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【TCG】リステトレカ第1弾「稀星学園文化祭」全カードリスト&評価【Lv1,2編】

お久しぶりです。二郎です。

 

本当は昨日記事出すつもりだったんですが、仕事終わってからあまりの眠さに耐えきれず落ちてしまいました。

今回はリステトレカのLv1,Lv2のカードについて考察と評価をしていきます。

前回はこちらから。

jiro-shigetada.hateblo.jp

 

 

評価値は10点満点で、大まかな基準としては

0以上5未満:「わざわざ採用するほどではない。好きなアイドルなら入れてもいい」

5以上7未満:「強くも弱くもないが構築上必要」

7以上10以下:「明確に同Lv帯のカードと比べて強みがある。環境なら必須」

といった感じです。

Lv1 アイドルカード一覧(全3種)

前回の記事でも触れたとおり、Lv2,3の高IPPを持つアイドルに成長させる上でLv1は必須、かつデッキ内に相応の枚数を投入しなければデッキが機能不全に陥ってしまうので、現状すべてが採用必須カードとなります。

IPPは2000、すべてレッスンカードで統一されています。

白鳥天葉[Maid cafe]

IPP:2000

レッスン:ステージに『トロワアンジュ』がいるなら、山札から2枚引く。

評価 9.5/10.0

レッスン効果は、場にトロワアンジュが1人以上という、かなり緩い条件で2ドローができるというものです。

ゲーム序盤ではレッスン時効果よりも、場に出して成長元としていくのが定石となります。が、Lv3以上が多くなった終盤、1ターンの間にどれだけ高いIPPを捻出できるかとなった際にこの2ドローが輝きます。

後述するライブカードを引くことで、センターのアタックのみで上回って1点、残ったサイドのアイドルたちのIPPを合計して2点、3点...と与えていくことも視野になります。

ライブカードを引けなくとも、Lv3アイドルカードを引きcipでさらなるアドバンテージを稼いでもよいでしょう。

 

IPP:2000

レッスン:ステージに『トロワアンジュ』がいるなら、山札から『白鳥天葉』か『緋村那岐咲』を1人手札に加える。

評価 10.0/10.0

とてつもない汎用カードです。

発動条件は上記の天葉、下記の那岐咲と同じでありながら、天葉か那岐咲を手札に加えられるという効果。

すなわち奏は状況に応じて天葉の効果も那岐咲の効果も選んで使用できるということです。

選択肢が多いカードが、弱いわけがないんです。

具体的には上述の2ドローか、後述する打点3000上昇かの択を取れます。

安定して打点を取りに行きたい場合は那岐咲を、アドバンテージを重視したり「トップからLv3アイドルとライブカードが引ければ勝てる」というような場面では天葉で2ドローするのがよいでしょう。

盤面のアイドルをすべてLv2以上にしてしまうと、発動条件を満たせず、手札に来たトロワアンジュが腐ってしまうため、1人だけLv1トロワアンジュを残しておくというプレイングができるかどうかがカギになります。

 

緋村那岐咲[Maid cafe]

IPP:2000

レッスン:ステージに『トロワアンジュ』がいるなら、ステージのアイドルを3人選び、IPPを+1000する。

評価 9.5/10.0

単純でありながら、合計打点3000増強はシンプルに強いです。

他の打点増強と違い格段に発動条件が緩く、対象をセンター・サイド問わず指定できます。「自センターのIPPが既に相手センターのIPPを超えている」といった場面でも、サイドに振ることでさらにアタックを通せるチャンスができるので、非常に使い勝手がいい1枚です。

 

Lv2 アイドルカード一覧(全4種)

Lv2のIPPは3000、かつライブカードで統一されています。

ライブカードは

・自身のライブフェイズ開始時に1回だけ手札から使用する。

・センターでのアタック時に山札上から捲れた際に発動条件を無視して使用する。

・相手からの被アタック時に山札からプレッシャーゾーンに置かれた場合に発動条件を無視して使用する。

の3通りの使い方があり、主に2つ目と3つ目で偶発的に使用するのが基本となります。

 

坂東美久龍[Spring in the air!]

IPP:3000

ライブ:センターが『テトラルキア』なら、センターのIPPを+6000する。

評価 10.0/10.0

リステトレカ環境を決定づけるカードで、常に互いの山札に『美久龍がある』ことを意識して対戦する必要があります。

IPP増強札は多くありますが、その中でも破格となる1枚で6000もの打点増強。

相手センターがLv3の8000であっても、こちらのセンターがLv2の3000で、手札からライブとして使用するか、トップから美久龍をめくることで9000打点となりダメージを与えることができます。

とはいえこのカードの最も強い点は防御札としての一面でしょう。

相手からのアタックが通ったと仮定します。その際自身の山札の上からプレッシャーゾーンに1枚置かれますが、そこで美久龍がめくれるとセンターが突然6000打点上昇します。

Lv3なら自身の強化も加味して14000~15000程度になります。

センターがこうなってしまうと、相手からすればLv3相当のアイドルを2体以上パフォーマンスに使用しないとアタックを通せない状況になり、ゲームプランを大きく狂わせることができます。

詰めに行く際は相手ステージ、プレッシャーゾーン、バックステージの美久龍の枚数をよく確認しておくとよいでしょう。

 

評価は文句なしの10点です。

ちなみに僕は18パック剥いて美久龍が6枚出ました。

 

南風野朱莉[Spring in the air!]

IPP:3000

ライブ:センターが『テトラルキア』なら、山札から『テトラルキア』を1人手札に加える。

評価 8.0/10.0

手札から発動する場合、1ターンに1枚しか使えないライブカードの特性上、「次ターンに確実に発動したい『テトラルキア』ライブカードを持ってくる」という運用になり、テンポ的には遅くなってしまいます。

どちらかといえば相手からのアタックによりプレッシャーゾーンに置かれた際、返しのターンに使用できる美久龍やハクを持ってきてカウンターを決める、というのが最も強い運用になるでしょう。

考え方によっては5~8枚目の美久龍・ハクとなるため、やや高い8.0点としました。

 

城北玄刃[Spring in the air!]

IPP:3000

ライブ:センターが『テトラルキア』なら、山札から『テトラルキア』を1人手札に加える。

評価 5.0/10.0

かなり運用の難しいカードです。

一見すると1枚で3枚ハンドアドが増える爆アドカード、のようにも見えますが、ライブカードの発動タイミングを考えると、非常に嚙み合っていない能力だといえます。

まず自身のライブフェイズ開始時に発動した場合、手札は3枚増えますが、そこでライブカードを引いたとしても、既に玄刃を発動しているためそのターン中は使えません。

次に相手からのアタックでプレッシャーゾーンに置かれた場合、手札は増えますが他のライブカードと違いIPPを高める能力を持っていないため、防御札とはなりえません。

 

最も輝くのは自センターアタック時にめくれた時に、ノーコストで3ドローになる点でしょうか。序盤のセンターがLv1などの時に打てれば、運次第ですが大幅なアドバンテージとなります。

注意しなければならない点として、「アタック時にセンターのLvの数分山札をめくり、ライブカードがあれば強制で発動し、めくったカードをすべて手札に加える」というリステトレカのルールがあります。

もしLv3のセンターアタック時に玄刃がめくれるとどうなるでしょう。

3枚めくり、玄刃がめくれたのでさらに3枚ドロー、計6枚のドローとなります。

膨大なアドバンテージを稼いでいますが、アタック前の時点で手札を3枚以上抱えていると、エンドフェイズ時の手札が9枚以上となり、8枚になるよう手札を捨てなければいけません。

玄刃を採用して高Lvでアタックを仕掛ける際はなるべく手札を消費してしまった方が良いでしょう。

リステトレカで唯一「相手ターン中に干渉できる」ライブカードの特性という点で見ると、Lv2を削るとなった時に真っ先に採用外となる1枚だと思います。

手打ちは安定しませんがドローソースとしては強力なので1~2枚程度の採用が良いと思います。

 

西舘ハク[Spring in the air!]

IPP:3000

ライブ:センターが『テトラルキア』なら、ステージのアイドルを4人選び、IPPを+1000する。

評価 6.5 / 10.0

IPP増強系の1枚で、4人に1000ずつ割り振ります。

美久龍が防御よりのライブカードだとすれば、ハクは攻撃よりのライブカードと言えるでしょう。

相手場センターが8000、こちらの場に8000のアイドルが3体以上存在する場合に発動できれば、相手が山札からIPP増強系をめくらない限り、9000になったアイドルが3体以上存在することになるため、3回以上アタックを通すことができます。

逆に相手からのアタックでプレッシャーゾーンに置かれても、センターを1000しか上げることができないので美久龍に比べると防御性能は低いです。

ゲーム終盤の詰めの段階で強いですが、それ以外にあまり強みを見出しにくく、朱莉からのサーチも可能であることを考えると4枚は多く、1~3枚程度の採用に抑えてよいでしょう。

汎用性は少ないことから6.5点としました。

 

次回はお待ちかねのLv3の解説をしていきます。