【アニソン雑談】アイドリープライドを全話見てないオタクが『IDOLY PRIDE』MVだけで本編を勝手に想像して泣く話
お久しぶりです。二郎です。
まずは黙って、こちらの動画をご覧ください。
めっっっっっちゃいい曲じゃないですか?
アイドリープライド、リアタイの時に1話観て「ほーんこんな感じね」ってなった後に1話EDとしてOPが流れたんですが、その時点でかなり良いと思いました。
んで、2話でちょっと飽きてきてみるのやめてしまいました。オタクはこらえ性がない。
でもOPの印象はすごい残ってたんで(やっぱ楽曲派なんで)、youtubeで探したら公式のフルMV出てきて
誇張抜きで無限回再生しましたね。
そのへんのオタクが「無限回」っつってもオタク特有の誇張ですが、
僕はこんなんでも国立Fラン大学の数学科出てるんで信憑性が増します。
ℵ_0くらい見ました。
なんなら泣きました。本編2話で切ったのに。
というわけで今回はどうして泣いてしまったかを、「一つの動画を箇所ごとに張り付ける」という狂気じみたやり方で解説していこうと思います。
イントロ~1番Aメロ
(~0:42まで)
まず目につくのがドーンと画面いっぱいに出る歌詞。
コンテンツのタイトルをそのまま引っ提げてる看板曲なので、やはり歌詞に相当の思いが込められているということでしょうか。
イントロが歌声とピアノ、あとドラムのシンバルだけというシンプルな入りから、多彩な音が増えていく様が画面上の色彩の種類でもうまく表現されています。このMV、めちゃくちゃ計算されて作られてますよ。
そしてAサビ前の最後のフレーズ「Stand Up! Without You!」
直訳だと「立ち上がる!あなたがいなくても!」ってことなんで
え!?俺もういらないの!?(ガーン)
みたいな感覚に陥ります。
そしてAメロ
「眠れない夜と切ない朝を 繋ぎ止めるのは夢なんだから」
おめでとうございます清竜人さん。天才歌詞オブザイヤー2021、受賞です。
AiRBLUE Bird「ドリアピ」のAメロっぽさもあって個人的に一番好きなフレーズです。(隙あらばCUE)
「失いかけた歌声も ともに明日に君に永遠に 響くようにと」
お前、声失いかけるんか...アニマスの如月千早みたいなことかな...?
「ともに」と「君に」、「明日に」と「永遠に」が対応関係にあるのは漢語でおなじみの対句法ですね。大学共通テストで出るよ。
1番Bメロ~サビ
(~1:27)
「時には胸が痛くて(Feeling Heart)」
胸、痛いのか...
看板曲にしては先ほどの「失いかけた歌声」のようにずいぶん、痛々しさが伝わってくる歌詞ですよね。
「男では耐えられない痛みでも 女なら耐えられます強いから」のアイドルマスターがどれだけ頑強な女どもかってことですよ。
「それでも夢中でWake Me Up! Wake Me Up! 光と影を」
マシュ・キリエライトと白坂小梅を足して2で割ったようなキャラが出てきました。見るからに気弱そう(ド失礼)なのでぜひともWakeMeUpしてほしいですね。
このサビ前の音階がとても好きで、
D→F→C→B♭→A→G→G
ひ か り と か げ を
このDとかGを使って暗さを残しつつも、FACのFメジャーコードの構成音も取り入れることで前向きな曲調を醸し出し、さらにはB♭が入ることでFB♭CのFsus4コードも隠れているという、激ヤバ1フレーズです。
「ねえ約束だよ あの場所で輝きあうこと」
本作のメインヒロインっぽい子がいますね。かわいいね。
イメージ色オレンジでツインテなので、765でいうと天海春香より高槻やよいっぽさがありますね。
「君とならば高く飛べる 負けないよって笑おう」
今度は別のツインテが出てきました。このコンテンツツインテ多いな???
「ねえ指切りしよう 誰一人振り向かないように」
やめろカカシ、その術(指切り)はCUEのForever Friends愛好家に刺さる。
ポニテで赤っぽい子でしょうか。紅林珠璃かもしれません。
「ずっと遠くを見て 走り続けていく」
お嬢様っぽい子ですね。麻雀とか打たなそう。
さすがの僕もここまでではまだ泣いてません。
2番Aメロ~Bメロ
(~2:12)
「聴こえない声と見えない言葉を 結びつけるのは歌なんだから」
やっぱり千早じゃないか...
「季節が移り変わっても いつもちゃんとここにあると信じていてね」
ああ、信じるよ
季節が~のくだり、時間的な経過だけじゃなく、「私の気持ちが途中で変わったとしても」的なニュアンスも含みそうだなと思うのは考えすぎでしょうか。
「戻れない日々が怖くて(Day By Day)」
ッッスーーーーーーーーーーーーーッ(オタク特有の語りの前の息遣い)
この歌詞はですね、非常に根幹をえぐってくる歌詞でして、
そもそもこのコンテンツは「アイドルマスター」シリーズに代表される「アイドル育成シミュレーション」に類されるわけですね。
その本質というのは、文字通り「アイドルの頂点を目指す女の子たちの手助けをして最高の舞台を用意する」ということなんですが、
決してその道は楽なものばかりではない、むしろ苦しいことの方が多い。
こんなことなら、アイドルを目指さなければよかったと、思ってしまう子たちも出てくる。
この時点でそこまで想起させる歌詞が飛び出てくるあたり、アイドリープライドというコンテンツが一筋縄ではいかないというのが伝わってきます。
「それでも確かにRaise Me Up! Raise Me Up! 見つめているよ」
またマシュ坂小梅が出てきました。
歌詞内で明言はされてませんが、前からのつながりからしておそらく「アイドルになるという夢」を見つめているのでしょう。
もちろん、俺を見つめているのかもしれません。
2番サビ~Cメロ
(~3:01)
「ねえ 絶対だよ この街で瞬き合うこと」
\⌒(⌒▽⌒)⌒/←かわいい
ライブ行ったときに現地でジャンプ禁止されてなかったら同じポーズやってしまうかもしれない…
はっ!?いつの間に俺は追ってもいないコンテンツのライブに行くことを考えて!?!?!?!?
「共に行けば強くなれる 重なり合って歌おう」
またしてもツインテ2号です。
スマホを持っているあたり、SNSとかその辺に強い子なのでしょうか。
このカットだけ歌詞の出方が携帯の入力風になってるので芸細かいポイント+1000pt獲得です。
「ねえ 涙しても 何一つ失わないように ずっと未来を見て 歩み続けていく」
つえーーーーー。
強い女しか歌えない歌詞だぁ~~~~~~~~。
一番歌詞が「ずっと遠くを見て 走り続けていく」なのを考えると、
もし夢を諦めそうな苦しいことがあっても、
夢に近づく速度は遅れるが、歩みは止めない。
ってことでしょうね…
そろそろ涙腺やばいよ。ゆるして
「(カッコイイギターソロ)」
2サビの最後のフレーズに食い気味に入り込んでくるので疾走感半端ないです。
「冷たい雨の日も君を感じれば」
「夢はきっと叶う」
ああああああぁぁぁーーーーーーっ!!!!!!!!!!!!!!!(膝から崩れ落ちる)
これ!これ!オタクが好きなやつ!これ!
多分なんですけどこれ(本編を見ていないので自信がない)
強い意志を持ってアイドルの道を志した青ロングの子と、
明るい人を引き付ける性格とポテンシャルを持つオレンジツインテの子が、
ぶつかりあいながらも強い絆を育んで最後には良い
それとこの絵、お互いのイメージカラーのオレンジと青だけで構成されてるの、最高ですね…
ラスサビ~アウトロ
ちなみにこのラスサビ前の「せーの」、めちゃくちゃタイミング合わせづらいと僕の中で有名です。
「ねえ必ずだよ その手で掴み取ってみせて」
うあああああああああああああ(大号泣)
全員集合でいるぅぅぅぁああああはあああああああああああああ
「たとえ離れ離れでもね 一つになって進もう」
二人ずつ出てきた!!!これは歌詞的にも百合CPになるやつや!!!
ちゅうかなんだよ離れ離れになるって!!!!!
そんなことできるのCUEのForeverFriends「たとえ遠く離れる日が来ても 築いた絆はそう消えたりしない」くらいだと思ってたわ!!!!!俺が間違ってたわ!!!!
断言します。アプリ休止で下がり気味のCUEマネ、アイドリープライドも追うべきです。たぶん。
「ねえ 辿り着いた その先で巡り合えたなら そっと手を繋いで一緒に踏み出していく」
(言葉を失う)
「一緒に踏み出していく」で足元だけ見せるとか粋な真似しやがって...
「IDOLY PRIDE」
そうだ、お前たちが、これこそが…
「アイドリープライド」なんだぁ...
おわりに
いかがでしたでしょうか。たまにはこんな感じの記事もいいと思ってやってみました。
もうすでにゲームは配信されましたが、やっていますでしょうか。
僕はやっています。井川葵って子と兵藤雫(上のツインテ2号の子)って子が好きです。
あと曲が今回のに限らずドチャクソ強いです。大石昌義とかkz、田淵智也もいるんで好きな方は是非インストールしましょう。
個人的には田中秀和のFirstStepが好きなんですが、ゲーム内でできるのでしょうか。まだそんなに進んでないんで分からないです。
ゲームそのものなんですが、2015年あたりに確立されたいわゆる「デレステ型」のリズムゲーム要素は一切なく、純粋にアイドルカードを集めて育成してライブで目標に到達すればクリアというポチポチゲー仕様です。
据え置き機版のアイマスをスマホ端末でやってる感覚に近いです。
もちろんこういったタイプの育成ゲーはいくつも出ていますが、それらと一線を画すのが「3Dモデル」です。ライブシーンはウマ娘ほどではないですが、デレステあたりと比肩できるクオリティです。
総合的にはウマ娘には敵わない(アイドリープライドが劣っているというよりウマが強すぎる)ですが、「リズムゲームを除くアイドル育成系ゲーム」の中では独自性があり、抜きんでて面白いと思います。
実はアイドリープライド、開発はサイゲではないのですが、サイゲの親会社サイバーエージェントが出資してるので、どちらにせよサイバーエージェントの手のひらの上ということになりそうです。(モデルの動き見た感じサイゲのモーションキャプチャ使ってそう)
ただ、競合他社がきつそうです。
CUEアプリの再開発担当は、まずアイドリープライドを見なければならなくなりました。
シャニマスも、ゲーム性が似ているウマ娘の登場に加えて、アイドリープライドで3Dモデルの有無による差をつけられた形になります。SHHisの曲は強いものの、あまりキャラ自体の話題性が作れなかったあたり結構苦しそうです。
2021年も半ばが過ぎようとしていますが、声優コンテンツ&良アニソン大豊作の年になりそうで僕としては嬉しいです。
それでは、また。とりあえずアニメを早いうちに完走したいと思います。
らいしゅ~も~アニソン!狂い!