これ、通れば勝ちです

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【デレ】第9回シンデレラガール総選挙の前に一度考えて欲しいこと【モバ】

どうも、ドラグーンの記事の伸びに若干困りつつある二郎です。

今回はアイマスの中でもシンデレラガールズについてのお話です。

りあむソロへのお気持ちに続いてまたかよって感じですが、今回はお気持ちというより「それでいいのか」という警鐘に近いです。

まありあむソロもライブとかでアガれる曲だったら素直に喜びますよ。ちょろいオタクなんで。

 

シンデレラも息が長いもので、もう8周年を迎えようとしています。

移り変わりの激しいソーシャルゲームのコンテンツとして、ここまで続いていることにはやはり感嘆せざるをえません。

そんなデレのゲーム内での一大イベントといえば、やはりシンデレラガールズ総選挙」でしょう。

ログインボーナス、イベント報酬、課金。あらゆる手段で手に入る投票権を、各々が最も推すアイドルに注ぎ込み、上位に食い込めばユニット曲、機会増加、それに伴うボイス実装。食い込めなければ養分

運営が推すアイドルに課金させるのではなく、「運営がどのアイドルを推すか」の選択に課金を促すこのシステムは賛否両論ありつつも続いており、まさにデレのゆるぎない根幹といえるでしょう。

担当を決めないままプレイをしている人の「浮動票」を取り込むため、ゲーム外のSNS上で担当アイドルの魅力をアピールする俗にいう「ダイマ」と呼ばれる文化も生まれました。プロデューサー一人一人の個性や創作性に富んでおり、ニコニコそのものが衰退しているため収縮せざるをえないニコマス文化にとって代わる盛り上がり方を、別の場所で開花させたのだと思っています。

 

とはいえ、不満が出ないわけではありません。以下は僕が思っているというより、SNSや友人との意見交換で実際に出た総選挙での問題点、トラブルの羅列です。

 

・総選挙期間中、あるいは直前のイベントやガチャで登場するアイドルに有利に働きやすい。

・「シンデレラガールの座」「ボイス獲得」「曲獲得」「ユニットを揃えたい」など目標が多岐に渡るため純粋な人気投票としての面をなしていない。

・ボイス獲得の基準が曖昧。

・1位よりも2位のアイドルの方が運営に推されている(という被害妄想に陥る)。

・ユニットで推している複数人のアイドルの中から、界隈で一人だけに投票するよう促された。

・担当をシンデレラガールにするために専属プロに入ったが、代表の意向で別のアイドルに投票を促された。

・登場して間もない新アイドルが3位になって炎上コメントを残した。

 

などでしょうか。最後のはややネタですが。

黎明期から続いてきたソーシャルゲームだけに、ここまで複雑な問題になっているのも面白いですよね。

「アイドル39人全員にボイス、ソロ曲2曲以上、ユニット曲いっぱい」のミリオンライブ!とはよく比較されますが、この二つを単純に言い表すなら「シンデレラは資本主義、ミリオンは社会主義」といえます。ミリオンには総選挙に当たるものはありませんが、ガチャでの売上に関わらず曲はほぼ平等に来ます。が、シンデレラでは一定以上の支持が無いとなると声すら出させてもらえません。

これは既にこのコンテンツの「毛色」「特色」ともいえる(いい意味でも悪い意味でも)ものになっているため、今更どうこうできるものではないとやや諦観しています。

ちなみに2019年1月から12月にかけてシンデレラにおいてボイスが実装されたアイドル(デフォ声付き新アイドル4人を除く)は遊佐こずえ、佐城雪美、ナターリア、的場梨沙、夢見りあむの5人であり、ボイス付きアイドルは87人となりました。

このペースでいくと全員にボイス実装まで20年ちょいでしょうか。

 

ややデレ運営への愚痴が出てきたところでそろそろ本題です。

総選挙への不満点をただ挙げてきたのではありません。

こうして不満の声を上げながらも、担当を見放さないで欲しいという思いで投票はするでしょう。

ただ、担当以外にも気になるアイドルや、周囲やネット上での付き合いで票を分け合うといった動きももちろんあるでしょう。

僕はその働きかけ自体、否定はしません。ソーシャル性を持ったゲームである以上、交流を目的と見れば理にかなっているものです。

ただ、純粋に肯定できない理由があります。できてしまいました。

 

モバマスが、近いうちに終わる予兆を見せているためです。

 

兆し 1.『12/30 今後の更新について』

先月末、あるスクショがモバP界隈をざわつかせました。

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12/30、新規カードやガチャキャンペーンの回数削減の旨を述べるお知らせが投下されました。

イベントの頻度については変えないとあるものの、このお知らせでグリマスの終了を思い出したミリ兼任Pも多数いることでしょう。僕もその一人です。

 

もちろん、純粋にこの文面を読むだけではサービス終了につながるとは言えません。単なる更新規模の縮小の発表でしかないのですから。

ですが、終わりそうな「兆し」ともいえる動きを、モバマスが見せ始めていることは確かです。あくまで上のお知らせはその兆しの中の一つに過ぎません。

兆し 2.『シンデレラヒストリー』

昨年11月末に稼働開始から8年目を迎え、モバマスでは8周年キャンペーンと銘打ち、様々なサービスを敢行してきました。デレステ等では頻繁に見られた毎日無料10連を、非常に長い期間モバでもやるとは想定外でした。

と同時に、シンデレラヒストリーというキャンペーンも始まりました。モバマス初期からの、シンデレラアイドルをメインとしたイベントを順に振り返っていくというもので、毎日ログインするともらえる鍵で新たなコミュを見れるというものです。

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このキャンペーン、開いていくと分かるのですが非常に長いスパンで展開されていくことが容易に想像できます。一日一回のログインで鍵が1個もらえますが、開放できるコミュがなくなると即追加、というわけではないようで余った鍵がどんどん所持上限を超えて溢れていきます。キャンペーン開始日からログインを逃すと開けないコミュが出てくることはなさそうですが、走馬灯のようにイベントを最初から振り返るというコンセプトは幕引きを始めている感を拭えません。

 

兆し 3.『カレンダー配布の終了or休止』

 

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モバマスでは2016年から、デフォルメされたアイドルが描かれたカレンダー壁紙を毎月配信してきました。「今月は自分の担当だ!神!やった!」と小躍りした方も少なくないのではないでしょうか。

このカレンダー、毎月25日前後になると来月分があらかじめ配信されていたのですが、2020年1月11日現在、未だに2020年1月カレンダーが配信されていません

4年間続けてきて50人以上のアイドルが描かれてきましたが、描かれていないアイドルもいます。また平等不平等の話に戻りたいわけではありませんが、今後9周年10周年を見据えるのであればこのタイミングで更新停止するのはかなり不自然に思えます。

カレンダー更新に関して運営は声明を発していません。唯一触れているといえるのは先ほど挙げた『今後の更新について』内の「ガチャ及び一部キャンペーンの実施回数の調整」でしょうか。しかし調整して偶数月だけ配信する、というのも考えにくいです。

暦を止める。ある意味もっともシンプルに終了を仄めかすやり方かもしれません。

 

兆し 4.『シンデレラ声優の相次ぐ結婚発表』

2019年末、アイマスだけでなく声優オタク界に激震が走りました。

始まりは12/28、シンデレラガールズ小早川紗枝役の立花理香さんの結婚発表です。

その翌日から、諸星きらり役の松嵜麗さん、城ヶ崎美嘉役の佳村はるかさん、相葉夕美役の木村珠莉さん、新田美波役の洲崎綾さん、城ヶ崎莉嘉役の山本希望さんが立て続けに結婚を発表しました。

確かに今年のアイマス声優界では、原由実さん、沼倉愛美さん、中村繪里子さんといったASの面々が結婚するという流れがありました。

声優さんの結婚自体は作品の、一人のファンとしてもちろん喜ばしいことです。

ですが年末年始に、それも同じコンテンツでほぼ同時期から活躍してきた6人もの声優が一斉に結婚を発表するというのは前代未聞です。

時期的に、ちょうど先の『今後の更新について』とも重なります。

 

「声優が6人結婚したくらいで、コンテンツが終わるわけない」とお思いの方もいるでしょうが、むしろ逆です。「コンテンツが終わるから、声優が6人も結婚したのだ」の方が因果関係的に成り立ちます。

アイマスアイドル声優コンテンツという側面をもっていることは周知の事実です。そして、そのライブ等における収益がコンテンツにとっての大きな原動力となっていることもまた事実です。

アイドル声優に求められるのは演技力や誠実さ、演技の幅広さだけにとどまらず、人気商売的な面も勿論あります。本気で声優と結婚できると思っている声優オタクはまずいないでしょうが、声優ファンの中には結婚発表をネガティブにとらえ、それを機に応援、追っかけを止めてしまうという人も少なからずいることでしょう。

アイマスのライブに来る人全員が全員声優ファンだとは思いません。アイマスのアイドルが好きな人、曲が好きな人、他のプロデューサーとの交流を楽しみたい人、様々な趣を持ったファンの中に、「担当している声優が好きで来た」という人もいます。

そう考えると、「ライブ運営的にはアイドル声優の結婚は不利益である。」ということになります。人の幸せを損得勘定に数えるというのは非常に不謹慎な言い方ですが、ヅァニーズの某国民的ユニットの某メンバーの結婚後のファンの行動が全てを物語っています。

運営側も「コンテンツが終わるまでは結婚しないでくれ」とはさすがに言えないはずです。ですが、終わりが近づいているので、今後の仕事、生活の安定などを考えて結婚に至ったと考えることはできてしまいます。

 

以上が僕がモバマスが終わるのではないかと感じるようになった兆しのすべてになります。

 

では、なぜこの「モバマスが終わる」話を総選挙前にする必要があったのか。

結論から言えば第9回の総選挙が例年通りに開催されるとは限らないからです。

あくまで僕の予想ですが、モバマスは早くて今年の3月に終わる可能性があります。3月というのは年度の切り替わり的に便宜を図っただけで、ずれることも十分あり得ます。

実際、グリマスは2月という中途半端な時期に終了していました。

もし仮に3月までにモバが終了すると仮定すると、第9回総選挙がモバから投票できず、デレステからの投票のみとなります。

つまり、モバとステを両方やっていた人からすれば、モバの分の投票権を失う、といったことになります。

勿論何かしらの措置が講じられることも予想できます。ステにおいて投票権を得るための機会増加は十分あり得ます。

しかしモバしかやっていないという人は、投票すらできなくなります。またデレステリズムゲームという性質上、ポチポチゲーのモバより相対的に投票権を得難いとも言えます。

中にはモバの終了と共にシンデレラを追うのを辞める人も出ることは想像に難くありません。

そして声優さんたちの相次ぐ結婚から、このシンデレラガールズも永遠には続かない、第190回総選挙なんてありえないと悟るべきです。ゲームは形あるものとはいえませんが、無限に続くなんてことはありえません。

その最後の総選挙が、意外と近くまで来ているのかもしれません。

 

これを最後まで読んでくれているシンデレラガールズのプロデューサーさんに問います。

貴方は、次の総選挙で、誰に投票するつもりですか?

担当が所属するユニットの代表に?

担当と仲がいいアイドルに?

ただ声が聞きたいアイドルに?

曲をあげたいアイドルに?

P付き合いで他担に?

それとも

シンデレラガールになってほしい、自分の担当に?

 

投票は「自由」です。「自由」だからこそ、後々、悔いが無いような選択をしたいものです。

 

では、本日はこのあたりで。

アイマス最高👏👏👏👏👏