【遊戯王】ドラグーン対策Part2~もうちょっと真剣に考えようね編~
新年あけましておめでとうございます。二郎です。本年もブログ共々よろしくお願いいたします。
先日アップしました「OCGドラグーンモンスターズの対策を考える」が想像を超えるアクセスを頂きまして、大変驚いております。
どういった理由かと探ったところ、Google等で「遊戯王 ドラグーン 対策」で検索をかけると、まさかの初ページに出てしまうという珍現象によるものと判明しました。「あまり大したことを書いてないのに、需要の高そうなキーワードを並べてアクセス数稼ぎしているな」と思われた方もいるでしょう。僕もそう思います。
お詫びとしては何ですが、急遽「前記事で紹介しようと思ったがあまりにも手間だしマイナーなドラグーン対策」をご紹介いたしますのでご容赦ください。
ドラグーンのスペック等については前回記事で一通り述べていますので割愛。
マイナー対策No.1《闇の指名者》&ハンデス
モンスターカード名を1つ宣言する。宣言したカードが相手のデッキにある場合、そのカード1枚を相手の手札に加える。
出張系のドラグーンはほぼ、《真紅眼融合》からのデッキ・手札融合で出てくると思っていいでしょう。(最近ではドラゴンリンクの中でレベル6シンクロ《ドロドロゴン》から出し制圧効果だけ運用、というタイプもあるようですが)
つまり素材が墓地に行ってしまえばドラグーンは出てこれなくなります。
《闇の指名者》で素材となるモンスターをサーチさせた後、《手札抹殺》《トリックスター・リンカーネイション》《マインドクラッシュ》等のハンデスカードで捨てさせましょう。
ドラグーンの融合素材は「ブラック・マジシャン」+「真紅眼の黒竜」またはドラゴン族の効果モンスターと指定されています。
《真紅眼融合》では黒龍を使用しなければならないのですが、ブラマジを残すとドラゴン効果モンスターとの融合手段を残してしまったり、《闇の指名者》で加えさせるカードは1枚なので2枚目以降の黒龍に対応できなかったりと、仕掛け損になることが想定されます。
ですので宣言するカードは《ブラック・マジシャン》にしておきましょう。
ドラグーンはドラゴン族でないので《龍の鏡》による墓地融合もできず安心です。(筆者は最初ドラゴン族だと思ってました)
え?ブラマジ2枚目があったらどうするって?
諦めましょう。
あと闇の指名者は無制限ですが、メインに積めるハンデスカードは規制されやすいので両方を引き込むのが難しいと判断し本編記事ではカットしました。
マイナー対策No.2《融合禁止エリア》
お互いのプレイヤーは融合召喚をする事ができない。
まんまです。融合させません。
特殊召喚全体を封じられる《虚無空間》でも良いのですが、こちらは融合召喚のみを禁止する点、現在無制限カードである点、自壊効果が無い点で勝っていると判断しました。
唯一虚無に勝てない点があるとすれば、再録が少なく3枚揃えるのが難しい点でしょうか。
また、封じるのは「融合召喚」だけなので、《デビル・フランケン》や《やぶ蛇》のような特殊召喚は許してしまうので気を付けましょう。
僕のサラマンは融合したいのでこいつが入る余地はありません(隙あらば自分のデッキ語り)。
マイナー対策No.3《フュージョニストキラー》
このカードと戦闘を行う融合モンスターの攻撃力は、ダメージステップの間0となる。
ドラグーン対策カードの一つとしてよく挙げられているのが《ナイト・ドラゴリッチ》です。守備表示にして守備0にし戦闘破壊できます。しかし、対象範囲が「幻竜族以外」とあまりにも広く、【竜星】以外などで下手に運用するとこちらも機能停止に陥る危険性があり、本編記事では紹介しませんでした。
《ナイト・ドラゴリッチ》を入れるくらいなら僕は《フュージョニストキラー》を採用したいです。《クリッター》《黒き森のウィッチ》両対応し、なにより守備にして殴るドラゴリッチと違い、攻撃力を0にして殴れるので戦闘ダメージを与えられます。その数値なんと1400。《ダークゾーン》を張っておけば1900になります。
アナコンダの使用には2000のライフコストがかかるので、ドラグーン使いにとってライフ管理は非常に重要なはずです。ドラゴリッチでは与えられない戦闘ダメージを与えることによって、ドラグーンの喪失に加えて、ライフダメージにも対処しなければならないという板挟みの状況になり、与えられる精神的ダメージは10000をゆうに超えるでしょう。
いちおうドラグニッチは先出ししてもドラグーンを守備に出来るので、効果破壊されても1700ダメージで済みます。が、こいつはそういった芸当が出来ないので、ドラグーン後出しには4400ダメージを食らいます。
あとこいつもSTRIKE OF NEOS以来再録が無いので入手が難しいかもしれません。KONMAIさんレアコレでの再録待ってます。
マイナー対策No.4《ヘル・テンペスト》
3000ポイント以上の戦闘ダメージを受けた時に発動する事ができる。お互いのデッキと墓地のモンスターを全てゲームから除外する。
僕の大、大、だ~い好きな害悪地雷デッキ【ヘルテントーチ】のキーカードです。
自爆特攻して3000の戦闘ダメージを食らえばデッキ・墓地のモンスターを除外して骨抜きにできます。相手がドラグーンを出す前に使えれば勝ち同然です。
注意点としては、自分も同じ目に合うので、相手に止めを刺すには専用の構築を考えなければならない点。そして戦闘ダメージを参照する都合上、先攻1ターン目に使えない点で本格運用は難しいです。
実は僕、このヘルテンデッキをかなり長いこと研究しています。最近きたヘルテン新規といえばご存知、《脆刃の剣》です。
ヘルテンの弱点といえば、デッキ除外をするために3000のライフダメージを追うため、後処理をきちんとしないと相手場の3000打点のモンスターに殴られてそのまま終了、という事態に陥りがちです。
その問題を《脆刃の剣》はかなりカバーしてくれます。受ける戦闘ダメージを相手にも与えるためライフ差が開かず、かつ2000以上のダメージを受けると自動的に外れるため、相手場の打点を下げられます。それまで3000ダメージを受けるために制限の《トーチ・ゴーレム》が主流だったのですが、相手場に自分のモンスターより1000高いモンスターがいれば良くなったので満たしやすくなりました。
いつから【ヘルテントーチ】の解説になったんだ?このへんにしときます。
こんなところでしょうか。また思いついたら追加していこうと思います。
では、よいOCGライフを!