【アニソン】二郎'sセレクト楽曲大賞2020
お久しぶりです。二郎重忠です。
最近はアプリ「CUE!-See You Everyday-」にどっぷりになってしまってほとんどブログを更新していませんでした。申し訳ないです。
もちろん本記事でもCUE!について触れます。ついてこれない奴は置いていく。
今日はタイトルの通りです。形式としては僕が普段触れている各コンテンツから大賞を選び、その厳選された大賞から年間No.1を決めます。
また、あくまで「僕が2020年中に聞いた楽曲」の中から決めるため、2020年リリースでない曲が混ざることもあります。
ちなみに昨日レコード大賞が紅蓮華に決まりましたが、もっと鬼滅の音楽に関わっている梶浦由記と椎名豪に触れて欲しいと思いました。
それでは早速やっていきまっしょう。
- アイドルマスターシンデレラガールズ:『あこがれステッチ』
- アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ:『Parade d'amour』
- アイドルマスターシャイニーカラーズ:『あの花のように』
- アイカツ!(1年目)『カレンダーガール』
- アイカツ!(2年目)『オリジナルスター☆彡』
- アイカツ!(3年目)『ラブリー☆ボム』
- アイカツ!(4年目)『lucky train!』
- アイカツスターズ!『episode Solo』
- アイカツスターズ!(2年目)『Bon Bon Voyage!』
- CUE!-See You Everyday-(1年目)『ドリ☆アピ』
- CUE!-See You Everyday-(2年目)『beautiful tomorrow』
- キラッとプリ☆チャン♪『ヒロインズドラマ』
- その他コンテンツ『Favorite Days』
- アニソン年間大賞2020
アイドルマスターシンデレラガールズ:『あこがれステッチ』
あこがれステッチ
作詞:磯谷佳江/作曲:小野貴光/編曲:玉木千尋
もうね、敬虔なU149Pであった僕にとってどれほど千枝ソロが出ることを待ちわびたかってことですよ。
作詞はSparkling Girlでおなじみ、シンデレラキャラソンの大家である磯谷さん、
作曲はWonder goes on!!の小野貴光さん。
つよすぎ
「早く大人になりたい」という想いと「踏み出す勇気がもてない」という葛藤を
裁縫のステッチを主題において表現するというのは千枝ソロとして100点満点中758242973647293875349572498574645726346293487542975億点です。
ただ、サイコミと講談社のいざこざで歌詞カード付け忘れるのはマジで無い。
まだ配信はしてないんでしたっけ。
漫画版U149特装版6巻の付属CDなんで、希少音源になる可能性が高いです。
今アマゾン見たら中古価格15000とか34000(多分転売ヤー)とかになってて草生えた。
次
アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ:『Parade d'amour』
Parade d'amour
歌:北沢志保(雨宮天),桜守歌織(香里有佐),徳川まつり(諏訪彩花),田中琴葉(種田梨沙)
作詞・作曲:佐藤厚仁(Dream Monster)/編曲:椿山日南子(Dream Monster)
(買う気満々だったから初めて試聴動画見たけど無駄に凝ってやがる)
オペラセリア煌輝座の劇中歌として発表されたこの曲。
「昏き星、遠い月」のようにミュージカル調でありつつも、曲構成がはっきりとしており、オーケストラのような荘厳な演奏も魅力的です。
今年はコロナ禍の影響もありミリオンのCD販売スケジュールがかなり遅れたため、CDとして出た曲数は結構少ないです。
それでも「絶対的Performer」と記事にする寸前まで迷いました。
決め手になったのは「Dメロからの落ちサビからの盛り上がり」の有無です。上の試聴動画だと聞けないのでTSUTAYAかBOOKOFFに行って今すぐ入手しましょう。
ドラマCDで人が狂うさまは上の記事で読めます。
Dream Monsterは今後も期待ができる音楽制作グループなので要チェックです。
次
アイドルマスターシャイニーカラーズ:『あの花のように』
あの花のように
歌:ノクチル(浅倉透(和久井優),樋口円香(土屋李央),福丸小糸(田嶌紗蘭),市川雛菜(岡咲美保))
作詞:きみコ/作編曲:Lantan
シャニマス良曲多すぎて1曲に絞るのむずい。マジで。
シャイノグラフィといつだって僕らはとダブル・イフェクトと悩みました。
ただやっぱり僕はアイマスにおけるガールズバンド感のある曲が好きなんで、この曲になりました。
シャニに先行実装されたときはマジでビビりました。だってあの「アイル」のきみコさん作詞ですよ。
この男は「アイルを歌え樋口円香」って名前で2ndアニバPカップ66位終了ですからね。もう実質アイルみたいなもんです(?)。
曲の方に全然触れてないので触れると、「夏の魔法をカラダにまとい」「いつか解けてゆく魔法も超えて」のように、サビにおいて「魔法」というワードに重心が置かれます。
アイマスで「魔法」というとシンデレラガールズのイメージがありますが、
そもそも律っちゃんの「魔法をかけて!」のように、P=魔法使い、アイドル=夢見る女の子というモチーフはAS初期から存在しています。
つまり僕はこの「アイマス最新のアイドル達による楽曲」に「受け継がれるアイマスの意志」を見出しました。
きみコ~~~もっとシャニに曲書いてくれ~~~。
次
アイカツ!(1年目)『カレンダーガール』
歌:わか・ふうり・すなお from STAR☆ANIS
アイカツ!(2年目)『オリジナルスター☆彡』
歌:わか・ふうり・すなお・れみ・もえ・えり・ゆな・りすこ from STAR☆ANIS
アイカツ!(3年目)『ラブリー☆ボム』
歌 みほ from AIKATSU☆STARS!
作詞:tzk(onetrap)/作曲:山崎佳祐(onetrap)/編曲:成瀬裕介(onetrap)
アイカツ!(4年目)『lucky train!』
歌:るか・もな・みき from AIKATSU☆STARS!
作詞:只野菜摘/作曲:中野領太(onetrap)/編曲:Integral Clover(agehasprings)
アイカツスターズ!『episode Solo』
歌:るか・ななせ・かな・みほ from AIKATSU☆STARS!
アイカツスターズ!(2年目)『Bon Bon Voyage!』
歌:りさ/みほ from AIKATSU☆STARS!
作詞:辻 純更/作編曲:石濱 翔(MONACA)
夏からアイカツ!を見始めて、一気にハマりました。
スターズまで完走、今は合間合間にフレンズをみています。
初代1話はまあ女児向け筐体コンテンツのアニメだしこんなもんかな、と思っていたら
無防備な状態から『カレンダーガール』を浴びてしまい
「なんだこれは!!!!????」となり現在に至ります。
MONACA、onetrap、agehaspringsと今を時めく楽曲クリエイター集団の織りなす楽曲の数々はどれも圧巻で、とても一曲に絞り切れないので
「じゃあ1年ごとに別コンテンツ扱いにすればよくね?」と思い立ちました。ズルしました。ごめんなさい。
楽曲オタクの義務教育、とまでは行かないでしょうが、MONACAやonetrapのオタクを自称するのであれば初代アイカツは完走すべきです。
というかアニソン好きとして「カレンダーガールを知らない」ということはほぼあり得ません。昨年まであり得ない状態だったけど。
アニソンとしてはかなりEDM風の曲が多いのが特徴です。しかし歌詞内においてアニメストーリーを踏襲、かつ重要な伏線をちりばめていたりと繊細な面もあるので気を抜くとすぐ涙腺と前立腺が壊れて水分不足に陥ります。
語るとキリが無くなりそうなんで次
CUE!-See You Everyday-(1年目)『ドリ☆アピ』
歌:AiRBLUE Bird(天童悠希(鷹村彩花),赤川千紗(宮原颯希),恵庭あいり(飯塚麻結),九条柚葉(村上まなつ))
CUE!-See You Everyday-(2年目)『beautiful tomorrow』
歌:AiRBLUE
作詞・作曲:伊藤賢/編曲:伊藤賢,竹市佳伸
先月頭、CUEにハマりました。
というのもアニメ化するという話を小耳にはさんだので、ものは試しにとやってみたが最後、沼の形があまりにもピッタリすぎて抜け出せなくなりました。
コンテンツに触れて一週間ちょいでこのような有様です。
きら✨きら✨(LALALALALALA)
— 二郎重忠 (@Yamadazirou) 2020年11月10日
流れ星☄が(DADADADADA)
ある日☀️ここ👇に(LALALALALA)
降りてきた🏃♂️🚎の(WAKUWAKUが)
カガヤケ☆カガヤケ🌟
遠く🛤️からでも見える🧐ように
カケダセ☆カケダセ🏃♀️
ドカンと爆発💥するエネルギー
(おっきな声で一緒にせーの)
ユメに好かれたい💕
ドリーム☆アピール
『ドリ☆アピ』はゲーム内ユニットの一つBirdの最初のユニット曲です。
実はストーリーを読む前から聞いていました。というのも「作詞:中村彼方/作編曲:石濱翔(MONACA)」というあまりにもパワーあんどちからみたいなクレジットが目に入ったからです。
石濱さんといえばアイカツの項にもあるようにMONACAを代表する楽曲クリエイターの一人であり、デレマスでは『Tulip』で有名です。
中村彼方さんはミリオンライブやシャニマス、ウマ娘で書かれています。『ラスト・アクトレス』や『ヒカリのdestination』などですね。
ただ、アイマスはCDレーベルごとにクリエイターの縛りがかなり大きいです。MONACAは日本コロムビアのASとデレ、Arte RefactはLantisのミリ・M・シャニに書くというような暗黙の了解みたいなものがあります。
ヒゲドライバーさんのようにレーベルの垣根を超える方もいますが、ごく少数です。
中村さんはアイマスにおいてはLantis側、MONACAはコロムビア側なので
作詞:中村彼方/作編曲:石濱翔(MONACA)クレジットのアイマス曲はほぼ出ないといっても過言ではありません。
なのでこれは革命的な曲です。
曲は静かな立ち上がりですが、石濱サウンドともいうべきエロすぎるギターリフ、メインストーリーを読むと解釈一致しすぎて解釈天になる中村さんのエモ詞。
はぁ~~~~~~~~。すき。
聞いてからメインストーリー第2章『飛び立て小鳥たち!』を読んでみてください。
最初はアホみたいなやりとりばっかで笑いまくりますが、終盤で涙が止まらなくなります。みんな竹中直人になります。そしてドリアピに刺されます。
『beautiful tomorrow』はメインストーリーSeason1.1のテーマ曲です。
メインストーリーエピローグがややインパクトのデカい終わり方をするので、それをどう乗り越えて、未来へ向いていくか、が描かれています。曲でも同様です。
最初聞いた時「エロゲのOP!?」と思いました。普段そんなエロゲやんないのに。
で、↑のPVを見てください。「エロゲのOPだ…」になります。(CUEは全年齢向けです)
Bメロの「いつかたどり着くまで」の「ま」「で」の半音上がるハモリやばくないですか。
あとこの曲、1サビの時点ですでに転調してるんですよ。こんなの絶対おかしいよ。
鍵盤でメロディ引くとABメロは白鍵、サビは黒鍵メインになるので分かりやすいです。
これ以外にも『MiRAGE! MiRAGE!!』『One More Step』『Good meal,Good life』など良曲満載なんで、
本当にCUEはやったほうがいいです。アイマスPは敵情視察だと思って。
コミュの重厚さを売りにしてるシャニマスと肩を並べられるのマジでCUEくらいだと思う。
いいか高山、真の競合はブシロードにはいない、リベルエンタテインメントにあり。
悠あいの波動に飲まれろ。はるしほもいいぞ。まほあやもいいぞ。りえめいはもうなんかすごいぞ。
CUEをガッツリ語れたので満足。次
キラッとプリ☆チャン♪『ヒロインズドラマ』
歌:赤城あんな(芹沢優)
作詞:真崎エリカ/作編曲:本多友紀(Arte Refact)
2019年12月発売だから四捨五入すれば2020年の曲だよ。
アキバの某カドショ行ったら(申し訳程度の遊戯王ブログ要素)プリチャンの筐体があってそっから永遠に流れてくるんでハマりました。
調べたら真崎×本多で「そりゃ好きになるわ」って納得しました。
プリチャンはミラクルキラッツとメルティックスターのCD1枚ずつ持ってるだけで、アニメはまだ見てないです。真崎エリカがいっぱい曲書いてるので嬉しいです。プリパラ女児のみなさん、ごめんなさい。
アイカツフレンズとオンパレード見たら見ます。ちゃんとプリパラから見るので許してください。
スペーススパイススペクタクルも多動間違いなしの曲なので聴いてください。次
その他コンテンツ『Favorite Days』
Favorite Days
歌:日高零奈(蔀 祐佳)
作詞/作編曲:kz
バンナムが送り出してきた新コンテンツ「電音部」の楽曲で、「何度も繰り返し聞いていて飽きない」と思ったのがこのFavorite Daysです。
さすがのkzなんですわ。
電音部は現状、集金コンテンツが楽曲販売・配信しかなく、追っているかといわれると好きなキャラもあんまいない(というか分からない)んで「その他コンテンツ」というくくりになりました。
ただDJというのを売りにしたコンテンツである以上、箱でライブをやっていきたいんでしょうが情勢的に難しいので今後が不安ですね。
またせっかくキャラに一曲ずつ与えているものの、肝心のキャラそのものの掘り下げが公式4コマ以外にないので、キャラソンにおいて重要な「そのキャラクターがこの曲を歌う意味」という感情の揺さぶりがあまり無いのも課題です。
おそらく今後何かしらの形でアプリはリリースされるのでしょうが、今や美少女リズムゲーム戦国時代。ミリシタデレステとも食い合いが発生するので、どう差別化していけるか、コミュに力を入れられるか、Mika Pikazoの絵柄をソシャゲ的に増産できるかなどなど立ちはだかる壁はデカいし多いです。全クリしてアニメ化まで行ったらもう覇者です。
以上13曲が各コンテンツ大賞です。(各コンテンツとは)
アニソン年間大賞2020
それでは、2020年、二郎重忠が選ぶアニソン年間大賞は......
(なぞのま)
AiRBLUE Birdの
『ハミングバード』です!
歌:AiRBLUE Bird(天童悠希(鷹村彩花),赤川千紗(宮原颯希),恵庭あいり(飯塚麻結),九条柚葉(村上まなつ))
作詞/作編曲:NOVECHIKA,TETTA
「は?」
とお思いのみなさん、まあ僕の言い訳を聞いてください。
上の13曲から正直に選ぶと、もう満場一致で『ドリ☆アピ』になるんです。なったんです。
別にこれはCUE曲がアイマスやアイカツに勝っていると評価した訳ではありません。
むしろ『ドリ☆アピ』の良さは、アイマスやアイカツで洗練された楽曲クリエイター陣のセンスによる、という見方もできるわけです。つまりこれはアイマスアイカツが勝ち取った勝利でもあるわけです。バンナムじゃねえけど。
ただ、 「CUE! Team Single 02」は2020年1月の発売ですが、『ドリ☆アピ』の初出は2019年発売の限定ミニアルバム「See You Everyday」なんです。
つまり『ドリ☆アピ』は2019年の曲なんです。
2020年の年間大賞曲が2019年の曲になるのは、やっぱりどうしてもこう腑に落ちないというか、「お前のアンテナ1年周回遅れかよ」感があるので避けようと思いました。(今更アイカツを見ている人間が何をのたまっているのか)
そこで、「AiRBLUE Birdが歌っている」「2020年初出の曲」という形で折衷したところ、Birdの可愛らしさ、健気さが前面に押し出された「ハミングバード」に決定したというワケです。
年間大賞受賞、おめでとうございます。
まだまだCUEは走り出したばかり、飛び始めたばかりの歴の短いコンテンツです。
しかしながら、その両翼は、確かに力のあるクリエイターたちによって支えられています。
バンナムのコンテンツはどれもかなり長い歴史に裏打ちされたものがあり、その蓄えのおかげで多少のヘマは乗り越えられています。
ですがCUEはそう余裕はありません。特に今年はコロナの影響もあり、ライブ事業も縮小しています。
せっかくの良質なものを提供しているコンテンツが畳まれていくのは、オタクにとっては非常に残念なものです。
少しでも興味がある方は、曲を聴いてみてください。アプリを入れてみてください。
合わなかったらそれでいいです。
肌に合うと感じた方、もっと味わいたいと思った方は、応援しましょう。
CUEを、AiRBLUEを、よろしくお願いします。
では、2021年も良いアニソンと出会えますように。
残り数時間ですが皆さん、良いお年を。
二郎重忠