【雑談】DIALOGUE+は第2のWUGになるのか
※注意※
この記事には、こじらせたオタクによる妄想・妄言・論理飛躍・過言が多く含まれます。
真剣に受け取らずジョーク記事としてお楽しみください。
お久しぶりです。二郎です。
本日語っていくのは、表題の通り、
「DIALOGUE+は第2のWUGになるのか」
についてです。
- 1.DIALOGUE+(ダイアローグ)とは
- 2.Wake Up,Girls!(WUG)とは
- 3.2つのグループの共通点
- 4.WUGになるべきか、否か
- 5.DIALOGUE+よ、”声優”アーティストであれ。
いきなり何の話だ?と思う方もいると思うので、2ユニットの概要を説明していきます。
1.DIALOGUE+(ダイアローグ)とは
2019年6月から活動している8人組の声優アーティストユニット。
所属レーベルはポニーキャニオン。
メンバーは内山悠里菜、稗田寧々、守屋亨香、緒方佑奈、
鷹村彩花、宮原颯希、飯塚麻結、村上まなつ
この8人は2019年10月から配信されているソーシャルゲームコンテンツ
「CUE!」に全員参加しており、ゲーム内の声優ユニット「Flower」「Bird」の構成メンバーと一致しています。
もちろん偶然ではなく、DIALOGUE+が月1で配信しているインターネット番組「DIALOGUE+ BOX」ではCUEの情報が出されるなど、ある程度のつながりが意識されています。
ゲーム内の報酬カードイラストで、月居ほのか(CV:緒方佑奈)が思いっきり「DIALOGUE+」キャップをかぶっていた時は露骨すぎて笑いました。
「人生イージー?」「おもいでしりとり」などアニメタイアップの曲も多いので、
DIALOGUE+を知らなくても曲は聞いたことのあるアニメファンは多そうです。
2.Wake Up,Girls!(WUG)とは
2013年7月から2019年3月の間に活動していた7人組声優ユニット。通称WUG。
所属レーベルはDIVEⅡentertainment(エイベックス)。
メンバーは吉岡茉祐、永野愛理、田中美海、青山吉能、山下七海、奥野香耶、高木美佑
彼らは同名のアイドルアニメ「Wake Up,Girls!」の7人のメインキャラクターのCVと主題歌を担当しており、精力的に活動を続けていましたが、2018年6月に解散を発表。
2019年3月の最終公演をもって有終の美を飾り、10年代中期~終期にかけて最も活躍した声優ユニットの一つといえます。
現在ではWUGとしての活動は終了していますが、メンバーは声優活動を続けており、田中美海はゾンビランドサガの星川リリィ役、山下七海はアイドルマスターシンデレラガールズでの大槻唯役など、知名度の高い作品に出演している方もいます。
3.2つのグループの共通点
僕は、「ダイアローグはWUGを目指しているのではないか?」と思うことが度々あります。
その理由について1点ずつ説明していきます。
i.二次元アイドルコンテンツ発のユニットである。
WUGについては、まあ説明するまでもないことです。
CUEは声優育成ゲームなので厳密にはアイドルではないのですが、オフイベでのライブ歌唱をしているのでニ次元アイドルコンテンツとほぼ同等です。
CUEは昨年の1stでアニメ化が発表されているので「アニメ発」にしてもよかったのですが、あれから約8か月音沙汰がありません。ゲームだけじゃなくアニメも休止しないでください。
ii.MONACAが音楽提供をしている。
WUGはほぼすべての曲が音楽制作集団MONACAによって提供されています。
アニソン業界にMONACAの名が知れ渡ったのは、2013年頃からのアイカツとWUGの躍進が大きいといえるでしょう。
一方、ダイアローグの音楽プロデューサーはUNISON SQUARE GARDEN の動きがうるさいベースでお馴染み田淵智也さんです。
作詞や作曲のほとんどは田淵が手掛けています。
しかし、ディスコグラフィを見ると分かりますが、編曲のクレジットに田中秀和や広川恵一などのMONACAの面々がいることが多いです。
特にデビュー曲「はじめてのかくめい!」は作詞・作曲:田淵智也 編曲:田中秀和(MONACA)という異例のタッグが組まれたことで大きな話題となりました。
iii.他アニメとのタイアップが多い。
元コンテンツとは全く関係ないアニメ(所属メンバーが声優として出演するなどの関連はある)のOP、EDタイアップが多いのも2グループに共通しています。
まあコンテンツ発の声優ユニットとしてはあまり珍しい事象ではないんですけどね。
iv.田中秀和制作曲のMVで水鉄砲を打ち合うシーンが存在する。
疑惑が確信に変わった最大のポイントです。
これはやってます。完全に。
流石に全声優ユニットのMVを完全網羅するわけにはいかないのですが、他に田中秀和制作曲でメンバーが水鉄砲を打ち合っているユニットを見つけたらご一報ください。
v.主コンテンツが終わりそうである。(終わっている)
コラぁ!!!!!!!
WUGは終わったかもしれないけど、CUE!はまだ終わってねえよ!!!!!(多分
(2022年12月追記)
CUE!、本当に終わってしまいました。
4.WUGになるべきか、否か
上記のように、ダイアローグがWUGのような声優ユニットを目指して立ち上げられたのでは、という論拠がわかっていただけたかと思います。
僕も思いつきはネタでしたが、WUGの解散発表が18年の6月で、DIALOGUE+の結成が発表されたのが19年の6月、約1年かけてオーディションをしたと思うとかなり信憑性が増してきます。
WUGは毎年ライブツアーや幕張メッセでのライブを行い、最終的にさいたまスーパーアリーナでの単独最終公演をやりきりました。
この間新入社員で同期になったオタクが行ってたようなのですが(どんな職場だ)、もう最高だったそうです。いいなあ。
ユニットとして成功を収めた点は、一人のダイアローグファンとしてあたりまえですが真似してもらいたい点ではあります。
ただ、まるっきりWUGのようになってほしいかといわれると難しく、
WUGは声優ユニットとしての知名度は高かったですが、主体となるアニメの方があまり盛り上がっていない印象があります。
原因としてはちょっとアニメ監督がアレな方だったからです。(詳しくは各々調べてください。ちなみに「新章」は別の方が監督されています。)
CUE!もアニメ化が控えてますが、良いスタッフに恵まれることを望んでおります。
元コンテンツも強い、声優ユニットも強い、が両立できたらいいんですけどね…
5.DIALOGUE+よ、”声優”アーティストであれ。
最後に、最近のダイアローグに関しての「お気持ち」をもって締めたいと思います。
マジでしょーもないです。WUGの話も終わるんでここでお別れでも大丈夫です。
それでも読む方はこちらをご覧ください。
上から、内山悠里菜、守屋亨香、緒方佑奈、鷹村彩花、宮原颯希、飯塚麻結のWikipediaの「出演」項目です。
え...俺の推し声優ユニット、最近のアニメ出てなさすぎ...?
もう2021年も半分を越しているというのに、21年の出演本数が少なく、モブキャラが多いです。
もちろんモブキャラに命を吹き込むことも声優の大切な仕事の一つですが...あまりにも声優としての仕事量が少なく見受けられます。
理由の一つに、「ダイアローグのユニットとしての拘束時間が多く、オーディションに割く時間がない」ことが予想されます。
実際、ダイアローグはYouTubeチャンネルでMVやダンス以外の動画を上げていますが、ボードゲームやFPSなどのYouTube配信者としての面がほとんどで、声優らしさはどこにもありません。
確かにT所あずさのように、ゲーム配信をする有名声優もいますが、
彼女はゲーム配信をしたから有名声優になったのではなく、声優としてのキャリアを積み重ねたことで有名声優となったのです。
先日ポニーキャニオンの通販サイト、きゃにめの10周年記念10時間配信番組があり、ダイアローグも出演し、オープニングMCや各コーナー間の中継ぎなどをしていました。メンバー全員で取り組む企画があるというので、何をしてくれるのかと思いきや...
きゃにめ10周年〜10時間生放送〜
— DIALOGUE+公式@9/1アルバム発売 (@DIALOGUE_staff) 2021年7月11日
ありがとうございました🎉
10,000個ドミノ大成功でしたっ✨✨
DIALOGUE+
特技:ドミノ
きゃにめ生放送はまだ続きますので引き続きお楽しみくださいっ😍#きゃにめ10周年 #ダイアローグ pic.twitter.com/pEPHEGAWk4
ドミノをしていました。
僕の心の中の声優オタクになった千鳥ノブが言います。
声優アーティストが声の仕事しなくなったら、それはもうアーティストなんよ。
正直な話、今のダイアローグには「声優アーティスト」を名乗らないでほしいです。
もちろん、ダイアローグをパフォーマンス力の高いアイドルユニットとして扱い、声優としての面を見ていないファンも少なくないでしょう。
ただ、僕がダイアローグを知るきっかけになったのはCUEからでした。
CUEはそれこそ、声優育成ゲームと銘打つだけあり演技だけでは難しい昨今の声優事情等も取り入れ、シリアスかつ白黒をつけ切らない、「コミュ読みゲー」としての良さがありました。おまけに曲も激強いです。
僕が好きなコミュの一つに、【Forever Friends】鹿野志穂(CV:守屋亨香)のストーリーがあります。
・ライブ直前、志穂が出たくないと駄々をこね出す。
・志穂は昔からアニメが好きで声優になりたいと思っていた。
・だが志穂が目指していた声優は人前で歌って踊る存在ではなかった。
と、目指していたものと求められるもののギャップに葛藤する名ストーリーです。
志穂に限らず、CUEに登場するAiRBLUE所属の16人の声優のたまごたちは、全員が本気で、1人1人の意思で声優になることを選んだキャラクターです。
CUEのゲーム内ではそんな彼女たちの頑張り、挫折、成功、失敗、喜び、怒り、悲しみ、楽しさ、様々な紆余曲折が描かれていました。
しかし2021年4月、ゲームシステムの根本見直しという理由でサービス提供の無期限停止に突入してしまいます。
ただし8月の2ndライブまでになんとか盛り上がりを維持しなければならない。
そこでDIALOGUE+は5月から7月の3か月間、月一回で行われる定期ライブ「フラフラ」を開催しました。
昨日の7/16に最終の第3回公演が終わりました。新曲も披露され、定期公演としては完成度の高いライブだったと思います。
おそらくYouTubeへの企画ものの動画の増加も、新たに知ってもらう機会を増やすという名目だったのでしょう。
ただ、彼女たちが声優として活躍する場を守るために、声優からかけ離れたことに時間を費やしてしまうのは、本末転倒というほかありません。
鹿野志穂が今のダイアローグを見たら、何と言うでしょうか。
また、これでダイアローグのファンが増えたからと言って、サービス再開後のCUEのユーザーが増えるとは限りません。
CUEのユーザーが増えて定着するかは、CUEのゲーム改善が成功するかどうかにかかっています。
正直、開発側はかなり頭を悩ませていると思います。
大きな要因としては「ウマ娘」の成功。現在ソシャゲユーザーの多くはウマ娘をプレイしており、その売り上げ=課金額は常にトップをひた走っています。
とはいえユーザーが課金できるのも有限ではないため、ウマ娘以外のソシャゲはほぼすべてしわ寄せを食らっている状況です。
またジャンルとしても「育成ゲーム」で近いため、リメイクする上での仮想敵となることは間違いないでしょう。
また、6月下旬にリリースされた僕が今めちゃくちゃ入れ込んでる「IDOLY PRIDE」(以下アイプラ)の存在も大きいです。
サービス停止前のCUEの強みとして、キャラ育成が「放置」でよく、リズムゲームでもないのでゲーム内クエストのクリアにテクニックがいらないという点がありました。
アイプラも、リズムゲームではないので一切のテクニックを必要とせずにゲームを進めていくことができます。
しかしアイプラとCUEには明確な差が2つあります。
1つは3Dモデル。アイプラは特定の楽曲やホーム画面、ストーリーにおいて全アイドルに3Dモデルが用意されています。
特にMVには目を見張るものがあり、全体のクオリティではさすがにうまぴょいレベルではありませんが、カメラワークや指先の動き、汗のエフェクトなど、ウマ娘を除いた3DモデルMVのクオリティではソシャゲ界でもトップクラスです。
2つ目に放置とストーリーの両立。
CUEは「放置する」間はアプリを閉じる必要がありました。
つまり「放置育成をしながらストーリーを読む」ことができません。
アイプラの放置は特に操作も必要なく、育成のために必要な素材が時間経過で自動的に溜まっていくというシステムなので、ストーリー読みも並行して行うことができます。
他にも親愛度上げのストレスフリーさなどがありますが、挙げ続けると「CUEはクソゲー」という悲しい結論が出てしまいそうなのでやめます。
実際、Game-iでのどんぶり勘定式売上予測を見てみると(ナカ〇ドみたいで一度やってみたかった)
・CUE
・アイプラ
2か月足らずでCUEリリース後の3か月を軽く上回っていました。
まあ3Dモデルの分費用が圧倒的に違うのでアイプラの方が儲かっているとは言い切れませんが
それでも7月半月だけで1.5億行ってる予測なのか...割とえらいな
とまあCUEは現在ウマとアイプラがある前提でゲーム開発を進めなければならない状況なわけです。
はたしてどんな形で復活を果たすのか。それとももう......
こんなひっ迫した状況です。キャバ嬢に説教する中年男性みたいであれですが、DIALOGUE+の面々は、そろそろCUE以外のキャリアを本気で積んどいた方がいいと思っています。
ダイアローグよ、声優であれ。
果たしてCUEは、DIALOGUE+の明日はどうなるのか。
すべての真相を、CUE! 2nd Party-Sing About Everything-で確かめましょう。
それでは、また。
二郎