これ、通れば勝ちです

アニソンの話したり遊戯王の話したりします。

二郎'sセレクト楽曲大賞2021

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お久しぶりです。二郎です。

 

今回は年末恒例企画、二郎'sセレクト2021年楽曲大賞を発表いたします。

 

前年度の記事はこちらから。

jiro-shigetada.hateblo.jp

 

選考基準についてですが、

・主にアニメソング、もしくはそれに準ずるコンテンツ、声優アーティストによる楽曲。

・2021年1月~12月にCD,配信どちらかの形式で発売されたもの。

・例外として、二郎が今年ハマった2020年以前の楽曲。

というものです。

要は僕が今年聞いて好きだった、鬼リピしたアニソンってことです。

 

さて、僕がこの記事を書く理由についてなんですが、とにかく

「この曲(たち)を聞いてほしい」

その一点に尽きます。

その思いも込めて、昨年度は曲紹介とともにYouTube上の公式MVを逐一貼っていたのですが、

今年はそれに加えて、

 

soundcloud.com

 

聴きながら記事を読めるよう、ノミネート全23曲を繋げてきました。

DJ的な技術は皆無であり、BPM的に違和感のある部分も多いのですが、

コンテンツごとにある程度まとめる必要があったためご容赦ください。

また、聴きながらワンコーラス以内に読み切れる文章量で魅力を伝えられるよう頑張りたいと思います。

まあ何曲かは「この曲はCメロ~ラスサビまで聞いてくれ!!!」ってのもありますが。

 

それでは行ってみましょう。

 

下のリンクを開いてから記事を読み始めてください。

soundcloud.com

アイドルマスターシャイニーカラーズより『夢見鳥』『星をめざして』『わたしの主人公はわたしだから!』

youtu.be

夢見鳥 / 樋口円香(CV:土屋李央)

作詞:秋浦智裕

作曲:家原正樹,Jam9

編曲:家原正樹

 

全シャニPが待望の、初のソロ曲アルバムに収録された円香のソロ曲です。

ガッツリバラード曲です。しかもアコギです。

各メンバーの「アイドルをやる理由」がかなり異端なノクチルの面々ですが、

その中でも自身の在り方に葛藤する樋口円香にとっての”暫定的な答え”といえる曲となっています。

ただ、個人的には「答え出るのちょい早くね?」という気がします。

(ちなみに僕はイチャラブ系のP円の絵がマジで苦手な面倒くさいタイプの円香Pです。)

なにせCD発売は1月でノクチルが初登場した2020年4月から1年と経っていません。

シャニマスのソロは滅茶苦茶聞きたかったけど、ノクチルはまだ早すぎた気がするんだよな。

曲の話を全然してないのですが、曲よりも詞に込められた円香の「きれいな物にはきっと棘がついているから」などの考え方、哲学が歌われているのが素晴らしく、onetrap秋浦さんを通した円香の解像度が高くなる、そんな楽曲です。

 

youtu.be

星をめざして / 芹沢あさひ(CV:田中有紀)

作詞:下地悠

作曲・編曲:三好啓太

 

夢見鳥の前に収録されている、芹沢あさひのソロ曲です。

あさひは担当ではないのですが、この曲にはぐぐぐっと引き込まれました。

ランティスアイマスはまとまった形でソロを出してくれるので、担当以外の子のソロで突然死してしまう恐怖感が最高に癖になります。フロムゲーみたいなもんですね。

先ほどの夢見鳥は一回聞くと致死量の「樋口円香」を摂取してしまうのでリピートするタイプの曲ではないのですが、

この「星をめざして」は聞くたびにいろいろな発見があるので何度もリピートしてしまいます。普通に担当のソロより再生回数多いです。

「星になる」というフレーズは「死」の暗喩として使われることがありますが、

この曲でのあさひによる「わたしがいつの日にか星になれたならいいのに」の歌い方はネガティブさを一切感じさせず、

自身の好奇心のためなら死すら受け入れてしまうあさひの死生観、末恐ろしさが表れているように思います。

星にならないでくれ、あさひ.........

あとこれはCメロからラスサビまでマジで聞いてください。

Cメロ「大変なことが起きても~」の後ろで、「ラン、ラリパ、ラリパ、パリルレラロ」というイントロのフレーズのメロディが木琴のような楽器で弾かれています。

芹沢あさひに木琴、似合いすぎるだろ...

 

youtu.be

わたしの主人公はわたしだから! / 福丸小糸(CV:田嶌紗蘭)

作詞:秋浦智裕

作曲:本多友紀(Arte Refact)

編曲:矢鴇つかさ(Arte Refact)

 

またしてもノクチルです。

円香の夢見鳥とは打ってかわり、アップテンポで来ました。

コミュ内でネガティブな考え方をすることが多い小糸の周囲への想いの詞と、

アルテの本多&矢鴇コンビが繰り出すメロディが組み合わさり最強に見える。

矢鴇さんはプリチャン曲に見られるように、

フレーズ終わりの(ハイ!ハイ!)などのコールが楽しい曲をたくさん書いてくれるので好きです。

シャニマス的にはこういうコールの激しい曲は珍しいのですが、いじらしくも可愛らしい小動物のようなコールが小糸というキャラにピッタリだったので名采配といえます。

 

DIALOGUE+より『あやふわアスタリスク』『謎解きはキスのあとで』

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あやふやアスタリスク / DIALOGUE+

作詞・作曲:田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)

編曲:広川恵一(MONACA)

 

1月からとてつもない楽曲をぶちこまれました。

弱キャラ友崎くんのEDだったようですが、D+を単純に追っていたら来たのでアニメは1話も見てないです。

どこからがAメロ・Bメロ・サビかもわかりづらい独特で浮遊感のある曲調、田淵と広川が組むとこんなことになってしまうんですね。

僕は現地やアニクラで聞くたびにコンテンポラリーダンス状態になってしまいます。

 

謎解きはキスのあとで / DIALOGUE+

作詞:竹内サティフォ

作曲:ONIGAWARA

編曲:ONIGAWARA、伊藤翼

 

やってくれたな、ONIGAWARA、伊藤翼。

今年の秋に出たD+の1stアルバムに収録された曲です。

サビの畳みかけ方がものすごく好みです。

11月に行われたツアーファイナル東京公演では、無事に

サビの「迷宮入り確定ロマンス」で文字通りロマンスするオタクになれたので後悔は無いです。

これがアニメタイアップじゃないってどういうことよ…

ただ内山さんのサビでの高音聞くたびに苦しくなるのが玉にキズ。

 

CUE!より『マイサスティナー』

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マイサスティナー / AiRBLUE

作詞・作曲・編曲:奈須野新平(Rebrast)

 

CUEのサービス停止前の置き土産1stアルバムに収録された曲です。

試聴動画が発表された直後は、ヒゲドラ曲の「Radio is a Friend!」がトップレア(紙オタク特有の表現)になるという前評判だったのですが、ふたを開けてみるとまあびっくり。

アルバム内最強曲はこちらでした。

デュエキングMAXにおけるラフルル・ラブとガイアッシュ・カイザーみたいですね(?)

 

考察界隈によるとRadio is a Friend!とマイサスティナーはBPMが同じであり、

「Radio is~が文字通りAiRBLUEメンバー全員によるラジオ番組の体で歌われている」

のと、「マイサスティナーのアウトロがラジオの電源を落とすような音で終わっている」

などの点から、「2曲で1セットなのではないか」と言われています。

単体でも、サビ前「前を向けよ キミはもう飛んでいけるんだ」

という歌詞に、CUE!のゲームサービス停止が重なるので、

僕個人としては「CUE!を支えてくれたプレイヤー(=My sustainer)への応援歌」と解釈しています。

 

1月からCUE!はアニメが放映されます。見てくれよな。

 

アイドールズ!より『WE ARE THE ONE』『夢みてさめても』

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WE ARE THE ONE / アイドールズ! (留冬藍名, 水野亜美, 花岡志織, 屋代瑠花)

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夢みてさめても / アイドールズ! (留冬藍名, 水野亜美, 花岡志織, 屋代瑠花)

両曲ともに作詞・作曲・編曲:藤井健太郎(HANO)

 

今年のアイドルアニメ界のダークホースです。

wsy-idolls.com

1月に放映されていた3Dアニメーションの5分アニメで全10話です。

ややシュールな笑いが多いので好みは分かれそうですが、僕はがっつり好きな方です。

武道館ライブを目指す売れないアイドルが、十日間で100人のキャパのライブチケットを売り切ることを目標に奮闘する、というかなりリアルめの設定がされていて斬新でした。

僕の最推しは黄色のヅカ系高身長、フォロワー数24人のるかです。

さらにOP、EDの曲もいい。

5分アニメなのに1分29秒尺をOPEDでそれぞれ使うので存在感がすさまじく、

「連続試聴してると飽きるのでは?」と思うかもしれませんがそこは藤井マジック、

各話のオチ後に夢みてさめても、次の話のWE ARE THE ONE、という安定の流れが完成しています。

 

本当に何度聞いても飽きないような曲構成になっていて恐ろしいです。

WE ARE THE ONE、夢みてさめても。共通するテーマとして、

アイドルとしての活動の日々を「青春」と捉えているところが非常に、エモいです。

 

SELECTION PROJECTより『SELECTION HEROINE』『NOiSY MONSTER』

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SELECTION HEROINE / 9-tie

作詞:牡丹
作曲:藤末樹・NOBB-D
編曲:藤末樹

 

youtu.be

NOiSY MONSTER / GAPsCAPs (小泉 詩(CV:白河みずな)、山鹿 栞(CV:花井美春)、当麻まこ(CV:下地紫野))

作詞:牡丹

作編曲:藤井健太郎(HANO)

 

初めに言っておくと、アニメの内容は面白くないです。

雰囲気でアイドルオーディションやって、雰囲気でアイドルアニメやってる感じ。

でも上の2曲が最高にドはまりする曲だったので頑張って最終話まで完走しました。

 

SELECTION HEROINEは作品のコンセプトをキャッチーなラインで歌いあげてくれる曲です。

セレプロの最大の失敗はこの曲をアニメ本編で使わなかったこと、9-tieというユニットの存在そのものが作品のネタバレであったことでしょうね。

 

NOiSY MONSTERは作品内に登場したユニットの(作品世界の既存曲のカバー)曲です。

ギターがバチバチにかっこいいです。

お嬢(CV:花井美春)、和風総本家キャラなのにすぐベース引けるのはギャグなのか?

優等生キャラの持つ「飢え」がテーマのこの曲、激推しです。

曲の締めの「お腹いっぱい ああごちそうさま」もフレーズとして完璧すぎる。

牡丹、一体何者なんだ。

 

Re:ステージ!より『Pins & Needles』『Invisible Diamond』

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Pins & Needles / Tetrarkhia (山田奈都美, 佐藤実季, 高柳知葉, 西田望見)

作詞・作曲・編曲:石川慧

 

youtu.be

Invisible Diamond / 城北玄刃 (西田望見)

作詞:佐藤サビオ

作曲・編曲:藤井健太郎(HANO)

 

今更ですが今年、Re:ステージ!にハマりました。

きっかけはCUE!のサービス停止。胸にぽっかり空いた穴を埋めるべく、何かコンテンツはないものか...とポニーキャニオンコンテンツを漁っていたところ。

見るからに地雷臭のするアイドルコンテンツがありました。それがリステです。

高尾にある中学校、稀星学園高尾校でアイドル活動をする「謡舞踊部」が廃部の危機に陥りながらもメンバーを増やしていき中学生アイドルの頂点を目指す、というストーリー。

アマプラでアニメ見たらあまりの面白さに秒速で見終えてしまいました。今でも定期的に見返しています。セレプロスタッフはマジでリステ20週しろ。

アニメ見た限りだと柊かえ&本城香澄の「プリンセス&エンジェル」コンビが好きなんですが、全ユニット通して見るとテトラルキアにハマりました。

「全員がユニットのリーダーを自称する」という頭のおかしいやりとりからは想像もつかないほど涙腺に訴えかけてくる情緒ある詞と曲にやられました。

「境界線」に至っては「お願い神様 一度で良いからどうか時間を戻して」って中学生アイドルに歌わせますからね。

まあリステの曲は伊藤翼による泣き曲まみれのKiRaReとトロワアンジュ、ヒゲドライバー節を浴びまくれるオルタンシア、LINEをやらない俊龍によるステラマリスと、10割良曲です。

とりあえずミリオンライブでジュリアの曲が好きって人は「カナリア」と「境界線」を聞いてください。

 

Pins&Needlesは昨年冬に発売のアルバムに収録された曲で、

「今のうちにやりたいことをやろう!」っていうテーマの曲です。青春ですね。

Aメロの西舘ハクの「見上げた空に」の「にぃ!」っていうとこ可愛くて好き。

 

Invisible Diamondはテトラルキアのリーダー、城北玄刃のソロ曲です。

Aメロから超絶カッコイイベースに狂わされ、サビ前ドラム連打→無音からの

西田さんの低音ボイスで絶頂しない人間は地上に存在しません。

Bメロのギターもただかき鳴らすのではなく、最小限の形で押さえながらも存在感を示しているのがあっぱれです。

既にお気づきの方もいるかもしれませんが、本記事において4曲目の藤井健太郎(HANO)曲です。

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LOVE ANNEX 所属 藤井健太郎(HANO)

 

2021年は本当に藤井健太郎(HANO)が爆発した1年だったと思います。藤井イヤー。

カレント・ザナドゥもコンプレックス・シューティングも最高曲なのでぜひ聞きましょう。

 

プリンセスコネクト!Re:Diveより『Holy Passion Roses』

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Holy Passion Roses / サレン (CV: 堀江由衣)、アキノ (CV: 松嵜麗)

作詞:磯谷佳江

作曲:小野貴光

編曲:玉木千尋

 

プリコネはやってないのですが、定期的な日本コロムビアチェックをしていたところ、クレジットが強いので聴いたらハマりました。いや、ハメられました。

だってデレマス追ってる人には「Wonder goes on!!」でお馴染みの

あの磯谷、小野、玉木トリオ通称「磯小玉」ですよ。

曲調は80~90年代の二人組アイドル感あってノスタルジーをくすぐられる感じがたまりません。

サビ前の「デデデン!」とサビ1フレーズ後の「デンデンデンデンデンデンデンデン」めっちゃ好き。

ラスサビ前のギターソロもバケモンカッコイイので必聴です。

 

少女☆歌劇 レヴュースタァライトより『Star Diamond』

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Star Diamond / スタァライト九九組

作詞:中村彼方

作曲・編曲:本多友紀(Arte Refact)

 

ブシロードのコンテンツはあんまり追う気にならない性格だったのですが、今年は劇場版が公開されたというのと、曲を調べたら「全曲作詞:中村彼方」「本多友紀楽曲多数」という事情もあり履修することになりました。

本多友紀曲の中でも一番好きなのが上のStar Diamondです。

ギターと詞のかっこよさが最高にマッチしてます。

中村彼方さんはミリオンライブでも「ラスト・アクトレス」を書いていたのですが、舞台の上で殺し合う系の曲多いですよね。

この曲目当てでアニメを見ていたのですが、舞台版で使われた曲のようでアニメでは聞けませんでした。許しません。

でも劇場版テーマ「私たちはもう舞台の上」では作曲本多、編曲fhana佐藤純一というイカれたクレジットによるトンデモ楽曲を繰り出してきたので許します。

ちなみに劇場版挿入歌「わがままハイウェイ」のギターとして藤井健太郎(HANO)さんが参加しています。やっぱり藤井健太郎イヤーじゃないか

 

IDOLY PRIDEより『IDOLY PRIDE』『The Last Chance』

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IDOLY PRIDE / 星見プロダクション
長瀬琴乃(CV:橘美來)、川咲さくら(CV:菅野真衣)、一ノ瀬怜(CV:結城萌子)、伊吹渚(CV:夏目ここな)、佐伯遙子(CV:佐々木奈緒)、白石沙季(CV:宮沢小春)、白石千紗(CV:高尾奏音)、成宮すず(CV:相川奏多)、早坂芽衣(CV:日向もか)、兵藤雫(CV:首藤志奈)

作詞・作曲・編曲:清竜人

 

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The Last Chance / LizNoir

神崎莉央 (戸松遥), 井川葵(高垣彩陽), 小美山愛(寿美菜子), 赤崎こころ(豊崎愛生)

作詞・作曲・編曲:Q-MHz

 

僕はIDOLY PRIDEが、大好きです。

好きすぎてThe Last Chanceに編集を加えてしまいました。申し訳ありません。

今年の二次元コンテンツはウマ娘の一人勝ち状態でしたが、

間違いなくその裏で着実に躍進してるなと感じたのがアイドリープライドです。

最近は二次元アイドル乱立時代なので、アイマスラブライブのようなブランドタイトルでもない新規IPは、いかに差別化を図るかを強いられています。

アイドリープライドはあえて恐れずに「原点回帰」の道を踏んでいます。

AS世代のアイマス全盛期を知っている人におすすめです。

 

表題曲「IDOLY PRIDE」に関してはこの記事で大体の感想が漏れてます。

jiro-shigetada.hateblo.jp

このころはまだアニメ完走してなかったんですけどね。

 

「The Last Chance」はメインヒロインである長瀬琴乃が所属する星見プロダクションのライバル事務所、バンプロダクションのトップアイドル「LizNoir(リズノワール)」の曲です。

アニメ及びゲーム本編星見編まででは神崎莉央、井川葵の二人組として活動していましたが、ゲーム東京編以降は小美山愛と赤崎こころが加わり四人組となっています。

二人組時代のLizNoirは、新人アイドルの登竜門であるNEXT VENUS グランプリで星見プロの伝説のアイドル、長瀬麻奈と決勝ライブで戦うはずが、決勝戦当日に長瀬麻奈の事故死によりライブが中止に。

3年後に麻奈の妹であるヒロイン、長瀬琴乃が所属する星見プロのユニット「月のテンペスト」と対決することになります。

ゲーム内ではThe Last Chanceは初期実装されていなかったのですが、夏にまさかの「The Last Chanceを主題にしたシナリオイベント」が開催され、僕はうれしさのあまり思わずガチャで天井を叩いてしまいました

この曲は何と言っても「流星群」の作曲で知られる黒須克彦さんによるベースのエロさです。

LizNoirは黒須克彦さんの擬人化です。

あとMVのレトロ感。可愛らしさとカッコよさとポップさが超融合してますね。

ちなみに長瀬麻奈のデビュー曲である「First Step」と「The Last Chance」で対比構造になっているのを知るとアイプラオタクは爆発四散します。

 

ちなみに今年の気付きに「俺、4人組アイドル好きになりがち」というのがあります。

(フリルドスクエア、ノクチル、AiRBLUE各ユニット、テトラルキア、アイドールズ!、LizNoirなど)

 

そして、長瀬麻奈役の神田沙也加さん、本当にありがとうございました。

 

愛美『ReSTARTING!!』

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ReSTARTING!! / 愛美

作詞:愛美

作曲・編曲:山﨑佳祐

 

ミリオンライブやバンドリで活躍される声優、愛美さんがポニーキャニオンからキングレコードでリスタートする気持ちを歌った曲(憶測)です。

ミリオンライブでジュリアを知ってる人からすれば、目をつぶって聞くとほぼもうジュリアのソロ曲です。

サビの「あ~ぁ」の歌い方が本当に好き。愛してる。一生その低音でいてくれ。

間奏コールの「Going my way! AI Mean It!」に「アイミ」が入ってるのがいいですね。

ライブには仕事の都合で行けなかったのですが、次は行きたいと思います。

 

アイドルマスターミリオンライブ!より『パンとフィルム』

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パンとフィルム / ≡君彩≡ (藤井ゆきよ, 村川梨衣, 木戸衣吹)

作詞:佐高陵平(Hifumi,inc.)

作曲:齋藤大(Hifumi,inc.)

編曲:佐高陵平(Hifumi,inc.)

 

聞いた瞬間「やりやがった!!マジかよy0c1e(佐高陵平別名義)ッ やりやがったッ!!」って叫んじゃいましたね。

佐高陵平さんはミリオンライブでの初仕事は春に発売されたRemixCDでのアレンジだったのですが、まさか新曲を書いてくれるとは思ってもいませんでした。

君彩のA面「ReTale」も大大大好きな曲なのですが、

「パンとフィルム」は今年のミリオンライブ楽曲の中でもずば抜けていました。

イントロから佐高さんの得意とする打ち込みが炸裂し、テンポよく進んでいくAメロBメロに静かなサビ前、盛り上がりながらも最後は哀愁を漂わせながら終わっていくサビ、あまりにも完璧すぎる。

落ちサビの静かな感じも好きなので聞いてほしすぎて入れました。

ミリオンライブ君、キャラとか楽曲とか声優さんの強さは十分にあって、無いのは知名度なんだから一刻も早くアニメ化の続報をください。待ってま~~す(ころあず)。

もしかしたらウマが跳ねすぎてMachicoのアフレコする時間が取れてない?

 

アイカツプラネット!より『HAPPY∞アイカツ!』『プチプラEveryday』

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HAPPY∞アイカツ! / STARRY PLANET☆

作詞:磯谷佳江
作曲:小野貴光
編曲:玉木千尋

 

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プチプラEveryday / 杏・紗良 from STARRY PLANET☆

作詞・作曲・編曲:松浦雄太

 

『HAPPY∞アイカツ!』は、ご存じ磯小玉です。

いやもう、アイカツでここまでガールズバンドチックな曲が出てくれるなんて感無量です。

実写で敬遠してる人もいるみたいですが、アイカツを知ってる人にも知らない人にも見て欲しいです。

個人的にはアイカツフレンズ、オンパレードより初代「アイカツ!」感があって好きです。

何と来年には劇場版になるそうなので今のうちに。

落ちサビからラスサビがきて、追い打ちをかけるようにラスサビ2(ドラムの入り方が違う)があって、本当に最後まで飽きさせない工夫がされていてすごい曲です。

 

『プチプラEveryday』は、挿入歌として聞いた際にビビり散らかしましたね。

聞くと分かるんですがアイカツプラネットの楽曲は、全体的に80後半~90年代に流行した曲調が取り入れられているのが多いんですよね。

おそらく女児向けカードダス筐体がメインの収入源なので、プレイ代をねだられる対象である親世代にも受け入れやすい曲調を含んでいるのではないかと思われます。

『Inner Voice』は分かりやすく小室サウンドって感じですし。

母親にプチプラEverydayを聞かせたところ、「ピチカートファイブやん!」って絶叫する母親龍イーヴィルヒートになっていました。

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あと、プチプラEveryday、僕の好きなテーマである「女の子がキレイになってお出かけしたい」が歌われているのもいいんですよね(cf.Kawaii make MY day!)

 

≠ME『まほろアスタリスク

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まほろアスタリスク / ≠ME (ノットイコールミー)

作詞:指原莉乃
作曲:本多友紀
編曲:脇 眞富

 

正確にはアニソンではないのですが紹介させていただきます。

ツイまつりでデスメタル福地君と話して「完全神曲」と合意が取れた曲です。

2021年本多友紀総決算って感じですね。

 

この時は本当にすみませんでした。

ここまで記事を読んでくれた方なら分かると思いますが、

「ギターがかっこいい」「高BPM」「女性アイドルの低音」3拍子揃っているので僕が好きにならないわけがない曲です。

≠ME(ノットイコールミー、通称ノイミー)は=LOVE(イコールラブ、通称イコラブ)の妹分として元AKB、HKTの指原莉乃がプロデュースするアイドルユニットです。

僕が知ったのは今年の夏に星見プロダクション目当てで言ったTIF2021で、楽曲の感じが好きだなぁと思って聞いていたら、後日最推し作曲家の本多友紀さんが楽曲提供するという知らせを聞いてガチで椅子から転げ落ちました。

それがこのまほろアスタリスクになります。

 

アニソンを飛び出してメジャーなアーティストの曲を手掛けるようになると思うと、ついつい後方彼氏面をしてしまいますね。

 

鬼頭明里『Desire Again』

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Desire Again / 鬼頭明里

作詞:新田目駿(HANO)

作曲:momo

編曲:神田ジョン

 

鬼頭明里さんに、今更ハマりました......。

声優としてハマっているというよりは、アーティストとしてハマっているに近いです。

リステやウマ娘、ニジガクと多くの二次ドルコンテンツで活躍しており、その分キャラソンを歌っている機会も多いです。

きっかけとなったのはリステでの月坂紗由のソロ「ロケット」ですね。

他にも近江彼方の「Butterfly」などの難しい曲を歌いこなしているだけでも、現役女性声優のなかではトップクラスの歌唱力を持っていると思います。

 

で、鬼頭さんのアルバムやシングルに手を出し、「曲全部好き~~~!!!!」となり、そのまま12月に開催されたアーティスト活動2周年ライブ「MIRRORS」を見てきました。

一般だったので最後列でしたが、全曲好きなので何が来ても優勝間違いなしの最高更新ライブでした。

2021年に現地に足を運んだライブの中で一番楽しかったです。

 

Desire Againは2枚目のシングル曲です。金切り声を上げるような激しいギターがたまりませんね。

ちなみに2021年の最新曲「トウメイナユメ」は作曲が藤井健太郎さんです。

 

今年、男性声優とのスキャンダル報道もされましたが、僕はガチ恋などではなく純粋にアーティスト活動をして居て欲しいので、彼氏いようが浮気してようが生中4発していたとしても知ったこっちゃないです。応援しています。

 

ウマ娘 プリティーダービーより『ユメヲカケル!』

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ユメヲカケル! / スペシャルウィーク(CV.和氣あず未)、サイレンススズカ(CV.高野麻里佳)、トウカイテイオー(CV.Machico)、ウオッカ(CV.大橋彩香)、ダイワスカーレット(CV.木村千咲)、ゴールドシップ(CV.上田 瞳)、メジロマックイーン(CV.大西沙織

作詞:マイクスギヤマ

作曲・編曲:東大路憲太

 

2021年のアニメを語る上で外せないのはやはりウマ娘でしょう。

2018年の1期放送当時に競馬どころかウマ娘の話をしていない人までアニメを見たりアプリをやっているものですから、どれだけ2期が凄かったかという話です。

まあ、1期から既に神アニメだったんですけどね。みんな気付くのが遅かっただけ。

ウマ娘2期2話を見ていた時の感想。

 

じゃあなんで1期よりも2期が跳ねたかの理由の一つが、OPのユメヲカケル!だったんじゃないかなと思うんですよね。

1期のMake Debut!も名曲だったのですが、ユメヲカケルは190後半の化け物級のBPMを有しており、かつサビ後半の転調でさらに盛り上がるのが多くのオタクの心を掴んだのだと分析しています。

ウマ娘アプリリリース当初は応援したい気持ちもあり今年だけで25万近く課金してしまいましたが、ライブのチケットがご用意されないのと、別に課金しなくてもサービスを続けられるレベルにまで到達してしまったのでしばらくはデイリージュエルパスくらいに抑えようと思います。

 

以上23曲全曲が、今年の楽曲大賞です。

なんか半分くらい楽曲解説より僕のオタク近況報告になっていますがお許しを。

それにしても今年は本当に豊作でしたね。来年も良いアニソンに巡り合えるように願うばかりです。

それでは残り少ないですが、よいお年を。

 

二郎重忠