。

また、使っていてエクゾディオスというカードのリソース復帰能力が凄まじく、ランク10を採用して何度も使い回すギミックを入れたり、拡散に失敗しても波動回収で再チャレンジを狙えるように改良していきたいですね。

ここまで長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。

そしてAAオフで対戦して頂いた方々、スタッフ、協賛企業の皆様に、重ねて感謝を申し上げます。

 

「ぼざろ恒星のチケットが欲しい。星座になりたい」

二郎重忠

二郎'sセレクト楽曲大賞2022


新年あけましておめでとうございます。(爆遅)
今年もアニソンと紙しばき、二郎重忠です。今年もよろしくお願いいたします。

例年はその年の瀬に楽曲大賞記事を書いていたのですが、今年は
候補曲をDL購入するマイルールを実行しようとしたらクレカが止まっていたこと
多大なショックを受け、大幅に執筆が遅れてしまいました。
どうしても前年中に読みたかったという方が居るとは思えませんが、もし好き者がいらしたら申し訳ありません。

昨年の記事はこちら
jiro-shigetada.hateblo.jp


改めて選考基準についてですが、

・主にアニメソング、もしくはそれに準ずるコンテンツ、声優アーティストなどによる楽曲。

・2022年1月~12月にCD,配信どちらかの形式で発売されたもの。

・例外として、二郎が今年ハマった2021年以前の楽曲。

というものです。

要は僕が今年聞いて好きだった、鬼リピしたアニソンってことです。

まあぶっちゃけ「今年はこんなコンテンツにハマってしまいました!」発表会でもあります。

では早速いってみましょう。

多くね?

はじまりのセツナ / 蠟梅学園中等部1年3組

youtu.be

作詞・作曲・編曲:杉山勝彦
好きポイント:俺たちの勝彦 アイドル曲とバラードの中間
ベストリリック

大人になりたい 背伸びする度 揺れる
今がほら 素敵すぎるからだよ
どうしてなの? 嬉しい気持ちなのに 涙が出ちゃうな

アニメ『明日ちゃんのセーラー服』OP曲です。
2022年冬クール初っ端からとんでもねえ曲が来たなと思いました。
なにせ乃木坂の曲や『ダーリン・イン・ザ・フランキス』のOP『トリカゴ』の作曲をされた杉山勝彦さんですからね。
アコギの伴奏から始まる優しいイントロから、打って変わってハイテンポなAメロという流れにガッツリ心を掴まれました。

改めて思うと1月からこのレベルって本当に今年は名曲ぞろいです。

『蠟梅学園中等部1年3組』というアーティスト名なんですが、「なんでキャラ名とCV併記されて無いんだ?」と思い調べたところ、それを書くとなると

明日小路(村上まなつ),兎原透子(鬼頭明里),大熊実(小原好美),神黙根子(伊藤美来),木崎江利花(雨宮天),古城智乃(若山詩音),四条璃生奈(田所あずさ),龍守逢(伊瀬茉莉也),谷川景(関根明良),峠口鮎美(三上枝織),戸鹿野舞衣(白石晴香),苗代靖子(本渡楓),水上りり(石川由依),平岩蛍(麻倉もも),蛇森生静(神戸光歩),鷲尾瞳(石上静香)

が加わり非常にクソ長いアーティスト名になるのを避けるためみたいですね。
CD持ってないんで本当に全員が歌ってるのかは分からないんですが、たくさんの声が重なるのもあって「アイドル曲でありながら校歌のようでもある」という独特な雰囲気になっています。

アニメに関してですが、僕が以前から執心している「CUE!」に出演されている村上まなつさんが初主演(めでたい!)ということで見始めました。上の声優さんも非常に豪華ですしね。
ただ、作画に拘っているのは分かるけども「デフォルメとリアル画風がくっつきすぎ」なのと「端々の視点としての目線が中学生に向けるにしては気持ち悪い」ところでちょっと3話くらいでギブアップしてしまいました。評価はされてるなーという印象ですが、単純にNot for meというやつです。僕はこれを人前で堂々と好きとは言えない。

ないない / ReoNa

youtu.be

作詞:ハヤシケイ(LIVE LAB.)、毛蟹(LIVE LAB.)
作曲:毛蟹(LIVE LAB.)
編曲:小松一也
弦楽アレンジ:宮野幸子(SHANGRI-LA INC.)
好きポイント:女性低音ボイス 室屋光一郎ストリングス
ベストリリック

おかげさま?どちらさま?答え様々

アニメ『シャドーハウス』(第1期)ED曲です。
はい、早くも2021年の曲です。ごめんなさい。
だってシャドーハウスの2期がやるっていうから「2期の前に1期見とくか~」って見始めたらめっちゃ面白かったんだもん。エミリコもルウもかわいいし。
面白すぎて本編が秒で終わるので、体感だとアニメ視聴時間の半分はこのEDを見ている感じがします。

歌詞見るとビビるのですが、「ない」という語を含む言葉、およびそれと押韻できる単語が多い中『  』という空白のような表記があり、曲中では「ない ない ない」というコーラス部分になっているのが痺れましたね。毛蟹、やりすぎだ。

今年1月に行った初めての現場がリスアニ武道館だったのですが、ここにはもともとアイドリープライドの星見プロダクションを当てにしてチケットを取っていました。
が、丁度リスアニ前にシャドーハウス1期視聴を終え、改めて出演者を見ると「ReoNa」の文字が。
「武道館でやるしかねえ!ないない無限降下法!」
※ないない無限降下法...シャドーハウスEDにおいてサビ中、ケイトとエミリコが無限に続く螺旋階段を走りながら降りている様、およびその振りコピ。

いざリスアニ武道館でReoNaの手番になると、全曲生バンでReoNaの曲のためだけにストリングス隊が壇上に上がってきてくれたので僕は終始ニッコニコしてました。生バンドは、素晴らしい。
また、ReoNaさんのMCも初めて生で見ました。あれはハマる。今年はライブ行きたいですね。

ちなみにリスアニのバンドリーダーは皆大好き黒須克彦さんです。いつも夢を叶えてくれてありがとう。
生バン演奏浴びながら無限降下も月下儚美振りコピ部にもなれたんで年明け早々最上級のライブでした。

シャドーハウス、早く3期やってくれ~~~~~!!!

ショコラブル*イヴ / 所恵美(CV:藤井ゆきよ) · 春日未来 (CV:山崎はるか) · 高山紗代子 (CV: 駒形友梨) · 野々原茜(CV:小笠原早紀) · 望月杏奈(CV:夏川椎菜)

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作詞:辻純更
作曲・編曲:藤原彩豊
好きポイント:ミリオン 跳びポ ラスサビ転調
ベストリリック

「好きです」伝えなくちゃ
今以上 友達以上 超えられないから

ゲーム『アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ』ゲーム内イベント楽曲です。
ミリオンライブは、レベルの高い合格曲をオールウェイズ出してくれますね。

一つこれだけは言わせてください。アイドルマスター、サブスク解禁ありがとう。
シンデレラは今からでも考え直せ。

この曲に関しては誇張抜きで、サビ前無音「ショコラブる」以降無限ジャンプです。サビで跳びましょう。
何しろ一番称えたいのがアイドルおよび声優の人選です。ナンスや小笠原さんというバレンタイン曲にピッタリの甘々~~な声を出せる人達の中に、ミリ声優最年長にして甘々の中の甘々ボイスを遺憾なく発揮する所恵美役藤井ゆきよさん。そして、この曲でのビターテイストと言わんばかりの程よい低音と歌唱がバリ上手い高山紗代子駒形友梨さん

もはや歌声の中で演技をするというレベルにまで達しています。すげえ。

Dメロ終わりナンスロングトーン→転調→駒形友梨のパワー歌唱→ゆきよの激カワボイス
→跳びポ

このコンボ本当に気持ちいいんで、機会がありましたら是非。

本当にこの曲バレンタイン曲のせいで周年とかで頻繁に聴けなそうなのがかえってつらい。バレンタイン関係なく毎回やって欲しい。

Darkness sympathizer / LizNoir (戸松遥,高垣彩陽,豊崎愛生,寿美菜子)

作詞・作曲・編曲:Q-MHz
好きポイント Bass:黒須克彦 2サビキャンセル
ベストリリック

恋が面倒くさいものみたいに
ルール決めてるのは誰だろう そんなのイヤだね

ゲーム『IDOLY PRIDE』ゲーム内イベント曲です。

こちらも先ほどと同じくアイドルゲーム内のバレンタインイベント曲なのですが、打って変わって「おまえらバレンタインだからって浮かれてんじゃねえよ!バレンタインっていう理由付けがないと恋愛もできないのか?アアン?」みたいな曲です。

アイプラのアニメ及びゲームが始動してから初となる2月の中野での単独公演で、ゲーム実装直後に早くもフルで、しかもスフィアLizNoir全員そろって披露されたのは今でも鮮明に覚えています。できればフル配信されてからちゃんと聴きたかったけど。

イントロ聴くと何故か気志團が浮かびます。

レノバテイクオーバー / 夏川椎菜

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作詞・作曲:田淵智也
編曲:R・O・N
好きポイント:女性低音ボイス 田淵 ラスサビドラム
ベストリリック

誰のものでもない人生を生きてくれ
君に言ってんだよ 聞いてんの?

やっぱ田淵の畳みかけるような歌詞の量と疾走感のあるメロディーが好きです。
この曲になりたくてナンスのライブ行こうかと思いましたが、抽選終わってたり他イベとの被りもあったりしたので行けませんでした。ぐや”じい”。

ちゃんとナンスのソロ曲も掘ってました。無難にアンチテーゼが好きです。
youtu.be

作詞・作曲・編曲 : すりぃ
好きポイント:女性低音ボイス ボカロ調 退廃感ある歌詞 跳びポ
ベストリリック

その感情制限解けるまで無駄に無駄に吠えるんだろ
ここで今も吠えるんだろう

ミックスナッツ / Official髭男dism

youtu.be

作詞・作曲:藤原聡
編曲:Official髭男dism
好きポイント:ファルセット Dメロ無しラスサビ直通 変異ラスサビ 金管楽器
ベストリリック

仮初めまみれの日常だけど
ここに僕が居て あなたが居る
この真実だけでもう 胃がもたれていく

アニメ『SPY×FAMILY』1期OP曲です。

原作未読でアニメを見てたんですが、なるほど面白い。ご都合の部分もあるけれど、それすら一つのテイストとして愛される良い作品だと思いました。

OPの映像と曲のマッチ具合も恐ろしいレベルで好きでしたね。
サイレンが鳴りまさにカーチェイスが繰り広げられているかのようなイントロで聞いた途端に「あ、スパイファミリー始まるんだ」と無意識に感じてしまいます。

曲の構成もかなり特異で、2番Aメロが1番Aメロと全く違うテイストになり、2サビからDメロ無しでそのままラスサビに直行するんですね。

あと僕はラスサビにだけアクセントを加える目的で入るファルセット(同じメロディーの歌詞でも一部分だけオクターブ変えたりするやつ)がめちゃくちゃ好きなんですね。
あれって大体の曲で1個入ってるだけでも嬉しいんですが、ミックスナッツのラスサビは
「You know?」「(残さずに全部)くらいながら」「などない」×2と、全部で4つも入っています。これはもうサビの突然変異です。

おそらくDメロが無いことで同じサビが連続しても飽きないよう工夫されたのだと思います。結果、僕は鬼リピしてました。

ちなみに2期はミックスナッツ無しで始まるのがショックデカすぎて途中で見るのやめちゃいました。

恋するMagic!! / DiverDiva(久保田未夢,村上奈津美)

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作詞:ぱはむたん,PASSiON KiNG
作曲・編曲:PASSiON KiNG
好きポイント:女性低音ボイス,もはやASMR
ベストリリック

Tyr and error 繰り返して
特別なカンケイになれたら 幸せ止まんないや

EMOTION / 三船栞子(小泉萌香)

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作詞・作曲・編曲:tofubeats
好きポイント:”感情” 最後の最後だけ転調
ベストリリック

できない理由を探すなら はじめてみればいいよ
大好きなことは大好きなんだ

えー、今年の春。ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会に、ハマってしまいました...。

アニメ、おもろすぎ。

今までテンプレートなアイドルものアニメを見ている人ほど、あれはぶっ刺さると思います。
ハマっていく過程は下の記事に。
jiro-shigetada.hateblo.jp

ニジガクのアイドルだとカリスマ読モ方向音痴汚部屋アイドル、朝香果林さんが好きです。

VIVID WORLD / 朝香果林(CV.久保田未夢)
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作詞:Ayaka Miyake
作曲:Luis Ogata
編曲:TeddyLoid
好きポイント:歌詞

ベストリリック
よく迷子になる女に「君とだったら迷子だって悪くはないね」とか歌わすな~~~~!!!!!!!!
エマと一緒にスクールアイドルという世界に迷い込もうとしてると考えるともう脳が蒸発してしまう。

恋するMagic!! は2期アニメでのDiverDiva(果林と愛さんのユニット)の挿入歌CDのB面です。A面の『Eternal Light』がバチバチカッコイイEDMなのに対して、こちらは可愛らしいテクノポップ感。AB面の温度差で風邪引く。
「ちゅちゅちゅちゅ~すきすき~」聴いてたら耳からとろけた脳みそ出てきた。

EMOTIONは2期アニメでの挿入歌。スクールアイドルの道を選んだ栞子の披露したソロ曲です。MVの舞台と衣装シュタゲっぽくない?
イントロでは和楽器的な音も使うことで栞子の厳格さを表現しつつも、サビはハイテンポで栞子の感情が露わになった歌詞を走らせるあたりtofubeatsさんの技巧が光ります。
一番の目玉は「1サビ2サビラスサビで変わらない歌詞」でして、
こういったキャラソンにしては珍しく、本当に一言一句サビの歌詞が違わないんですね。
でもよくよく聴くと、1サビ2サビはほぼ同じで、ラスサビだけははっきりと録り直してる気がします。(あの日の私はまだ弱くて、の『私』の言い切り方などが違う)
つまりラスサビだか、さらに”感情”、まさにEMOTIONが込められてるんです。

ほ~~~んとに虹現場行きてぇ~。けどTLのオタクがシリアルCDウン十枚も積んでるのを見るとメチャ高ハードルな気がするので財力を蓄えていこうと思います。

ニゾンノローグ / Tetrarkhia(山田奈津美,佐藤実季,高柳知葉,西田望見)

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作詞:島田葵
作曲・編曲:下野純

好きポイント:落ちサビ
ベストリリック

あの時の泣き虫も 照らすよこの灯で

ゲーム「Re:ステージ! プリズムステップ」ゲーム内楽曲です。

昨今のコンテンツライブは終わるたびにツイッター上で他のオタクへのお気持ちが流れるもんですが、リステライブはほとんど出てこない。
それぐらい会場が一体となってるんです。会場が一体となって叫ぶし揺れるしジャンプする。誇張抜きで一番楽しい声優現場です。

2022年のリステはめちゃくちゃライブに力を入れていましたね。
6月にコンセプトライブ「稀星学園文化祭」、12月頭に4thライブ。
6月のライブ前にユニット新曲が出まして、その中でも僕が一番好きなユニット「テトラルキア」の曲になります。
このユニットはいつも「俺が(私が)リーダーだ!」と言い合っている子たちなんですが、
僕は訳あってそのユニット内で一番好きなのが南風野朱莉(CV:高柳知葉)さんなんですね(ジャケ絵の背の高いオレンジ髪の子)。個人的に彼女が一番のリーダーだと思っています。
是非スマートフォン向けアプリゲーム「Re:ステージ! プリズムステップ」をインストールしていただいてメインストーリーを読んで欲しいのですが、
そこで明らかになるのが、「彼女たち4人の中で最初にアイドル活動をしていたのが朱莉だった」ことなんです。
その上で、先ほどベストリリックにも挙げた落ちサビの歌詞「照らすよこの灯(あかり)で」、を朱莉(あかり)に歌わせているんですね。
音源聞いた時も、ライブで聴いた時も泣いちゃった。泣きながらUO折った。
リステップ、今にもサ終しそうなので終わる前にどうか読んで欲しいです。

キミのラプソディー / Mashumairesh!!(遠野ひかる,和多田美咲,夏吉ゆうこ,山根綺)

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作詞・作曲:Wiggy
編曲:三谷秀甫

好きポイント:ガールズバンド 切ない歌詞
ベストリリック

2人は2人は きっと巡り合う
決まっていたって そう思えるの

アニメ「SHOW BY ROCK!! ましゅまいれっしゅ!!」EDテーマです。

いや、今さら?
今まで全然SHOW BY ROCK!!には触れてこなかったんですが、ある日Spotifyから流れてきて以来馬鹿みたいにリピートしてました。マジで良い曲すぎる。
2020年のマジモンのアニソン大賞受賞してるし。そりゃそうだわ。良い曲だもの。
2023年中にちゃんとSBRは履修しておきたいですね。
残念な点はましゅまいれっしゅの4人の声優がみんなウマ娘声優になってしまったこと。あんな人海戦術ライブに出るくらいだったらこれ歌ってくれよマジで

花の塔 / さユり

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作詞・作曲:さユり
編曲:宮田"レフティ"リョウ

好きポイント:イントロ 歌詞
ベストリリック

出したことないほど大きな声でやっと君に伝わる

アニメ「リコリス・リコイル」EDテーマです。
いや~~~~、リコリコ面白かったっすねぇ!!!!!!
アイプラ、セレプロに次ぐ第3の令和心臓アニメに文字通り心躍らせながら毎週を楽しみにしていました。
気付いたらBD全巻購入してました。
それにしてもこのEDはリコリコという作品をリコリコたらしめた曲と言っても過言ではないと思います。
花の塔がなかったらリコリコという作品は不完全であったし、
リコリコが無かったら花の塔という曲は未完成だった。

歌詞のちさたきとのリンク度合いもさることながら、やはりこの曲の最大のインパクトは「デデッ デデッ デデッ」のイントロだと思います。
もはや途中から、このイントロが聞きたくてリコリコを見ているし、でも流れたらリコリコが終わってしまうというジレンマに陥っているんですよね。
アニメ終わり際の「引き」に上手くこのイントロが差し込まれる様は、まさしく「令和のGet Wild」(実際制作陣も女の子版シティーハンターをイメージしていたとか)。入り方によってはイントロが原曲より長く繰り返されることもあり、「はやく漫画持ってきてくれ!」って叫んでました。

新作制作決定もしてるので、引き続きさユり&宮田リョウコンビが主題歌を作ってくれるといいですね。

Distortion!! / 結束バンド

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作詞・作曲:谷口鮪
編曲:三井律郎

好きポイント:ガールズバンド EDのデフォルメが可愛い
ベストリリック

追いかけた日々 Fコード 掻き鳴らすんだディストーション

アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」初期EDテーマです。
いや~~~~~、ぼざろも面白かったっすね~~~~!!!!!!!!
リコリコ終わってから流石に今期超えるのは無理やろ~って思ってたらとんでもないのが出てきましたね。それもきらら作品から。
発表された時にはあの元WUGの青山吉能さんが主演をされるというくらいしか認識していなかったのですが、まあ面白かった。そして曲も強かった。OP、EDだけじゃなくて挿入歌全部が。
きららのアニメ作品って基本4コマが主体なので、「ここが4コマ目のオチの部分なんだな」って透けてみえちゃうとアニメなのにぶつ切りになってる感覚がして気持ち悪かったんですよね。だからきらら系は深追いできない性質だったんですが、ぼざろのスムーズさときたらないですね。
3話らへんまでは4コマだな~という感覚はありつつも、主人公を含む濃いキャラたちによる雰囲気というか空気感がにじみ出て混ざり合ってコマの枠をはみ出して、きちんと23分1話で1まとまりになっていて気持ちよく見れました。次回への引きもそこそこ強かったですしね。

結束バンドの曲はどれも好き...マジで1曲に絞るのできない。
退廃的でありつつも疾走感のある「カラカラ」や最終話で披露されて文脈が凄まじくある「忘れてやらない」「星座になれたら」も好きなんですが、
「ぼっち・ざ・ろっく!」というアニメを序盤で切らないよう繋ぎ止めてくれたという意味では一番最初のED曲「Distortion!!」に一番感謝しています。
歌詞やジャケット的にはかなり喜多ちゃんメインの曲なのですが、彼女が大筋に絡んでくる前の1話からEDとして使われてるんですよね。
ここは背景や文脈よりも、「ポップめなEDで視聴者をくぎ付けにする」というのを優先したんだと思います。
あとまあ一度でもギターに触ったことがある人なら共感できる歌詞がちりばめられているのも素晴らしいですね。

祝福 / YOASOBI

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作詞・作曲・編曲:Ayase

好きポイント:オタ芸 2サビキャンセル ラスサビ前ピアノ 高BPM
ベストリリック

逃げ出すよりも進むことを
君が選んだのなら

アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」OPテーマです。

いや~~~~~~~~水魔女も面白かったですねぇ~~~~!!!!!!!!!
最初は「ガンダムに百合混ぜたら男オタクが好きにならんわけないだろ!」と思って見てたのですが、最終話あたりだけ急激にガンダム特有の戦争の血なまぐささが濃くなってて色々と安心しました。めっちゃ面白かったのですが2期でどうなるかですね。

YOASOBIは相変わらずオタ芸多動しやすい曲ばっか出してくれるので好きですね。体がなまりがちな日曜夜にいい運動になりました。
2期ではこのOPも変わってしまうのでしょうか。できれば祝福のまんまで2番からとかにして欲しいですね。

カレント・ザナドゥ / X-UC(諏訪ななか,花谷麻妃,石飛恵里花,鈴木杏奈,北原侑奈,豊田萌絵,青山桜子,二ノ宮ゆい,長谷川玲奈,酒井美沙乃)

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作詞:真崎エリカ
作曲:藤井健太郎(HANO)
編曲:日直伸次(HANO)・藤井健太郎(HANO)
好きポイント:エリカ 藤井健太郎特有のカッコイイギターイントロ オタ芸 跳びポ 実写MVのやる気のなさそうなダンス
ベストリリック

信じてた幻想じみた理想郷 ひとかけの勇気でシャットダウンしたら
目の前にある CUrrent-Xanadu

プロジェクト「IDOL舞SHOW」 X-UC ユニット曲

この曲自体は2020年の曲で、なんなら昨年くらいからよく聞いてた曲ではあったんですが、2022年はIDOL舞SHOW飛躍の年、
アニメ劇場版2ndライブと大々的なイベントがあったのですが、

まあ、あんまり面白くなかったですね。

劇場版1時間のうちアニメは30分、残り30分は参加声優たちによる謎の実写ライブパート、キャラクターを覚えさせる気の無いストーリー構成。
何故か原案に関わっている中村彼方女史(本当になんで?)
そして1時間の間に2.5回流れるのがこの曲、「カレント・ザナドゥ」です。
本当にかっこいいしオタ芸するためのような曲調だし跳びポもあるんで是非この曲だけでも覚えて帰ってください。

2ndライブは一般席9000円で約2時間、披露曲はこの曲含めて6曲、グッズ特典付き12000円でおまけでもう1曲というトンデモ値段設定です。
まあむしろあの場にいるほぼ全員(演者含む)がIDOL舞SHOWというコンテンツを全く理解していないという稀有な空間でした。
女性声優の二の腕とか太ももとかめっちゃ見れますし、コンテンツのライブに行くうえで真剣にコミュとか読むのが面倒くさいと感じるようになったオタクにはおすすめですね。

あれこれドラスティック.feat 鈴木愛奈 / halca

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作詞:田淵智也
作曲:林直大・田淵智也
編曲:林直大
好きポイント:田淵特有の嚙みそうな疾走感ある歌詞 ギターソロ
ベストリリック

ほらほら蹴っ飛ばそうぜ 迷いなく
理想ってのは自分が作らなくちゃ
欲望あれこれ 思い付きで真剣勝負
何をやったっていいのだ こんな奇跡みたいなタイミングだから

アニメ「邪神ちゃんドロップキックX」OPテーマです。
なぜか今になって邪神ちゃんを一気見してしまいました。めっちゃ面白かったです。
結構前ですが「よんでますよ、アザゼルさん。」も好きだったので、ああいった不条理ギャグに
程よく百合風味が混ざってバチコリ刺さる作品でした。
で、丁度やってた新シリーズのOP、なんかノリ良くて好きだな~と思ったら分かりやすく田淵でした。
歌詞はかなりアニメソングというか、邪神ちゃんに寄った内容になっているのですが、
曲が付くとそこまでアニソンらしさを感じないのが田淵マジックですね。林さんによるメタルなアレンジも好きです。
4期もやって欲しいのでクラファンに2万突っ込みました。

Load to Forever / AiRBLUE

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作詞・作曲・編曲:ヒゲドライバー
好きポイント:微笑がえし 歌詞による思い出ボム
ベストリリック

どうしてしんみりしてるの?
まだまだこれからでしょ?

コンテンツ「CUE!」サ終2クール目主題歌CDカップリング曲です。

この楽曲が発表された当時はまだ、サービス終了は正式には発表されていなかったのですが、
11月開催の4thライブのタイトルが「Forever Friends」であったこと、
そしてこの「今までのCUE!楽曲の歌詞・タイトルを回収する」歌詞で「あぁ、終わるんだな」というのが予感から確信に変わりました。

だってこのやり方完全にキャンディーズの「微笑がえし(キャンディーズの往年の名曲タイトルが歌詞に入っている引退直前の曲)だもん
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CUE!が終わってしまった要因・原因について語りだすと長くなるので割愛します。
それでもお別れの意のある曲をここまで明るく書いてくれたヒゲドラさんには感謝するばかりです。

だってだって僕らはずっと_Forever Friends.

アタシ♡カワイイ♡宣言!! / 姫坂乃愛(鬼頭明里)

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作詞・作曲・編曲:法戸祐樹
好きポイント:キトアカのロリ声 多動
ベストリリック

聞いて ちょっとちょっと ラブファンタジー
あたしが主役でヒロイン

アニメ「私に天使が舞い降りた!」キャラソンです。

マジでこのアニメ1話も見てないです。
ロリコン萌え豚向けアニメが本当に見れないので。
でもこの曲だけは大好きなんですよ。
鬼頭さん、力強いボイスと歌唱力の人だと思ってたら
こういう可愛い系の声でも歌えるんですね。
どうしても現地歌唱拾いたすぎて、
10月末に横須賀で行われた2ndワンマンライブに行きました。
早く申込しすぎてかなり前方の席を引いてしまいました。
サビでメリーゴーランド張りにぐるぐる回るのが楽しかったです。
この曲終わった瞬間に退場しました。

ときめきスクランブル / マヤノトップガン(星谷美緒)

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作詞:うらん
作曲・編曲:山口朗彦
好きポイント:朗彦 舌足らず歌唱 ラスサビ跳びポ
ベストリリック

ドキドキの滑走路 キミとなら行けるはず
わかる わかっちゃったんだ

ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」キャラソンです。

”わかっちゃった”かぁ~~~~~~~!!!!
イントロからSpread the Wings!!ばりの凄まじい朗彦節が響き渡ります。
見えます。白い歯を見せて笑っている顔面が。
この曲聞きたさにウマ4th追加公演ベルーナドームに行きました。
無事に聞けて満足して気が付いたら、もう人気のない西武池袋線に乗っていました。
もうウマ娘に未練は無いですね。

GYB!! / HY:RAIN(芹澤優,高瀬くるみ,久保田未夢,高柳知葉,香里有佐)

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作詞:ヤマダヒロシ
作曲・編曲:NA.ZU.NA
好きポイント:せりこミサイル 香里有佐キャノン 黒金蓮のバカ重感情歌詞 振りコピ
ベストリリック

ココロ半分 なくしたまんま笑ってるの
あなたが連れてったんだ 返してよ 今すぐに

アニメ「シャインポスト」挿入歌です。
今年のアイドルアニメは虹の2期とかスーパースターの2期とかで
ラブライブのイメージがありましたが、
実はこの「シャインポスト」、かなり面白かったです。
「トップアイドルになる!」というありがちな目標ではなく、
主人公の子たちがまず中野サンプラザホール」を満員にする、というかなり具体的な
目標を定めているところや、マネージャーが論理的に筋道立てて知名度を伸ばそうとする点、
特徴的なファンの描き方などかなり現実のアイドルを意識しているところが今までになく魅力的でした。
上の説明だとかなりガチガチなように聞こえますが、見てみるとギャグもシリアスもテンポよく進んでいくので
サクサク見れてしまいます。

主人公ユニット「TINGS」に立ちはだかる因縁のユニット「HY:RAIN」が劇中で披露するのがこの「GYB!!」です。

HY:RAINのセンター、黒金蓮(CV:芹澤優)はとあるキャラにとてつもない想いを抱いており、それが歌詞に如実に表れています。
また振り付けも独特で、なんと公式の振付師からダンスレッスン動画までアップロードされています。
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3月には実際に中野サンプラザホールでライブが開催されます。もちろん僕は昼夜参加します。
GYB振りコピ部、絶賛部員募集中です。

Make it! / i☆Ris

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作詞:森月キャス
作曲・編曲:渡辺徹
好きポイント:全て 南みれぃの変身バンク
ベストリリック

憧れはきっと明日の道しるべ
理想の自分がそこで待ってる
ためらわず前に踏み出そう
流す汗も涙もみな キラメキに変わる

アニメ「プリパラ」第1シーズンOPテーマ

Ready Smile!! / i☆Ris

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作詞:平朋崇
作曲・編曲:光増ハジメ
好きポイント:ギターソロ 神チャレンジライブのダンス
ベストリリック

さあステージにダイスキを抱きしめにおいで It's show time!

アニメ「プリパラ」第3シーズンOPテーマ

チクタク・Magicaる・アイドルタイム! / ゆい(伊達朱里紗)

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作詞:児玉雨子
作曲:michitomo
編曲:KOJI oba
好きポイント:ようこそハジケリスト雨子の世界へ ラスサビ転調
ベストリリック

形のないモノこそいつだってほしいよ!

アニメ「アイドルタイムプリパラ」挿入歌

キラッとスタート / Run Girls,Run!

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作詞:古屋真
作曲:オオヤギヒロオ
編曲:陶山隼
好きポイント:サビの大きく足を振り上げるところ 林鼓子ロングトーン
ベストリリック

ドキッと輝くドキドキ誰にでもあるから そうみんなプリチャンアイドル

アニメ「キラッとプリ☆チャン」第1シーズンOP

Dreaming Sound / 鈴木杏奈

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作詞:武田将弥・Cocoro(Dream Monster)
作曲:武田将弥(Dream Monster)
編曲:佐藤厚仁(Dream Monster)
好きポイント:鈴木杏奈パワー歌唱 「迷うこともやめ→たぁ↗」←強さを感じる
ベストリリック

出会いが人を繋ぐ
絆は想いを運ぶ道しるべ

アニメ「ワッチャプリマジ!」第1シーズンOP

えー、プリティーシリーズのプリパラ~ワッチャプリマジまでを全話見終え、
無事、ハマってしまいました...。
ストーリーはアイカツと比べると粗削りなんですが、
終わりまでの道筋がしっかりしているし、伏線もところどころに貼られているし、
常軌を逸したギャグもあるし、グレンラガンみたいな展開もある。
そう、プリパラは女児向けのグレンラガンなんです(?)。
エイベックス的なサウンドもかなり新鮮で聴く曲ほとんど好きになってました。
ただ、悲しいことにプリチャンシリーズのOPを担当していたRun Girls,Run!が3月で解散に。つらいです。
今はi☆Ris鈴木杏奈さんを心より応援してますし、
鈴木さんに関しては一刻も早くIDOL舞SHOWというコンテンツから脱却させてあげたいです

ファンタスティック・ロマンティック / I'mew(あいみゅう)

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作詞:利根川貴之
作曲:利根川貴之,坂和也
編曲:坂和也&Wicky.Recordings
好きポイント サビ前転調 振りコピ 吉乃椿の低音 ラスサビ跳びポ
ベストリリック

やりたいこと全部叶えられそう
数億の願いに いっそ溺れていいでしょ!?

アイドルグループ「I'mew」の楽曲です。

急にアニソン以外の曲を挟んでしまってあれなんですが、
この曲、というかあいみゅうの楽曲は全てアイドリープライドの月ストの
楽曲制作をされているWicky.Recordsによるものです。
つまり実質アニソンみたいなもんです。(暴論)
でも多分今年か来年あたりアニタイ取れそうな気がする。

夏にWickyFesという、星見プロ含むWickyにまつわるアーティストが
一堂に会すフェスがあり、僕は「月下儚美聴きてぇ~」くらいのノリで参加したんですが、
見事にI'mew楽曲にシバかれました。なんなら星見プロより満足してしまいました。
巷ではなんか床に寝転ぶ妙なコールが流行っているそうですが、何なんでしょうね。
イベント行くんですがいつもチキってチェキ取る前に退散してしまいます。
今年は1枚は撮れると、いいな!

・初めてだよこんな気持ちにさせてくれたのは恋。 / I'mew(あいみゅう)
www.youtube.com
作詞:利根川貴之
作曲:中島靖雄
編曲:Dr.Usui & Wicky.Recordings
好きポイント:切ない恋心 サビ前の「デデデデ」 ガンダムエピオン部は廃部
ベストリリック

君は君の道を行くの  
君は君の夢をみるの  
気づいてるの別の道だと

シンデレラストーリー / 芹澤優

www.youtube.com
作詞:藤井健太郎(HANO),yuiko
作曲・編曲:藤井健太郎(HANO)
好きポイント:繊細な藤井健太郎 サビに「make it!」はダメだって 2サビキャンセル せりこミサイル
ベストリリック

真っ白なドレスも 染め上げて目立っていこう
自分の色で輝きたい Princess

芹澤優1stフルアルバム「YOUr NO.1」収録曲です。

2022年ノミネート最終曲にして、最優秀曲です。
いやまあ2年位前からヒロインズドラマを上げるくらいには歌声自体好きだったのですが、
2022年に芹澤さんが出演されてる作品を立て続けに見ることも多く、
ちゃんと好きな声優さんの一人になってしまいましたね。

色々と振り返っていますが、一番印象的な現場が12月のプリティーシリーズライブ冬です。
僕がヒロインズドラマに出会ってから3年の時を経て、ついに現地で、生歌唱を浴びることができました。
ヒロインズドラマという曲自体はもとより人気が高いのですが、単に曲としての強さだけでなく、
芹澤さんがプリティーシリーズにまっすぐ向き合ってくれてる人だからというのもあると思います。

2022年冬をもって、プリティーシリーズのアニメ放映は休止となっています。
みなさんが居る限り、プリティーシリーズは永遠ですわ!
プリティー冬のトロッコの上で、赤城あんなに扮する芹澤さんがヒロインズドラマの間奏で述べた言葉です。
この言葉に、救われた人も多いのではないでしょうか。少なくとも僕は救われました。

このシンデレラストーリーという曲は憶測ではありますが、「make it!」や「Princess」など、
芹澤さんがプリティーシリーズで演じられてきたことを踏まえての歌詞が多く入っています。
芹澤さんはソロ活動は5年以上されているものの、10月に発売のアルバムが1stアルバムとなります。
プリティーのアニメがない以上、その仕事で演じる機会も無くなる。
みれぃやあんなとしての芹澤優に会えなくなる。
それを感じさせないための曲が、シンデレラストーリーだったのではないでしょうか。
願えば、いつかはまた会える。これは芹澤さんからのメッセージなのかもしれません。

誰よりも自分を信じてるから

以上、全25曲が2022年の大賞ノミネート曲です。
豊作でした。2021年以前の曲を抜いたとしても正直、豊作すぎました。
震えてます。あまりの良曲の多さに。

では、2023年も素晴らしい楽曲達に出会えることを願って__

また来年~~~~~~~

二郎重忠

【TCG】リステトレカ第1弾「稀星学園文化祭」全カードリスト&評価【Lv1,2編】

お久しぶりです。二郎です。

 

本当は昨日記事出すつもりだったんですが、仕事終わってからあまりの眠さに耐えきれず落ちてしまいました。

今回はリステトレカのLv1,Lv2のカードについて考察と評価をしていきます。

前回はこちらから。

jiro-shigetada.hateblo.jp

 

 

評価値は10点満点で、大まかな基準としては

0以上5未満:「わざわざ採用するほどではない。好きなアイドルなら入れてもいい」

5以上7未満:「強くも弱くもないが構築上必要」

7以上10以下:「明確に同Lv帯のカードと比べて強みがある。環境なら必須」

といった感じです。

Lv1 アイドルカード一覧(全3種)

前回の記事でも触れたとおり、Lv2,3の高IPPを持つアイドルに成長させる上でLv1は必須、かつデッキ内に相応の枚数を投入しなければデッキが機能不全に陥ってしまうので、現状すべてが採用必須カードとなります。

IPPは2000、すべてレッスンカードで統一されています。

白鳥天葉[Maid cafe]

IPP:2000

レッスン:ステージに『トロワアンジュ』がいるなら、山札から2枚引く。

評価 9.5/10.0

レッスン効果は、場にトロワアンジュが1人以上という、かなり緩い条件で2ドローができるというものです。

ゲーム序盤ではレッスン時効果よりも、場に出して成長元としていくのが定石となります。が、Lv3以上が多くなった終盤、1ターンの間にどれだけ高いIPPを捻出できるかとなった際にこの2ドローが輝きます。

後述するライブカードを引くことで、センターのアタックのみで上回って1点、残ったサイドのアイドルたちのIPPを合計して2点、3点...と与えていくことも視野になります。

ライブカードを引けなくとも、Lv3アイドルカードを引きcipでさらなるアドバンテージを稼いでもよいでしょう。

 

IPP:2000

レッスン:ステージに『トロワアンジュ』がいるなら、山札から『白鳥天葉』か『緋村那岐咲』を1人手札に加える。

評価 10.0/10.0

とてつもない汎用カードです。

発動条件は上記の天葉、下記の那岐咲と同じでありながら、天葉か那岐咲を手札に加えられるという効果。

すなわち奏は状況に応じて天葉の効果も那岐咲の効果も選んで使用できるということです。

選択肢が多いカードが、弱いわけがないんです。

具体的には上述の2ドローか、後述する打点3000上昇かの択を取れます。

安定して打点を取りに行きたい場合は那岐咲を、アドバンテージを重視したり「トップからLv3アイドルとライブカードが引ければ勝てる」というような場面では天葉で2ドローするのがよいでしょう。

盤面のアイドルをすべてLv2以上にしてしまうと、発動条件を満たせず、手札に来たトロワアンジュが腐ってしまうため、1人だけLv1トロワアンジュを残しておくというプレイングができるかどうかがカギになります。

 

緋村那岐咲[Maid cafe]

IPP:2000

レッスン:ステージに『トロワアンジュ』がいるなら、ステージのアイドルを3人選び、IPPを+1000する。

評価 9.5/10.0

単純でありながら、合計打点3000増強はシンプルに強いです。

他の打点増強と違い格段に発動条件が緩く、対象をセンター・サイド問わず指定できます。「自センターのIPPが既に相手センターのIPPを超えている」といった場面でも、サイドに振ることでさらにアタックを通せるチャンスができるので、非常に使い勝手がいい1枚です。

 

Lv2 アイドルカード一覧(全4種)

Lv2のIPPは3000、かつライブカードで統一されています。

ライブカードは

・自身のライブフェイズ開始時に1回だけ手札から使用する。

・センターでのアタック時に山札上から捲れた際に発動条件を無視して使用する。

・相手からの被アタック時に山札からプレッシャーゾーンに置かれた場合に発動条件を無視して使用する。

の3通りの使い方があり、主に2つ目と3つ目で偶発的に使用するのが基本となります。

 

坂東美久龍[Spring in the air!]

IPP:3000

ライブ:センターが『テトラルキア』なら、センターのIPPを+6000する。

評価 10.0/10.0

リステトレカ環境を決定づけるカードで、常に互いの山札に『美久龍がある』ことを意識して対戦する必要があります。

IPP増強札は多くありますが、その中でも破格となる1枚で6000もの打点増強。

相手センターがLv3の8000であっても、こちらのセンターがLv2の3000で、手札からライブとして使用するか、トップから美久龍をめくることで9000打点となりダメージを与えることができます。

とはいえこのカードの最も強い点は防御札としての一面でしょう。

相手からのアタックが通ったと仮定します。その際自身の山札の上からプレッシャーゾーンに1枚置かれますが、そこで美久龍がめくれるとセンターが突然6000打点上昇します。

Lv3なら自身の強化も加味して14000~15000程度になります。

センターがこうなってしまうと、相手からすればLv3相当のアイドルを2体以上パフォーマンスに使用しないとアタックを通せない状況になり、ゲームプランを大きく狂わせることができます。

詰めに行く際は相手ステージ、プレッシャーゾーン、バックステージの美久龍の枚数をよく確認しておくとよいでしょう。

 

評価は文句なしの10点です。

ちなみに僕は18パック剥いて美久龍が6枚出ました。

 

南風野朱莉[Spring in the air!]

IPP:3000

ライブ:センターが『テトラルキア』なら、山札から『テトラルキア』を1人手札に加える。

評価 8.0/10.0

手札から発動する場合、1ターンに1枚しか使えないライブカードの特性上、「次ターンに確実に発動したい『テトラルキア』ライブカードを持ってくる」という運用になり、テンポ的には遅くなってしまいます。

どちらかといえば相手からのアタックによりプレッシャーゾーンに置かれた際、返しのターンに使用できる美久龍やハクを持ってきてカウンターを決める、というのが最も強い運用になるでしょう。

考え方によっては5~8枚目の美久龍・ハクとなるため、やや高い8.0点としました。

 

城北玄刃[Spring in the air!]

IPP:3000

ライブ:センターが『テトラルキア』なら、山札から『テトラルキア』を1人手札に加える。

評価 5.0/10.0

かなり運用の難しいカードです。

一見すると1枚で3枚ハンドアドが増える爆アドカード、のようにも見えますが、ライブカードの発動タイミングを考えると、非常に嚙み合っていない能力だといえます。

まず自身のライブフェイズ開始時に発動した場合、手札は3枚増えますが、そこでライブカードを引いたとしても、既に玄刃を発動しているためそのターン中は使えません。

次に相手からのアタックでプレッシャーゾーンに置かれた場合、手札は増えますが他のライブカードと違いIPPを高める能力を持っていないため、防御札とはなりえません。

 

最も輝くのは自センターアタック時にめくれた時に、ノーコストで3ドローになる点でしょうか。序盤のセンターがLv1などの時に打てれば、運次第ですが大幅なアドバンテージとなります。

注意しなければならない点として、「アタック時にセンターのLvの数分山札をめくり、ライブカードがあれば強制で発動し、めくったカードをすべて手札に加える」というリステトレカのルールがあります。

もしLv3のセンターアタック時に玄刃がめくれるとどうなるでしょう。

3枚めくり、玄刃がめくれたのでさらに3枚ドロー、計6枚のドローとなります。

膨大なアドバンテージを稼いでいますが、アタック前の時点で手札を3枚以上抱えていると、エンドフェイズ時の手札が9枚以上となり、8枚になるよう手札を捨てなければいけません。

玄刃を採用して高Lvでアタックを仕掛ける際はなるべく手札を消費してしまった方が良いでしょう。

リステトレカで唯一「相手ターン中に干渉できる」ライブカードの特性という点で見ると、Lv2を削るとなった時に真っ先に採用外となる1枚だと思います。

手打ちは安定しませんがドローソースとしては強力なので1~2枚程度の採用が良いと思います。

 

西舘ハク[Spring in the air!]

IPP:3000

ライブ:センターが『テトラルキア』なら、ステージのアイドルを4人選び、IPPを+1000する。

評価 6.5 / 10.0

IPP増強系の1枚で、4人に1000ずつ割り振ります。

美久龍が防御よりのライブカードだとすれば、ハクは攻撃よりのライブカードと言えるでしょう。

相手場センターが8000、こちらの場に8000のアイドルが3体以上存在する場合に発動できれば、相手が山札からIPP増強系をめくらない限り、9000になったアイドルが3体以上存在することになるため、3回以上アタックを通すことができます。

逆に相手からのアタックでプレッシャーゾーンに置かれても、センターを1000しか上げることができないので美久龍に比べると防御性能は低いです。

ゲーム終盤の詰めの段階で強いですが、それ以外にあまり強みを見出しにくく、朱莉からのサーチも可能であることを考えると4枚は多く、1~3枚程度の採用に抑えてよいでしょう。

汎用性は少ないことから6.5点としました。

 

次回はお待ちかねのLv3の解説をしていきます。

【TCG】リステトレカ第1弾「稀星学園文化祭」全カードリスト&評価【Lv0編】

お久しぶりです。二郎重忠です。

 

2022年6月5日、12日に開催されたライブ「Re:ステージ!稀星学園文化祭」、最高でしたね。

僕は昨年初めてリステージに触れたため初のライブ参加となりましたが、大変満足でした。

これまでのオタク人生で触れたライブの中でもトップクラスの完成度と一体感で、

コンテンツライブとはこうあるべきだ」というものの正解を見せつけられたような気がします。

未だにカナリア→せーので跳べって言ってんの!の衝撃で体が軋んでいますが、そこらへんの話はまたおいおいしていこうと思います。

 

さて、今回は表題にもある通り、「リステトレカ」についてのカード評価と環境について徹底的に考察していこうと思います。

 

リステトレカって、何?

そもそもなんなんでしょうか、リステトレカって。

言っておきながら、実は僕もあまりよく理解していません。

順を追って説明します。

先述した「Re:ステージ!稀星学園文化祭」の物販の1グッズ、それがリステップトレカ、

通称リステトレカです。(リスカと略すのはやめましょう)

リステに登場する主要アイドル(KiRaRe,オルタンシア,Stellamaris,TROISANGES,Tetrarkhia)18人が各1種ずつ、

シークレットカードとして今回のライブで初披露された新曲「ちぐはぐメロディ」、「Sin City」を意識した特別ユニットのカードが全2種、計20種のカードが存在します。

値段はランダムに3枚入りで1パック500円(税込)です。

 

6/5の高尾校公演の時点では、まだルールは制定されておらず、

「なんかカードゲームっぽく遊べそう」くらいの認識でした。

 

大きく動いたのが6/15、リステ公式Twitterから突如として「リステップトレカ公式ルール」が発表されます。

ルールを発表しておきながら、「好きなように遊んでいい」と豪語する器のデカさに、リメンバーズ(リステのファン)たちは戦々恐々。

公式が提示するルールでは「1デッキは40枚」とあるので、最低でも14パック7000円、構築ルールの「同名カード4枚以上は使用不可」も考慮するとより多くの金額がかかることになります。

 

そして、翌日の6/16に公式ルールが更新されます。

初版では「レッスンフェイズにおけるアイドルのレベルアップ」において、

Lv0からLv1を介さずにLv2,Lv3のアイドルに成長できる、ともとれる文章だったのが修正され、「Lv0から成長できるのはLv0かLv1」のように、「成長元と同じか1つ高いLvにしか成長できない」ルールであると明文化されました。

 

本記事では上のトレカの公式ルール[ver1.0.1]に則ってカードプール、環境を考察していきたいと思います。

 

構築における問題点

で、早速カード評価に入っていこうとも思ったのですが、大前提として、

このカードゲームのプールには致命的な欠陥があります。

それがLv1カードの枚数

先の項で、アイドルの成長ルールについて触れましたが、このゲームのLvは0~3の4段階に分かれています。

現プールではそれぞれのカードがどのLvなのかを把握しやすいよう、

どのアイドルが何Lvかは、ユニットごとに固定となっています。

で、その分け方というのが

Lv0:Stellamaris,オルタンシア 計5種

Lv1:TROISANGES 計3種

Lv2:Tetrarkhia 計4種

Lv3:KiRaRe ,ちぐはぐメロディ,Sin City 計8種

 

お分かりいただけたでしょうか

強力なステータスを持つLv2,3のアイドルに進化する前段階で必要なLv1のアイドルが、

現時点で3種しか存在していません。

まだ環境考察は進めていませんが、おそらく構築上トロワ3種12枚を揃えるのがこのゲームを始める上での第1の難関です。

 

ちなみに僕は天葉2枚、奏3枚、那岐咲2枚の8枚しか揃っていません。

もう終わりだみぃ。

 

ちなみに本校公演夜の部 開演前にリステトレカ第1弾は物販から売り切れました。

今後再販のお知らせが無い限り、メル〇リなどで高騰するのは間違いありません。

 

大雑把なルール解説

本記事ではリステトレカのルールの説明については詳しくは行いません。

頑張って上のルールを熟読してください。

ある程度TCGに慣れている方向けに簡単に言うならば、

ヴァイスシュバルツと(昔の)遊戯王の融合」といったところでしょうか。

相手の山札にアタック(攻撃)を通して、10回通した方が勝ち」という点は非常にWSに近いです。

WSではアタックフェイズにおいて、相手の山札にダメージを与えにいくか、それとも相手場のキャラを倒して次のターンにアタックされないようにするか、という選択肢があるのですが、

このリステトレカにおいては後者の「盤面を取る」という概念がありません。

要はこちらから相手場に干渉する手段がなく、全ての攻撃が相手山札へのアタックとなります。

そして攻撃が通る・通らないの判定に使われるのが、お互いのセンターアイドルが持つIPP(アイドルポテンシャルポイント)の数値になります。

自分場のIPP合計が相手場のセンターアイドルIPPより下回っていればダメージを与えることすらできません。(一応、センターアイドルはトップからのライブカードで上回れる可能性があります)

ここらへんのやりとりは最初期の生け贄なしで出てくる青眼の白龍が最強だったときの遊戯王感がありますね。

 

本記事におけるルールの解釈について

公式ルール[ver1.0.1]で若干のルール整備がされてはいますが、

それでも「明記されていない」ことで細かい挙動においてプレイヤーごとに解釈の違いが生まれてしまいます。

本項では現時点での不明なルールを列挙し、「当記事ではこういう裁定である」という仮裁定を用意して次項からカードを評価していきます。

・1ターンに登場できるLv0アイドルの枚数に制限はあるのか。

明記されていませんが、おそらくLv0であるならば制限はないと思われます。

仮に1ターンに1枚しか出せない場合、手札が余りまくります。

オマージュ元となっているであろうWSに準じて、登場枚数は無制限と解釈します。

・センターステージ、サイドステージのアイドルを移動させることはできるのか

先述の「現プールではユニットごとにLvが固定」ということを考えると、センターのアイドルを順々に成長させると最終的にはKiRaReになります。

ですが、ライブカードの手札からの発動条件「センターがテトラルキアの場合~、」を満たそうとした場合、センターがLv3(=KiRaRe)で固定されてしまうと、発動する機会がずっと訪れないことになってしまいます。

オマージュ元となっているであろうWSに準じて、レッスンフェイズ中のみ無制限にアイドルのセンター・サイドを入れ替えることができる。(ただし、センターに置かないということはできない)と解釈します。

 

ということでお待たせしました。ようやくカード評価です。

とりあえず今日はここまで書くのにも疲れたのでLv0のみ紹介しようと思います。

評価値は10点満点で、大まかな基準としては

0以上5未満:「わざわざ採用するほどではない。好きなアイドルなら入れてもいい」

5以上7未満:「強くも弱くもないが構築上必要」

7以上10以下:「明確に同Lv帯のカードと比べて強みがある。環境なら必須」

といった感じです。

 

Lv0 アイドルカード一覧(全5種)

身もふたもないことをいうと、Lv0のアイドルの一番の仕事は「Lv1の成長元」になるということなので、性能的には本当に大差ないです。IPPは1000で統一されています。

また、すべてのカードが現状「レッスンカード」にも属しています。

遊戯王で言う魔法カードのようなものです。

式宮碧音[Cheerleader!]

IPP:1000

レッスン:ステージに『ステラマリス』が3人以上いるなら、

ステージのアイドルを1人選び、IPPを+2000する。

評価 5.0 / 10.0

 

一条瑠夏[Cheerleader!]

IPP:1000

レッスン:ステージに『ステラマリス』が3人以上いるなら、

サイドを2人選び、IPPを+1000する。

評価 5.0 / 10.0

 

ステラマリスの左側の人岬珊瑚[稀星学園蹴球対抗戦]

IPP:1000

レッスン:ステージに『ステラマリス』が3人以上いるなら、

センターのIPPを+3000する。

評価 5.5 / 10.0

 

本当に大差ないです。

一応IPP上昇値でいうと珊瑚が一番コスパが良いのですが、なにしろ『ステラマリス』を3人以上ステージに揃えるということ自体再現性が低く、

わざわざステラマリスを場に揃えるくらいなら次ターン以降順当に成長させた方がIPP効率がいいです。

次弾以降でLv2以上のステラマリスが登場したら評価が上がると思います。

 

伊津村紫[Summer is in the air!]

IPP:1000

レッスン:山札から『伊津村陽花』を1人手札に加える。

評価 6.5/ 10.0

 

伊津村陽花[Summer is in the air!]

IPP:1000

レッスン:山札から『伊津村紫』を1人手札に加える。

評価 6.5 / 10.0

 

「萌えタンシア、オル~~~~~~」

お互いにサーチができるという現時点では無二の能力を持っています。

一見強そうに見えますが、レッスンカードの特性上このカードを手札から切って山札から1枚サーチしているだけなので、山札を1枚圧縮しているだけになります。

現状のプールではわざわざこんなことをするより、単に場に出して打点&次ターンの成長元にするのが最もベターな使い方になります。

が、ステラマリスの3人と比べて高く評価しているのには理由があります。

それは圧倒的な将来性の高さ。

ありとあらゆるカードゲームにおいて、「墓地を肥やせる」というのは非常に強く、

特にそれが顕著な遊戯王においては、「墓地は第2の手札」とまで呼ばれています。

手札を減らさずに墓地を肥やせる。それもターン制限なく山札から萌えタンシアがいなくなるまで。

明らかに今後刷られるカードによって化けることが期待できます。

リステトレカにおける墓地、バックステージからアイドルを登場させるカードが出たら、早期の展開手段としてコンボに使われるでしょう。

また、サーチするテキストは「伊津村紫/陽花」としか書かれておらず、[Summer in the air!]である指定がないため、今後Lv1以上のオルタンシアが登場すればそれらをサーチできる非常に汎用性の高いカードとなるでしょう。

 

とはいえ現時点ではそうしたコンボができないため、必須とまではいかない6.5点としました。

 

次回はLv1、Lv2のアイドルの評価をしていきます。

【雑談】アイ(マス/プラ)のオタクが突然アニメ虹ヶ咲を全話見てしまった話【虹ヶ咲】

どうもお久しぶりです。二郎です。

 

今年に入ってから初の更新になりますね。どんだけ書く時間なかったんでしょうか。

労働はクソ。

 

というわけで今回は表題の通り、アニメラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会を今更見たよ、という話です。

 

改めて自分の声優回りに関するオタク遍歴を紹介しますと、

アイマス歴9年。大学生以降はほぼ毎年現地ライブ参加。765AS、デレ、ミリ、SideM、シャニの現地経験あり。

シンデレラガールズを「346プロ」という括りにされると渋い顔になりすぎて渋谷凛になる。(346プロの呼称が出てくるのはあくまでアニメシンデレラガールズ内のみであり、モバマスデレステとはパラレルという自説に囚われている。)

現在は主にミリとシャニ。

 

jiro-shigetada.hateblo.jp

 

ウマ娘歴4年。アニメ1期の頃から覇権だと思ってました。4thで初現地。

ゾンサガ歴3年。アニメが文句なく面白い。劇場版楽しみ。21年9月に初現地。

アイカツ!歴2年。カレンダーガールで2mくらい飛んだ。アイカツを見る前にバンナムフェス1stに行ってしまったことを未だに悔やんでいる。

CUE!歴1年半。一周年ライブでアニメ化が発表されたのをきっかけにアプリを始めたら半年でサービス停止になってしまいました。10万円くらい課金してました。再開待ってます。

アイプラ歴1年。LizNoirは至高。#月下儚美振りコピ部

今一番推しているコンテンツ。

 

jiro-shigetada.hateblo.jp

 

Re:ステージ!歴半年CoD公演の直後くらいにハマりだす。

Angel & Princessとテトラルキアに脳を焼かれている。今年は6月の現地行きたい。

アイドールズ!歴4ヶ月。もっと知られてほしい。コラボクリスマスケーキの販売以降動きが無い。

セレプロ歴4ヶ月。アニメが本当におもんない。SELECTION HEROINEとNOiSY MONSTERのためだけに仕方なく追っている。

 

jiro-shigetada.hateblo.jp

 

少女☆歌劇レヴュースタァライト

がっつり追っているわけではないが、昨年の劇場版公開と本多友紀(Arte Refact)楽曲に釣られて履修。ミュージカル公演も面白い試みだと思うけど純粋に曲が好きなので曲だけのライブもやって欲しいよ、ブシさん。

 

jiro-shigetada.hateblo.jp

 

 

羅列したらキモすぎて泣いちゃった(ちいかわ)。

 

で、なんでこんなサイゲームスの犬みたいなオタクが急にラブライブの1コンテンツに手を出したのかですが、ちゃんときっかけがあります。

それはウマ娘4th二日目の前日。

 

セイウンスカイ役の鬼頭明里さんがゲスト枠で出演されていたので、9割以上の確率でソロ曲「気まぐれTuning Heart」が披露されると思っていました。

が、披露されませんでした。

このままではキトアカ欠乏症に陥ってしまう恐れがあるため、緊急措置的にアニメ虹ヶ咲の視聴が開始されました。

(注:ウマもリステも追っていて単独2ndライブ「MIRRORS」現地にも行ったが決して鬼頭明里のオタクではない。)

 

 

 

 

ラブライブのイメージ

ここまで声優オタクオタクしてる僕がラブライブシリーズを追ってこなかったのには、いくつか理由があります。

ここを主題にしたいわけでは無いので、詳しい説明は省きます。

①目のキラキラした光の多い描き方が苦手。顔の区別がつかない(アイマスも大概だけど)。

②一部のイキったラブライバーさんのキツさ(イキりアイマスPも大概だけど)。またファン同士の間でUO禁止したりペンライトの色を強要したりと、現場での振る舞いをガチガチに縛り合っている印象。

ブシロード木谷があまり好きではない。

 

ただ、アニメ虹ヶ咲のキービジュアルを見た感じでは①のラブライブっぽい目の描き方がされてなかったので、抵抗なく見続けることができました。

②、③に関しては作品の内容とは関係ない外部的な要素でしかないので、純粋にアニメ虹ヶ咲を楽しむという点での障壁はすべて取り除かれています。

 

以下、ツイッターに垂れ流した感想を拾いながら本編について僕視点で振り返ります。

普通にストーリーについて言及します。未視聴の方は自衛してください。

 

第1話『はじまりのトキメキ』

 

優木せつ菜のCHASE!という曲が、あまりにも強かったです。

楽曲のオタクなので、まだ内容を掴み切れていなくても強楽曲で殴られると母親だと勘違いしてついていってしまう習性があります。

ラスサビも歌唱されているのが素晴らしいですね。「弾みだした 思いは嘘じゃないよ」と「Woh yeah~」が重なるのがマ~ジで好きです。

 

物語の舞台はお台場で、国際展示場が学校に魔改造されてるのは興味深いですね。僕もイベント関連でお台場には結構行くので、ちらほら見覚えのある施設が出てくるとウキウキしてしまいます。

 

1話は上原歩夢と高咲侑が優木せつ菜のパフォーマンスを見たことでスクールアイドルという概念に触れ、歩夢はスクールアイドルとして活動すること、侑はスクールアイドルを支えていくことを決意するまでが描かれています。1話というより0話に近い気がします。

後々調べたら侑はアニメ版でプレイヤー視点として追加されたキャラだったそうで。

最初の歩夢とイチャイチャするシーンであまり感情移入ができず、彼女たちの世界が作られていたので気付きませんでした。

ですが、スクールアイドル一人一人を描いていくうえで、最も視聴者に近い目線を用意してくれるのはシリーズ未履修者にも優しくて助かりました。

 

 

歩夢が侑にスクールアイドルになる決意を話すシーンから、突然歌唱パートが始まったのにはアイマス勢として衝撃でした。

今まで僕が見てきた多くの作品での歌唱パートは、ライブシーンであったり、本編内でキャラが歌うわけではなく挿入歌としてだったりが多かったので、びっくりしました。

 

で、ED『NEO SKY,NEO MAP』

めばち先生の絵はシンプルな線で構成されていながらも表情の機微に富んでいて、かつ動きの無い一枚絵でも映える魅力があるのでEDに最適なんですよね。

有識者によると衣装などのデザインワークスはすべて手掛けられているそうで。ありがとうめばち先生。

 

第2話『Cutest♡ガール』

よくオタクに腹パンされている印象のある中須かすみが出てきました。

推しにはなりませんでしたがこういうコメディリリーフ的なキャラは見ていて安心できるのでありがたいですね。(cf.CUE!における明神凛音)

 

で、2話からOP『虹色Passions!!』

youtu.be

 

サビの振りがあるパートも、ドローンカメラみたいに視点がバンバン動いていくんですが、テロップが顔と重ならないようにうまいこと配置されてるのが工夫されていて良いですね。

あとちゃんと一人一人の名前と顔を覚えてもらうパートが入ってるのが本当に偉い。

 

2話ではかすみんが一度廃部になったスクールアイドル同好会を立て直すため、歩夢と侑をメンバーとして誘ったり、コッペパン出したりしてる様子が描かれます。

その中で、かつて優木せつ菜に強いられた「アイドルはこうあるべき」というスタイルの強要を、無意識に自分も歩夢に行っていたことに気づき、このままでは同好会が復帰しても...と迷走、しかし、歩夢は自身で自分のスクールアイドルとしてのスタイルを見つけており、また侑のスクールアイドルへの熱意が後押ししたこともあり、3人で再び同好会設立に向けて動き出します。

そしてED後、同好会の元メンバーが生徒会長室に集まり、これまで同好会の活動を阻止していた生徒会長、中川菜々(名前に「な」が多すぎる)が同好会の元メンバーにして歩夢と侑が関わることになるきっかけとなったアイドル優木せつ菜であることが示唆されて終わります。

引きを作るのが上手すぎる。

 

第3話『大好きを叫ぶ』

優木せつ菜の回です。一番好きな回です。

元メンバーに問い詰められるも、「私はスクールアイドルを辞めた。続けるなら私抜きでやって欲しい」と今後の復帰を否定。

明くる日、音楽室のピアノで侑が「CHASE!」のメロディーをなぞっていたことから、スクールアイドルの話に。菜々=せつ菜だと気付いていない侑とのやり取りはコメディ的でもありながら、優木せつ菜がスクールアイドルに対して抱いていた、メンバーと衝突するほどの熱い思いが中川菜々越しに吐露される非常に印象深いシーンです。

ここで背景設定であるスクールアイドルの甲子園的な全国大会「ラブライブ」についての詳細が語られます。

その後、同好会復帰の許可は得たものの、再度集まったメンバーたちはやはり優木せつ菜に戻ってきてもらいたい。侑は単身、菜々=せつ菜に同好会に戻って欲しいと懇願します。

私が戻ったらまた衝突してしまいラブライブに出られない」と頑なに拒否するせつ菜に対し、侑は「だったら、ラブライブなんて出なくてもいい。せつ菜の歌が聞ければいい」と言い放ちます。ほぼエゴ丸出しのせつ菜ファンです。

このセリフで本格的に「あ、虹ヶ咲は本当に今まで築かれてきたラブライブ!を根底からひっくり返しに来たんだな」と気付きました。今作から見始めた奴が言うのもおかしな話ですが。

アイマスで言うとプロデューサーが「トップアイドルにならなくていい」って言うようなものですからね。

自分のわがままであっても、やりたいと思うことを否定しないという侑に、中川菜々は優木せつ菜として再びスクールアイドルになることを決意。

「はじまりの歌」としてDIVE!を披露します。

その歌声はとある生徒たちにとって、かつてCHASE!を聞いた歩夢と侑のように、スクールアイドルへの憧れを抱かせるものでした。

 

第4話『未知なるミチ』

せつ菜も合流し活動を再開した同好会のもとに、情報処理学科の宮下愛と天王寺璃奈が現れます。先日のせつ菜のパフォーマンスを見たことで、同じようにスクールアイドルとして輝きたいという思いを持ち、同好会に入部します。

ギャルなのに情報系という宮下愛の回です。

新しく入った二人に、スクールアイドル同好会の活動内容を教えていきながら、メンバーたちも二人に刺激を受けていきます。あまりの刺激にせつ菜は早口オタクになります。

新たな体制となった同好会で、せつ菜は同好会一人一人がソロのアイドルとして活動することを提案。勉強やスポーツが得意な愛だったが、それら以上に規則・基準の見えないスクールアイドルのソロ活動に不安を覚えてしまいます。

しかし、元々の同好会メンバーであるエマ・ヴェルデの言葉を受け自分の良さを再発見し、ソロという「未知なるミチ」へ踏み出す思いも込め、『サイコーハート』を歌います。

この曲も好きすぎる。踊れたら絶対楽しい。

俺も太陽になりたいよう。

 

4話視聴まで、まだ推しがいない状態だったのですが、このあたりから低音イケボ姉さんの朝香果林とエマ・ヴェルデあたりが気になり始めてきました。

アイドルをスケベな目線で見るな😡

 

第5話『今しかできないことを』

見計らったかのようにエマヴェルデ回が来てしまいました。一番好きな回です。

冒頭ではエマと果林の馴れ初めが描かれます。エマは「果林もいっしょにスクールアイドルになって欲しい」という思いを抱いていましたが、果林はモデルの仕事があることもあり拒否されてしまいます。

ですが、たまたま見てしまった果林の回答したアンケート用紙を見て、普段気丈に振舞っている果林の本心、そしてスクールアイドルへの興味が明らかになります。

玄関口で果林の手を強く取り、今までのエマからは想像もつかない勢いで放たれる「(一緒に)来て」で完全に僕はぐっちゃぐちゃになってしまいました。

エマかりオタク、爆誕です。

果林の内に秘められた想いも叶えたいエマと、

エマの前であっても自分の築いてきた外面を崩そうとしない果林。

ここからの二人によるクソデカ感情ぶつけ合いバトルは僕の文章力では手に負えません。今すぐ虹ヶ咲を見てください。そして、脳を焼かれてください。

「La Bella Patria」、今調べたら「美しい故郷」って意味だったんですが、これはもう完全に果林と実家にご挨拶に行ってることの暗示ですね。

エマの持つスクールアイドルとしての輝きを目にし、「自分にもスクールアイドルができるだろうか」という果林の問いに、エマは『答え』とは言えない曖昧な言葉で返します。

やりたいと思った時から、きっともう始まってるんだと思う。

その言葉を聞いた果林は小さく「うん」と頷き、不安の一切ない笑顔を見せるのでした。

 

アニメ界でも屈指のEDへの入り方だと思います。

果林のアンケートの回答を見て動き出したエマと、最後にエマに問いを投げかける果林が対比構造になってる(気がする)ので、本当に美しい締め方です。

ED終わりも濃厚なエマかりを見せつけられます。

 

第6話『笑顔のカタチ(„>▿<„)』

ガジェット系スクールアイドル天王寺璃奈の回です。

冒頭では愛との馴れ初めと、人並みに感情を表情に出せないことへのコンプレックスが描かれます。

璃奈もソロステージを行うことになり、セルフプロデュースや、同好会メンバーの助けも借りつつ、「これまでの自分を変えるために」ライブへ着々と準備を進めていきます。

しかし同学科の生徒をライブに誘おうとした際、窓に映る自分の無表情に気付いてしまい、再びコンプレックスに苛まれて「自分は変われない」と殻に引きこもってしまいます。

それでも、メンバーたちからの「できないことよりも、できることに目を向けよう」という声に勇気づけられ、ステージに立つことを決意します。

個人的にここのシーンで、数学が得意な宮下愛さんの「(時間が許す限り)一緒に考えてみようよ」というセリフが好きです。答えが出ていなくても諦めない、『サマーウォーズ』の健二君に通じるものがあると思います。(筆者はサマウォ好きすぎて大学の数学科を出ている。)

璃奈は自分の感情を簡素なドット絵で表す「璃奈ちゃんボード」を開発してライブに臨みます。技術力が高すぎる。

ぶっちゃけ現地民に殴られてもいいから振りコピしたい。

ライブ後、ファンとつながれたことを実感した璃奈は、今後も”自分なりのやり方”でスクールアイドルを続けていくのでした。

 

第7話『ハルカカナタ』

虹を見始めた本来の目的である鬼頭明里成分大量摂取の時間です。

近江彼方の回です。一番好きな回です。

というかここらへんで初めて知ったんですが名字は「このえ」って読むんですね。ずっと「おうみ」って読んでました。

これまで同好会の活動中でずっと眠そうにしていた彼方先輩ですが、その理由が毎朝妹の近江遥のために朝ごはんやお弁当を作るなどの家事をしていたためと明らかになります。

ある日、遥は「お姉ちゃんが同好会で活動している姿を見たい」と見学を申し出ます。

遥は東雲学院という別の高校で既にスクールアイドルとしてデビューしており、霧矢あおい張りのドルオタとなってしまった侑は大興奮。

家では見られない彼方の特訓する姿や同好会のもてなしに、遥も満足していたが、普段通り居眠りをしてしまう姉の姿まで見てしまいます。

自分がスクールアイドルとして活動する中、姉はそれに加えて自分の面倒まで見ている。そのことに負い目を感じてしまった遥はスクールアイドルをやめることを宣言します。

妹がスクールアイドルをするために献身する姉と、

姉のためにスクールアイドルを辞退する妹。

妹に活動を続けてもらいたいと思うことは姉のわがままなのか、葛藤する彼方に果林は言います。

それってわがままじゃなくて、『自分に正直』って言うんじゃない?

さすが、5話まで本音を隠し続けてきた女は言葉の重みが違う。

お互いに相手の幸せのために、自分の幸せを犠牲にしようとする似たもの姉妹だったんですね。

今までこの曲を雰囲気だけで好きだったんですが、歌詞見たら「ハルカカナタ 遠く飛ぼう」という姉妹の比翼連理が歌われている曲だと分かりますます好きになりました。

近江姉妹は、お互いを高め合えるライバルとして、スクールアイドルを続けていくことを誓います。

 

第8話『しずく、モノクローム

桜坂しずくの回です。一番好きな回です。

冒頭、しずくは舞台上の女優に扮し、みんなに歌を歌いたいという思いと、それを否定している思いとが交錯していることが明らかになります。

あなたは、私だもん

あなたは...私...?キミは...私…?

youtu.be

急にぶち込んでしまい申し訳ありません。上の曲は無関係です。

 

しずくは演劇部員でもあるため、「理想のアイドルを演じる」というスタイルでスクールアイドルに臨んでいたようです。

しかし、理想を演じるということは嘘をついているということ。果たしてそんなスクールアイドルの歌で思いを届けられるのか、それでも自分をさらけ出すことはできない...と葛藤してしまいます。

そんな暗い様子のしずくを元気づけようと、長い付き合いである中須かすみは璃奈と共に拉致遊びに誘います。

しずくは元気そうな素振りは見せたものの、それでもまだ本心を見せることに恐怖し、このままでは役者にもスクールアイドルにもなれないと悲観してしまいます。

同好会にも姿を見せないしずくに、かすみは放課後の教室でかすみん節を言い放ちます。

嫌われるかもしれないからなんだ!かすみんはこーんなに可愛いのに、褒めてくれない人が沢山いるんだよ!

もしかしたら、しず子のこと好きじゃないって人もいるかもしれないけど、私は!桜坂しずくのこと大好きだから!

いつでも自分をさらけ出しているかすみが、さらけ出す勇気を持てないしずくを勇気づける構図。100点満点ですわ。

また、これまで「ウザ可愛い」的なポジションであった中須かすみの友達想いな一面にグイッと引き込まれました。8話はしずく回でもありながら、かすみん回でもあると思います。

教室を去る時に、数コマだけ頬をぷっくり膨らませているかすみんは可愛いので必見です。

最近Solitude Rainを朝の目覚ましアラームに設定しました。

舞台上で「自分」を出すことができたしずくは、役者とスクールアイドルの道を進み続けるのでした。

 

第9話『仲間でライバル』

朝香果林の回です。本当に一番好きな回です。

学園内で同好会のスクールアイドル活動が認知され始めてきた中、東雲学院の彼方の妹、遥と藤黄学園のスクールアイドルである綾小路姫乃が同好会の前に現れます。

そこで、「いっしょにライブに出ないか?」という誘いを受けます。(ちなみにリステのオタクは姫乃のCVが日岡さんなので、天葉お嬢様がカチコミに来たと誤認しがち)

同好会は二つ返事でオファーを承諾、しかしライブは様々なジャンルのミュージシャンが集うフェスで、スクールアイドルの枠はわずか3曲。東雲と藤黄はグループなので1曲ずつで問題ありませんが、全員がソロ活動の同好会は代表として舞台に立つ一人を選ぶことに。

メンバーはお互いに遠慮し合ってしまい立候補者はゼロ。その様子を見て果林は「ソロアイドルとしてやっていけない」と厳しい言葉を投げかけます。

ある日、モデルの仕事が終わった果林は、スクールアイドルとしても磨きをかけるためそのままダンススクールに向かう...はずでしたが、道に迷っているうちにたまたま遊びに出歩いていた歩夢、侑、せつ菜の3人と出くわしてしまいます。

方向音痴であることがバレてしまった果林ですが、同時にスクールアイドルに対する思いは本物だとせつ菜たちも気付き、果林はメンバーからの支持を受けてライブに一人で立つことになります。

ですが本番のステージ直前、果林はプレッシャーに気圧され、珍しくメンバーの前で弱音を吐いてしまいます。「あれだけの口を叩いたのにみっともない」と卑下する果林、しかし同好会の皆は「大丈夫私たちはソロアイドルだけど一人ではない」と励まします。

仲間だけどライバル、ライバルだけど仲間」そんな最高の関係を築けたことに勇気づけられた果林は、自信を取り戻してステージに立ちます。

個人的に最もストーリーと曲のつながりが強いと感じるのが9話です。

サビの後半、「キミとだったら迷子だって悪くはないね」という歌詞が、先ほどの方向音痴エピソードと合わさってボディーブローのように効いてきます。

「キミ」、一体誰なんでしょう。エマでしょうか。せつ菜でしょうか。

とにかくこの回は濃厚なせつかり、エマかりに溢れているため繰り返しの視聴は避けた方がいいと思います。

 

第10話『夏、はじまる。』

合宿回です。

合宿と言っても学校内の施設に泊まり込むようで遠出はしていません。

みんなでわちゃわちゃする中で、せつ菜がメシマズであることが判明したり、かすみんがゲリラ肝試しを画策したりと、まあいろいろ楽しそうな雰囲気で合宿が進んでいきます。

そんな日の夜、侑はまたしても音楽室のピアノでCHASE!を弾いていました。3話の時の演奏とは違い、格段に上達しています。それを聞いたせつ菜は再び侑と話す中で、「私の大好きを受け止めてくれて、ありがとう。」とスクールアイドルに復帰するきっかけをくれたことに感謝します。そして、「いつか侑の大好きが見つかったら、応援させてほしい」と約束します。

音楽室から二人で部屋に戻る時、廊下でつまづいたせつ菜は思わず侑の胸に飛び込んでしまいます。その様子を、たまたま通りかかった歩夢は見てしまったのでした。

合宿最終日の夜、メンバー全員で学校のプールを使いナイトプールのようにして遊んでいました。なぜ一人もスクール水着がいないのか。お前ら「スクール」アイドルだろ

そして、侑は同好会の前で「次のライブを虹ヶ咲学園だけじゃない、スクールアイドルが好きな人全員が新たな大好きを見つけられる、そんなお祭りのようなものにしたい」という夢を打ち明けます。

1話~9話は同好会のスクールアイドル一人一人のソロ回だったため、各回にソロ曲が織り込まれていましたが10話にはそれがありません。

ですが、視聴者であり主人公の一人である高咲侑が自身のやりたい事を見つけ、そこに一歩踏み出していく姿が描かれた、「侑のソロ回」であると解釈できると思います。

 

第11話『みんなの夢、私の夢』

侑が打ち出したお祭りライブ、「スクールアイドルフェスティバル」の実現に向けて動き出しますが、具体的な内容に欠けるとして生徒会には却下されてしまいます。

生徒会には菜々=せつ菜もいるものの、せつ菜の正体がバレないよう振舞っているところが毎度笑いを誘います。

再申請のためにライブ開催候補地の下調べと、東雲や藤黄のスクールアイドルへの協力体制の打診を図りつつ、パフォーマンスに向けた練習も並行して行います。超人しかいない。

学園の生徒たちからの声を聴いていく中で、多くの生徒が、ソロで活動する同好会の各メンバーのパフォーマンスを楽しみにしていることが明らかになります。

それを実現するために、開催地を一か所に絞らず、候補地全てを使うという逆転の発想で、なんとか生徒会に承認を貰います。

後は開催に向けて準備を進めていくだけ_と思いきや、もやもやを抱えるメンバーが一人。

そう、上原歩夢です。

歩夢は侑がスクールアイドルフェスティバルの開催に向けて躍起になる姿に、侑が自分のもとから離れていってしまうのではという恐怖を持っていたのでした。

そして、歩夢はせつ菜に合宿での浮気侑との関係について問いただします。

せつ菜は何の迷いもなく侑のピアノが上達していたことを話し出すと、「侑がピアノを弾いていたこと、私は知らない_」と絶句してしまいます。

その後、久しぶりに侑の部屋に入る歩夢の目に飛び込んできたものは、以前は無かった練習用のキーボード。

せつ菜は知っていたのに、ずっと傍にいたはずの私は知らない。

歩夢はテンプレのようなセリフで問い詰めます。

せつ菜ちゃんの方が大事なの!?

違うよ」と即答する侑に、安堵の表情を浮かべたのも束の間、「もっと先のこと」について話し出そうとしたところで、思いが爆発した歩夢は侑を押し倒してしまいます。

私、侑ちゃんだけのスクールアイドルでいたい。だから、私だけの侑ちゃんでいて

衝撃的なセリフと共に、11話は幕を閉じます。

 

いや、怖え~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~よ!!!!!!!!!

 

「俺はアイドルアニメを見ているつもりが、いつの間にか激重感情拗らせメンヘラ百合の修羅場シーンを見せられていた...」というポルナレフになっていました。

もうすっごいアハ体験ですよ。何も「アハ!」じゃないですけど。

 

※Fly Me to the Star...スタァライトのED。スタァライトは出てくるヒロインのほとんどが激重感情拗らせメンヘラ百合。

 

僕は見てて10話,11話から急に歩夢がメンヘラ気質になったのかと思っていましたが、改めて1話から見返すと、ところどころにその片鱗が見えていたんですね。気付かなかっただけで。

1話初見だと歩夢もせつ菜の影響でスクールアイドルを志したように見えますが、せつ菜に会えずショックを受けていた侑を励ますために、「せつ菜の代わりに」アイドルになろうとしていたのが窺えます。アイドルアニメにとんでもねえ叙述トリックを仕込むな。

1話以外でも、侑が他のスクールアイドルについて言及するシーンで歩夢だけが過敏に反応している様子がちりばめられています。

物語の構造に気づくと分かるのですが、終盤の展開を知らない初見勢からすると自然にスルーしてしまうレベルなので、制作陣のヤバさが伝わってきます。

 

第12話『花ひらく想い』

東雲、藤黄共に合同でスクールアイドルフェスティバルに参加することを承諾。

ライブの準備が進んでいきますが、侑は歩夢から打ち明けられた想いを整理するのでいっぱいいっぱいになってしまいます。

そんな中、歩夢は歩夢のファンたちとステージのアイディアについてミーティングをしていました。もともと侑のためにスクールアイドルになったものの、ソロ活動をするうちに歩夢を熱心に応援してくれるファンがついていてくれたことを実感し、少し正気を取り戻します。

しかし、せつ菜からの言で歩夢と再度話し合うことを侑は試みますが、「私が持った夢を伝えたい」と切り出すと歩夢はこれを「私と離れ離れになる夢のことなら聞きたくない」と拒絶。再びメンヘラスイッチがONになってしまいます。あーあ。

メンバーそれぞれが自分のステージ準備に励む中、歩夢は「先に進めない」と弱音を吐きます。元々は侑のためだけにスクールアイドルになった。しかし今では他のファンからの想いにも応えたい。どちらも大好きであることには変わりないから。

そこへ浮気相手せつ菜から「我慢しようとしても、大好きの想いは止められない」「始まったのなら、貫くのみ!」というアドバイスなのかどうかも怪しい助言を受け、侑のもとへと駆け付けます。

侑は、歩夢のファンたちと共に歩夢のステージを完成させていたところでした。その出来栄えに感動する歩夢に、ファンからは黄色いガーベラ、侑からはローダンセの花が渡され、それらが持つ花言葉「愛」「変わらぬ思い」が伝えられます。

歩夢はその想いに迷うことなく、侑と、応援してくれるファンにも「大好き」を伝えられたのでした。

そしてついに、歩夢は侑の夢を受け入れる決心をします。

侑の夢は「音楽科に転科し、音楽の道に進むこと」

そして歩夢は、侑のためだけでなく「みんなのために歌うこと」を誓います。

 

第13話『みんなの夢を叶える場所(スクールアイドルフェスティバル)』

ついにスクールアイドルフェスティバルが開幕します。同好会のメンバーはそれぞれのステージでそれぞれのパフォーマンスを披露します。

全員について書くと長くなるのでピックアップすると、やはり果林のステージでしょうか。やっぱVIVID WORLDって、つええわ。

モデルらしくファンからの撮影会をしている中に、エマが乱入。ステージが交代になり、仲良くなった子供たちとLa Bella Patriaが披露されます。この曲も大好きなんだワ。

そのステージに感銘を受けつつも、「スクールアイドルに興味はあるけれど、私じゃ無理なのかな」と後ろ向きになる他校の観客に、朝香果林はこう告げます。

やりたいと思った時から、きっともう始まってるのよ。

それまんま5話のエマのセリフやないかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

その後も順調にステージが続いていく...はずでしたが、突然の雨により午後のステージのほとんどが中止に。雨が止んだのは19時、もうステージにお客さんはいない。

はずでしたが、生徒会の計らいでステージの使用延長が許可、観客も大勢が残っていたことで、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の最後のステージが行われることになります。

歌われるのは「夢がここからはじまるよ」

虹ヶ咲本編の中で、最初で最後の「同好会全員が歌唱する曲」になります。

その中で、侑と同好会の皆との思い出が走馬灯のように駆け巡ります。

 

無事、スクールアイドルフェスティバルを成功させた同好会は、全国の高校のみならず、世界中から猛烈な反響を受けます。

歩夢は言います。「スクールアイドルを初めてよかった。」

そして、侑が転科試験を受け、ピアノに座るシーンで、この物語は幕を閉じます。

いや、幕は閉じられますが、夢はここからはじまるのです。(CV:森本レオ)

 

作品全体の感想&考察

リアタイで見てなかったことを悔やむレベルで面白かったです。

王道でありながら、こういったアイドルアニメの常である「メンバー全員でのステージ」を最終話周辺にのみ絞り、他はがっつり一人一人に焦点を当てていくというのはなかなか斬新だったと思います。

ただ、11話以降の怖い展開に関しては、ちょっと苦手です。もちろん、歩夢と侑がそれぞれの道を歩んでいく、という展開自体は好きなのですが、ちょっと過剰なのでは?と思うところもありました。

11話~13話のあたりで想起したのは上でも何度か触れているように「少女☆歌劇レヴュースタァライト」です。めばちデザインであること、メンバーがCP分けされること、そして主人公が新たな道へと進むシーンで幕が下りること。あたりでしょうか。

 

スタァライトのオタクにはぜひ見て欲しいですね。ここまで読んだ人に初見の感想を聞くのもあれですが。

 

こっからは単なるオタクの考察めいた端書きなんですが、見ていて「お」と思ったのが劇中での『窓の使われ方』についてですね。

 

突然ですが皆さん、自然現象としての「虹」って、どこから見ます?

雨上がりに起こりがちなので、室内から外を見ることがほとんどなのではないかと思います。

それって、「窓ごし」じゃないですか?

結論から言うと本作、『重要なシーンが窓辺で展開される』ことが多いです。

3話(10話)。CHASE!を弾いていた侑が中川菜々(優木せつ菜)と話すシーン。

8話。かすみんが教室でしずくを勇気づけるシーン。

11話。歩夢と侑が今後について話すシーン。

で、これらのシーンに共通するのが、「秘めた本心を抱えているキャラの存在」なんですね。

・3話→せつ菜としての本心を隠した菜々

・8話→理想のスクールアイドルを演じているしずく

・11話→侑への想い、不安を抱えている歩夢

 

これについていろいろと考えた結果、メタっぽくはなりますが、大きく二つの理由があると思います。

一つは「逆光を使いやすい。」キャラの感情を示すのに、顔に影を作るのですが、暗い部屋に外から光が入っているとそれが自然に作れるというものです。8話だと分かりやすいですね。

もう一つが「青春の象徴たる、青空を映しやすい」というもの。

3話で中川菜々が侑にラブライブについて話すシーンでは、清々しい青空と白い雲が印象的です。せつ菜がスクールアイドルの道を諦めるまでを訥々と語る様は、甲子園出場に命を懸けた高校球児のそれに近いものを感じさせます。ちなみにこのシーンの窓から入る光に、空中に舞う埃まで描かれてるの、本当にこだわりが凄い。

 

他にも、6話で引きこもった璃奈が真っ先にカーテンを閉め、窓からの光を閉ざす描写が描かれているなど、『窓』を通して見る虹ヶ咲は探せばもっとあるように思います。

 

なお先行研究として、空箱メコメコ氏が「高咲侑そのものが”窓”ではないか」という、(アニメ内描写よりは概念としての窓ですが)近い記事のnoteを書かれていましたので貼っておきます。

 

note.com

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。さらっと書くつもりがいつの間にか五桁文字超えていて自分でも引いています。

それほどまでに虹ヶ咲から受けた衝撃は大きかったです。

今後の僕の活動の指針としましては、ラブライブのゲームには触れないつもりでいます。もうアイマスとアイプラとウマでキャパがいっぱいです。

ですが、現地で拾いたい曲を知ってしまったので、次回以降の虹ヶ咲のライブには行こうと思っています。レギュレーションには引っかからないように気を付けます。

そして、エマかりが好きなオタクとして生きていこうと思います。

4月からは2期が始まるということで、非常に良いタイミングで見れたなと思います。

また、Twitterで「虹見るぞ~」と言い出したら、意外にも多くの履修勢フォロワーがいたこともあり、各々の好きポイントを知りながら楽しむことができました。

この場を借りて感謝の意を伝えたいと思います。

 

一応、バンナムフェスのチケットは両日取れているので、そこで虹ヶ咲を見れそうです。ネオスカやってくれ~~~~~!!!!

 

それでは、シンデレラ10thファイナル公演でお会いしましょう。

やほ\(๑日ᗜ向๑)

二郎'sセレクト楽曲大賞2021

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お久しぶりです。二郎です。

 

今回は年末恒例企画、二郎'sセレクト2021年楽曲大賞を発表いたします。

 

前年度の記事はこちらから。

jiro-shigetada.hateblo.jp

 

選考基準についてですが、

・主にアニメソング、もしくはそれに準ずるコンテンツ、声優アーティストによる楽曲。

・2021年1月~12月にCD,配信どちらかの形式で発売されたもの。

・例外として、二郎が今年ハマった2020年以前の楽曲。

というものです。

要は僕が今年聞いて好きだった、鬼リピしたアニソンってことです。

 

さて、僕がこの記事を書く理由についてなんですが、とにかく

「この曲(たち)を聞いてほしい」

その一点に尽きます。

その思いも込めて、昨年度は曲紹介とともにYouTube上の公式MVを逐一貼っていたのですが、

今年はそれに加えて、

 

soundcloud.com

 

聴きながら記事を読めるよう、ノミネート全23曲を繋げてきました。

DJ的な技術は皆無であり、BPM的に違和感のある部分も多いのですが、

コンテンツごとにある程度まとめる必要があったためご容赦ください。

また、聴きながらワンコーラス以内に読み切れる文章量で魅力を伝えられるよう頑張りたいと思います。

まあ何曲かは「この曲はCメロ~ラスサビまで聞いてくれ!!!」ってのもありますが。

 

それでは行ってみましょう。

 

下のリンクを開いてから記事を読み始めてください。

soundcloud.com

アイドルマスターシャイニーカラーズより『夢見鳥』『星をめざして』『わたしの主人公はわたしだから!』

youtu.be

夢見鳥 / 樋口円香(CV:土屋李央)

作詞:秋浦智裕

作曲:家原正樹,Jam9

編曲:家原正樹

 

全シャニPが待望の、初のソロ曲アルバムに収録された円香のソロ曲です。

ガッツリバラード曲です。しかもアコギです。

各メンバーの「アイドルをやる理由」がかなり異端なノクチルの面々ですが、

その中でも自身の在り方に葛藤する樋口円香にとっての”暫定的な答え”といえる曲となっています。

ただ、個人的には「答え出るのちょい早くね?」という気がします。

(ちなみに僕はイチャラブ系のP円の絵がマジで苦手な面倒くさいタイプの円香Pです。)

なにせCD発売は1月でノクチルが初登場した2020年4月から1年と経っていません。

シャニマスのソロは滅茶苦茶聞きたかったけど、ノクチルはまだ早すぎた気がするんだよな。

曲の話を全然してないのですが、曲よりも詞に込められた円香の「きれいな物にはきっと棘がついているから」などの考え方、哲学が歌われているのが素晴らしく、onetrap秋浦さんを通した円香の解像度が高くなる、そんな楽曲です。

 

youtu.be

星をめざして / 芹沢あさひ(CV:田中有紀)

作詞:下地悠

作曲・編曲:三好啓太

 

夢見鳥の前に収録されている、芹沢あさひのソロ曲です。

あさひは担当ではないのですが、この曲にはぐぐぐっと引き込まれました。

ランティスアイマスはまとまった形でソロを出してくれるので、担当以外の子のソロで突然死してしまう恐怖感が最高に癖になります。フロムゲーみたいなもんですね。

先ほどの夢見鳥は一回聞くと致死量の「樋口円香」を摂取してしまうのでリピートするタイプの曲ではないのですが、

この「星をめざして」は聞くたびにいろいろな発見があるので何度もリピートしてしまいます。普通に担当のソロより再生回数多いです。

「星になる」というフレーズは「死」の暗喩として使われることがありますが、

この曲でのあさひによる「わたしがいつの日にか星になれたならいいのに」の歌い方はネガティブさを一切感じさせず、

自身の好奇心のためなら死すら受け入れてしまうあさひの死生観、末恐ろしさが表れているように思います。

星にならないでくれ、あさひ.........

あとこれはCメロからラスサビまでマジで聞いてください。

Cメロ「大変なことが起きても~」の後ろで、「ラン、ラリパ、ラリパ、パリルレラロ」というイントロのフレーズのメロディが木琴のような楽器で弾かれています。

芹沢あさひに木琴、似合いすぎるだろ...

 

youtu.be

わたしの主人公はわたしだから! / 福丸小糸(CV:田嶌紗蘭)

作詞:秋浦智裕

作曲:本多友紀(Arte Refact)

編曲:矢鴇つかさ(Arte Refact)

 

またしてもノクチルです。

円香の夢見鳥とは打ってかわり、アップテンポで来ました。

コミュ内でネガティブな考え方をすることが多い小糸の周囲への想いの詞と、

アルテの本多&矢鴇コンビが繰り出すメロディが組み合わさり最強に見える。

矢鴇さんはプリチャン曲に見られるように、

フレーズ終わりの(ハイ!ハイ!)などのコールが楽しい曲をたくさん書いてくれるので好きです。

シャニマス的にはこういうコールの激しい曲は珍しいのですが、いじらしくも可愛らしい小動物のようなコールが小糸というキャラにピッタリだったので名采配といえます。

 

DIALOGUE+より『あやふわアスタリスク』『謎解きはキスのあとで』

youtu.be

あやふやアスタリスク / DIALOGUE+

作詞・作曲:田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)

編曲:広川恵一(MONACA)

 

1月からとてつもない楽曲をぶちこまれました。

弱キャラ友崎くんのEDだったようですが、D+を単純に追っていたら来たのでアニメは1話も見てないです。

どこからがAメロ・Bメロ・サビかもわかりづらい独特で浮遊感のある曲調、田淵と広川が組むとこんなことになってしまうんですね。

僕は現地やアニクラで聞くたびにコンテンポラリーダンス状態になってしまいます。

 

謎解きはキスのあとで / DIALOGUE+

作詞:竹内サティフォ

作曲:ONIGAWARA

編曲:ONIGAWARA、伊藤翼

 

やってくれたな、ONIGAWARA、伊藤翼。

今年の秋に出たD+の1stアルバムに収録された曲です。

サビの畳みかけ方がものすごく好みです。

11月に行われたツアーファイナル東京公演では、無事に

サビの「迷宮入り確定ロマンス」で文字通りロマンスするオタクになれたので後悔は無いです。

これがアニメタイアップじゃないってどういうことよ…

ただ内山さんのサビでの高音聞くたびに苦しくなるのが玉にキズ。

 

CUE!より『マイサスティナー』

youtu.be

マイサスティナー / AiRBLUE

作詞・作曲・編曲:奈須野新平(Rebrast)

 

CUEのサービス停止前の置き土産1stアルバムに収録された曲です。

試聴動画が発表された直後は、ヒゲドラ曲の「Radio is a Friend!」がトップレア(紙オタク特有の表現)になるという前評判だったのですが、ふたを開けてみるとまあびっくり。

アルバム内最強曲はこちらでした。

デュエキングMAXにおけるラフルル・ラブとガイアッシュ・カイザーみたいですね(?)

 

考察界隈によるとRadio is a Friend!とマイサスティナーはBPMが同じであり、

「Radio is~が文字通りAiRBLUEメンバー全員によるラジオ番組の体で歌われている」

のと、「マイサスティナーのアウトロがラジオの電源を落とすような音で終わっている」

などの点から、「2曲で1セットなのではないか」と言われています。

単体でも、サビ前「前を向けよ キミはもう飛んでいけるんだ」

という歌詞に、CUE!のゲームサービス停止が重なるので、

僕個人としては「CUE!を支えてくれたプレイヤー(=My sustainer)への応援歌」と解釈しています。

 

1月からCUE!はアニメが放映されます。見てくれよな。

 

アイドールズ!より『WE ARE THE ONE』『夢みてさめても』

youtu.be

WE ARE THE ONE / アイドールズ! (留冬藍名, 水野亜美, 花岡志織, 屋代瑠花)

youtu.be

夢みてさめても / アイドールズ! (留冬藍名, 水野亜美, 花岡志織, 屋代瑠花)

両曲ともに作詞・作曲・編曲:藤井健太郎(HANO)

 

今年のアイドルアニメ界のダークホースです。

wsy-idolls.com

1月に放映されていた3Dアニメーションの5分アニメで全10話です。

ややシュールな笑いが多いので好みは分かれそうですが、僕はがっつり好きな方です。

武道館ライブを目指す売れないアイドルが、十日間で100人のキャパのライブチケットを売り切ることを目標に奮闘する、というかなりリアルめの設定がされていて斬新でした。

僕の最推しは黄色のヅカ系高身長、フォロワー数24人のるかです。

さらにOP、EDの曲もいい。

5分アニメなのに1分29秒尺をOPEDでそれぞれ使うので存在感がすさまじく、

「連続試聴してると飽きるのでは?」と思うかもしれませんがそこは藤井マジック、

各話のオチ後に夢みてさめても、次の話のWE ARE THE ONE、という安定の流れが完成しています。

 

本当に何度聞いても飽きないような曲構成になっていて恐ろしいです。

WE ARE THE ONE、夢みてさめても。共通するテーマとして、

アイドルとしての活動の日々を「青春」と捉えているところが非常に、エモいです。

 

SELECTION PROJECTより『SELECTION HEROINE』『NOiSY MONSTER』

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SELECTION HEROINE / 9-tie

作詞:牡丹
作曲:藤末樹・NOBB-D
編曲:藤末樹

 

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NOiSY MONSTER / GAPsCAPs (小泉 詩(CV:白河みずな)、山鹿 栞(CV:花井美春)、当麻まこ(CV:下地紫野))

作詞:牡丹

作編曲:藤井健太郎(HANO)

 

初めに言っておくと、アニメの内容は面白くないです。

雰囲気でアイドルオーディションやって、雰囲気でアイドルアニメやってる感じ。

でも上の2曲が最高にドはまりする曲だったので頑張って最終話まで完走しました。

 

SELECTION HEROINEは作品のコンセプトをキャッチーなラインで歌いあげてくれる曲です。

セレプロの最大の失敗はこの曲をアニメ本編で使わなかったこと、9-tieというユニットの存在そのものが作品のネタバレであったことでしょうね。

 

NOiSY MONSTERは作品内に登場したユニットの(作品世界の既存曲のカバー)曲です。

ギターがバチバチにかっこいいです。

お嬢(CV:花井美春)、和風総本家キャラなのにすぐベース引けるのはギャグなのか?

優等生キャラの持つ「飢え」がテーマのこの曲、激推しです。

曲の締めの「お腹いっぱい ああごちそうさま」もフレーズとして完璧すぎる。

牡丹、一体何者なんだ。

 

Re:ステージ!より『Pins & Needles』『Invisible Diamond』

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Pins & Needles / Tetrarkhia (山田奈都美, 佐藤実季, 高柳知葉, 西田望見)

作詞・作曲・編曲:石川慧

 

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Invisible Diamond / 城北玄刃 (西田望見)

作詞:佐藤サビオ

作曲・編曲:藤井健太郎(HANO)

 

今更ですが今年、Re:ステージ!にハマりました。

きっかけはCUE!のサービス停止。胸にぽっかり空いた穴を埋めるべく、何かコンテンツはないものか...とポニーキャニオンコンテンツを漁っていたところ。

見るからに地雷臭のするアイドルコンテンツがありました。それがリステです。

高尾にある中学校、稀星学園高尾校でアイドル活動をする「謡舞踊部」が廃部の危機に陥りながらもメンバーを増やしていき中学生アイドルの頂点を目指す、というストーリー。

アマプラでアニメ見たらあまりの面白さに秒速で見終えてしまいました。今でも定期的に見返しています。セレプロスタッフはマジでリステ20週しろ。

アニメ見た限りだと柊かえ&本城香澄の「プリンセス&エンジェル」コンビが好きなんですが、全ユニット通して見るとテトラルキアにハマりました。

「全員がユニットのリーダーを自称する」という頭のおかしいやりとりからは想像もつかないほど涙腺に訴えかけてくる情緒ある詞と曲にやられました。

「境界線」に至っては「お願い神様 一度で良いからどうか時間を戻して」って中学生アイドルに歌わせますからね。

まあリステの曲は伊藤翼による泣き曲まみれのKiRaReとトロワアンジュ、ヒゲドライバー節を浴びまくれるオルタンシア、LINEをやらない俊龍によるステラマリスと、10割良曲です。

とりあえずミリオンライブでジュリアの曲が好きって人は「カナリア」と「境界線」を聞いてください。

 

Pins&Needlesは昨年冬に発売のアルバムに収録された曲で、

「今のうちにやりたいことをやろう!」っていうテーマの曲です。青春ですね。

Aメロの西舘ハクの「見上げた空に」の「にぃ!」っていうとこ可愛くて好き。

 

Invisible Diamondはテトラルキアのリーダー、城北玄刃のソロ曲です。

Aメロから超絶カッコイイベースに狂わされ、サビ前ドラム連打→無音からの

西田さんの低音ボイスで絶頂しない人間は地上に存在しません。

Bメロのギターもただかき鳴らすのではなく、最小限の形で押さえながらも存在感を示しているのがあっぱれです。

既にお気づきの方もいるかもしれませんが、本記事において4曲目の藤井健太郎(HANO)曲です。

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LOVE ANNEX 所属 藤井健太郎(HANO)

 

2021年は本当に藤井健太郎(HANO)が爆発した1年だったと思います。藤井イヤー。

カレント・ザナドゥもコンプレックス・シューティングも最高曲なのでぜひ聞きましょう。

 

プリンセスコネクト!Re:Diveより『Holy Passion Roses』

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Holy Passion Roses / サレン (CV: 堀江由衣)、アキノ (CV: 松嵜麗)

作詞:磯谷佳江

作曲:小野貴光

編曲:玉木千尋

 

プリコネはやってないのですが、定期的な日本コロムビアチェックをしていたところ、クレジットが強いので聴いたらハマりました。いや、ハメられました。

だってデレマス追ってる人には「Wonder goes on!!」でお馴染みの

あの磯谷、小野、玉木トリオ通称「磯小玉」ですよ。

曲調は80~90年代の二人組アイドル感あってノスタルジーをくすぐられる感じがたまりません。

サビ前の「デデデン!」とサビ1フレーズ後の「デンデンデンデンデンデンデンデン」めっちゃ好き。

ラスサビ前のギターソロもバケモンカッコイイので必聴です。

 

少女☆歌劇 レヴュースタァライトより『Star Diamond』

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Star Diamond / スタァライト九九組

作詞:中村彼方

作曲・編曲:本多友紀(Arte Refact)

 

ブシロードのコンテンツはあんまり追う気にならない性格だったのですが、今年は劇場版が公開されたというのと、曲を調べたら「全曲作詞:中村彼方」「本多友紀楽曲多数」という事情もあり履修することになりました。

本多友紀曲の中でも一番好きなのが上のStar Diamondです。

ギターと詞のかっこよさが最高にマッチしてます。

中村彼方さんはミリオンライブでも「ラスト・アクトレス」を書いていたのですが、舞台の上で殺し合う系の曲多いですよね。

この曲目当てでアニメを見ていたのですが、舞台版で使われた曲のようでアニメでは聞けませんでした。許しません。

でも劇場版テーマ「私たちはもう舞台の上」では作曲本多、編曲fhana佐藤純一というイカれたクレジットによるトンデモ楽曲を繰り出してきたので許します。

ちなみに劇場版挿入歌「わがままハイウェイ」のギターとして藤井健太郎(HANO)さんが参加しています。やっぱり藤井健太郎イヤーじゃないか

 

IDOLY PRIDEより『IDOLY PRIDE』『The Last Chance』

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IDOLY PRIDE / 星見プロダクション
長瀬琴乃(CV:橘美來)、川咲さくら(CV:菅野真衣)、一ノ瀬怜(CV:結城萌子)、伊吹渚(CV:夏目ここな)、佐伯遙子(CV:佐々木奈緒)、白石沙季(CV:宮沢小春)、白石千紗(CV:高尾奏音)、成宮すず(CV:相川奏多)、早坂芽衣(CV:日向もか)、兵藤雫(CV:首藤志奈)

作詞・作曲・編曲:清竜人

 

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The Last Chance / LizNoir

神崎莉央 (戸松遥), 井川葵(高垣彩陽), 小美山愛(寿美菜子), 赤崎こころ(豊崎愛生)

作詞・作曲・編曲:Q-MHz

 

僕はIDOLY PRIDEが、大好きです。

好きすぎてThe Last Chanceに編集を加えてしまいました。申し訳ありません。

今年の二次元コンテンツはウマ娘の一人勝ち状態でしたが、

間違いなくその裏で着実に躍進してるなと感じたのがアイドリープライドです。

最近は二次元アイドル乱立時代なので、アイマスラブライブのようなブランドタイトルでもない新規IPは、いかに差別化を図るかを強いられています。

アイドリープライドはあえて恐れずに「原点回帰」の道を踏んでいます。

AS世代のアイマス全盛期を知っている人におすすめです。

 

表題曲「IDOLY PRIDE」に関してはこの記事で大体の感想が漏れてます。

jiro-shigetada.hateblo.jp

このころはまだアニメ完走してなかったんですけどね。

 

「The Last Chance」はメインヒロインである長瀬琴乃が所属する星見プロダクションのライバル事務所、バンプロダクションのトップアイドル「LizNoir(リズノワール)」の曲です。

アニメ及びゲーム本編星見編まででは神崎莉央、井川葵の二人組として活動していましたが、ゲーム東京編以降は小美山愛と赤崎こころが加わり四人組となっています。

二人組時代のLizNoirは、新人アイドルの登竜門であるNEXT VENUS グランプリで星見プロの伝説のアイドル、長瀬麻奈と決勝ライブで戦うはずが、決勝戦当日に長瀬麻奈の事故死によりライブが中止に。

3年後に麻奈の妹であるヒロイン、長瀬琴乃が所属する星見プロのユニット「月のテンペスト」と対決することになります。

ゲーム内ではThe Last Chanceは初期実装されていなかったのですが、夏にまさかの「The Last Chanceを主題にしたシナリオイベント」が開催され、僕はうれしさのあまり思わずガチャで天井を叩いてしまいました

この曲は何と言っても「流星群」の作曲で知られる黒須克彦さんによるベースのエロさです。

LizNoirは黒須克彦さんの擬人化です。

あとMVのレトロ感。可愛らしさとカッコよさとポップさが超融合してますね。

ちなみに長瀬麻奈のデビュー曲である「First Step」と「The Last Chance」で対比構造になっているのを知るとアイプラオタクは爆発四散します。

 

ちなみに今年の気付きに「俺、4人組アイドル好きになりがち」というのがあります。

(フリルドスクエア、ノクチル、AiRBLUE各ユニット、テトラルキア、アイドールズ!、LizNoirなど)

 

そして、長瀬麻奈役の神田沙也加さん、本当にありがとうございました。

 

愛美『ReSTARTING!!』

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ReSTARTING!! / 愛美

作詞:愛美

作曲・編曲:山﨑佳祐

 

ミリオンライブやバンドリで活躍される声優、愛美さんがポニーキャニオンからキングレコードでリスタートする気持ちを歌った曲(憶測)です。

ミリオンライブでジュリアを知ってる人からすれば、目をつぶって聞くとほぼもうジュリアのソロ曲です。

サビの「あ~ぁ」の歌い方が本当に好き。愛してる。一生その低音でいてくれ。

間奏コールの「Going my way! AI Mean It!」に「アイミ」が入ってるのがいいですね。

ライブには仕事の都合で行けなかったのですが、次は行きたいと思います。

 

アイドルマスターミリオンライブ!より『パンとフィルム』

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パンとフィルム / ≡君彩≡ (藤井ゆきよ, 村川梨衣, 木戸衣吹)

作詞:佐高陵平(Hifumi,inc.)

作曲:齋藤大(Hifumi,inc.)

編曲:佐高陵平(Hifumi,inc.)

 

聞いた瞬間「やりやがった!!マジかよy0c1e(佐高陵平別名義)ッ やりやがったッ!!」って叫んじゃいましたね。

佐高陵平さんはミリオンライブでの初仕事は春に発売されたRemixCDでのアレンジだったのですが、まさか新曲を書いてくれるとは思ってもいませんでした。

君彩のA面「ReTale」も大大大好きな曲なのですが、

「パンとフィルム」は今年のミリオンライブ楽曲の中でもずば抜けていました。

イントロから佐高さんの得意とする打ち込みが炸裂し、テンポよく進んでいくAメロBメロに静かなサビ前、盛り上がりながらも最後は哀愁を漂わせながら終わっていくサビ、あまりにも完璧すぎる。

落ちサビの静かな感じも好きなので聞いてほしすぎて入れました。

ミリオンライブ君、キャラとか楽曲とか声優さんの強さは十分にあって、無いのは知名度なんだから一刻も早くアニメ化の続報をください。待ってま~~す(ころあず)。

もしかしたらウマが跳ねすぎてMachicoのアフレコする時間が取れてない?

 

アイカツプラネット!より『HAPPY∞アイカツ!』『プチプラEveryday』

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HAPPY∞アイカツ! / STARRY PLANET☆

作詞:磯谷佳江
作曲:小野貴光
編曲:玉木千尋

 

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プチプラEveryday / 杏・紗良 from STARRY PLANET☆

作詞・作曲・編曲:松浦雄太

 

『HAPPY∞アイカツ!』は、ご存じ磯小玉です。

いやもう、アイカツでここまでガールズバンドチックな曲が出てくれるなんて感無量です。

実写で敬遠してる人もいるみたいですが、アイカツを知ってる人にも知らない人にも見て欲しいです。

個人的にはアイカツフレンズ、オンパレードより初代「アイカツ!」感があって好きです。

何と来年には劇場版になるそうなので今のうちに。

落ちサビからラスサビがきて、追い打ちをかけるようにラスサビ2(ドラムの入り方が違う)があって、本当に最後まで飽きさせない工夫がされていてすごい曲です。

 

『プチプラEveryday』は、挿入歌として聞いた際にビビり散らかしましたね。

聞くと分かるんですがアイカツプラネットの楽曲は、全体的に80後半~90年代に流行した曲調が取り入れられているのが多いんですよね。

おそらく女児向けカードダス筐体がメインの収入源なので、プレイ代をねだられる対象である親世代にも受け入れやすい曲調を含んでいるのではないかと思われます。

『Inner Voice』は分かりやすく小室サウンドって感じですし。

母親にプチプラEverydayを聞かせたところ、「ピチカートファイブやん!」って絶叫する母親龍イーヴィルヒートになっていました。

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あと、プチプラEveryday、僕の好きなテーマである「女の子がキレイになってお出かけしたい」が歌われているのもいいんですよね(cf.Kawaii make MY day!)

 

≠ME『まほろアスタリスク

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まほろアスタリスク / ≠ME (ノットイコールミー)

作詞:指原莉乃
作曲:本多友紀
編曲:脇 眞富

 

正確にはアニソンではないのですが紹介させていただきます。

ツイまつりでデスメタル福地君と話して「完全神曲」と合意が取れた曲です。

2021年本多友紀総決算って感じですね。

 

この時は本当にすみませんでした。

ここまで記事を読んでくれた方なら分かると思いますが、

「ギターがかっこいい」「高BPM」「女性アイドルの低音」3拍子揃っているので僕が好きにならないわけがない曲です。

≠ME(ノットイコールミー、通称ノイミー)は=LOVE(イコールラブ、通称イコラブ)の妹分として元AKB、HKTの指原莉乃がプロデュースするアイドルユニットです。

僕が知ったのは今年の夏に星見プロダクション目当てで言ったTIF2021で、楽曲の感じが好きだなぁと思って聞いていたら、後日最推し作曲家の本多友紀さんが楽曲提供するという知らせを聞いてガチで椅子から転げ落ちました。

それがこのまほろアスタリスクになります。

 

アニソンを飛び出してメジャーなアーティストの曲を手掛けるようになると思うと、ついつい後方彼氏面をしてしまいますね。

 

鬼頭明里『Desire Again』

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Desire Again / 鬼頭明里

作詞:新田目駿(HANO)

作曲:momo

編曲:神田ジョン

 

鬼頭明里さんに、今更ハマりました......。

声優としてハマっているというよりは、アーティストとしてハマっているに近いです。

リステやウマ娘、ニジガクと多くの二次ドルコンテンツで活躍しており、その分キャラソンを歌っている機会も多いです。

きっかけとなったのはリステでの月坂紗由のソロ「ロケット」ですね。

他にも近江彼方の「Butterfly」などの難しい曲を歌いこなしているだけでも、現役女性声優のなかではトップクラスの歌唱力を持っていると思います。

 

で、鬼頭さんのアルバムやシングルに手を出し、「曲全部好き~~~!!!!」となり、そのまま12月に開催されたアーティスト活動2周年ライブ「MIRRORS」を見てきました。

一般だったので最後列でしたが、全曲好きなので何が来ても優勝間違いなしの最高更新ライブでした。

2021年に現地に足を運んだライブの中で一番楽しかったです。

 

Desire Againは2枚目のシングル曲です。金切り声を上げるような激しいギターがたまりませんね。

ちなみに2021年の最新曲「トウメイナユメ」は作曲が藤井健太郎さんです。

 

今年、男性声優とのスキャンダル報道もされましたが、僕はガチ恋などではなく純粋にアーティスト活動をして居て欲しいので、彼氏いようが浮気してようが生中4発していたとしても知ったこっちゃないです。応援しています。

 

ウマ娘 プリティーダービーより『ユメヲカケル!』

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ユメヲカケル! / スペシャルウィーク(CV.和氣あず未)、サイレンススズカ(CV.高野麻里佳)、トウカイテイオー(CV.Machico)、ウオッカ(CV.大橋彩香)、ダイワスカーレット(CV.木村千咲)、ゴールドシップ(CV.上田 瞳)、メジロマックイーン(CV.大西沙織

作詞:マイクスギヤマ

作曲・編曲:東大路憲太

 

2021年のアニメを語る上で外せないのはやはりウマ娘でしょう。

2018年の1期放送当時に競馬どころかウマ娘の話をしていない人までアニメを見たりアプリをやっているものですから、どれだけ2期が凄かったかという話です。

まあ、1期から既に神アニメだったんですけどね。みんな気付くのが遅かっただけ。

ウマ娘2期2話を見ていた時の感想。

 

じゃあなんで1期よりも2期が跳ねたかの理由の一つが、OPのユメヲカケル!だったんじゃないかなと思うんですよね。

1期のMake Debut!も名曲だったのですが、ユメヲカケルは190後半の化け物級のBPMを有しており、かつサビ後半の転調でさらに盛り上がるのが多くのオタクの心を掴んだのだと分析しています。

ウマ娘アプリリリース当初は応援したい気持ちもあり今年だけで25万近く課金してしまいましたが、ライブのチケットがご用意されないのと、別に課金しなくてもサービスを続けられるレベルにまで到達してしまったのでしばらくはデイリージュエルパスくらいに抑えようと思います。

 

以上23曲全曲が、今年の楽曲大賞です。

なんか半分くらい楽曲解説より僕のオタク近況報告になっていますがお許しを。

それにしても今年は本当に豊作でしたね。来年も良いアニソンに巡り合えるように願うばかりです。

それでは残り少ないですが、よいお年を。

 

二郎重忠