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【ミリオンライブ】オペラセリア煌輝座を聴いてください。【CDレビュー&紹介】

みなさんお久しぶりです。二郎です。

今回は、私が常駐しているコンテンツの一つである、「アイドルマスターミリオンライブ!」のCDについて紹介していきたいと思います。

 

今回ご紹介するのは、でん

 

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THE IDOLM@STER MILLION THE@TER WAVE オペラセリア煌輝座」

 

です。

「煌輝座」と書いて「きらめきざ」と読みます。おしゃれですね。

 

どういう風の吹き回しなのか

今までミリオンのCD紹介はほとんどしてこなかったんですが、今回ばかりは紹介したい理由があります。

それは、アイマスのCDシリーズとは、「コンテクストの上に成り立つコンテンツ」という固定概念があったためです。

「横文字ばっか使いやがって何言ってんだ」と思われるかもしれませんが、要するに「アイマスのCDを買う層というのは、アイマスを知っている層である」という前提の話をしています。

アイマスを知っている人は、もちろんアイドルたちが歌うCDを買います(当たり前だよな?)。逆に、アイマスアイマスアイドルも知らない人はアイマスCDを買おうとは思いませんし、仮に買ったとしても存分に楽しめないでしょう。

要はアイマスCDを楽しむには「そのアイドルがどんな経験を経ているのか」「どういった思いでアイドルになったのか」などを知ることが第一関門といえます。

 

ですが、その固定概念をミリオンライブはぶち壊しました。

 

アイマスに関する知識が無くとも楽しめる」CDシリーズを展開し始めたのです。

 

アイマスCDとは

そもそも、アイマスのCDとはどういうものなのでしょうか。

 

大きく二つの要素に大別できます。「楽曲」と「ボイスドラマ」です。

楽曲はもちろんそのCDで新録となる、目玉の要素です。全てのアイマスCDに収録されています。場合によっては楽曲のみの収録となるCDも少なくありません。

ボイスドラマは、先の楽曲を歌唱したアイドルを中心に展開される物語で、おまけ的な要素ですが、同時に公式的な見解を含みながら著作権の都合上ネット上での共有がほぼ不可能という性質をもっています。

1曲300円弱で音楽が半永久的に聞ける現在、1枚約1500円+税のCD1枚を買うとなった場合、このボイスドラマには残りのほぼ1000円分の価値があるといっても過言ではないでしょう。

アイマスのボイスドラマはさらに2分化できます。「アイドル同士のやりとり」「劇中劇」の二つです。

 

「アイドル同士のやりとり」は、字のごとくアイドル達がアイドルとして会話や企画、会議する様子を楽しむものです。ミリオンライブのLTPシリーズ等では、劇場でのライブのトークパート風であったり、シャニマスのCDシリーズでは、ユニットごとのとある一場面を描いたりなどして、ゲーム内のコミュとはまた一味違った奥行きを味わえます。

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特筆すべきはシンデレラのCINDERELLA MASTERシリーズにおける「目指せ!シンデレラNO.1」でしょう。ソロCDシリーズに収録されているもので、そのアイドルが1人でラジオに出演しているという形式でクイズ等に挑戦する様子を声優さん一人で演じ切っています。最強の一人芝居です。

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黒沢ともよさん当時17歳ってやばくね?

「劇中劇」はアイマス世界においてアイドルたちが演じる舞台やドラマのストーリーを追っていくものです。そこでは「アイドルが演じている」といったストーリーに不要となるメタな要素は全て省かれ、完全にそのパートだけで閉じ切った世界観が作られています。

 

特にこの劇中劇に力を入れているのがミリオンライブというシリーズです。

 

劇中劇ガチコンテンツ、それがミリオン

すでに2016年に「THE@TER ACTIVITY」というシリーズ企画が始動し、劇中劇を主題にしたCD展開をしています。

その後も「THE@TER BOOST」「THE@TER CHALLENGE」と2弾、3弾が続いていくのですが、これらの企画の弱点として「ユーザーの投票結果を反映する」点が挙げられます。

1作品ごとに5人の役が提示され、その役にふさわしいと思うアイドルに投票していくのですが、同コンテンツ内でもアイドル内の人気格差により、同じアイドルが何度も選ばれたり、一度も役をもらったことがないアイドルが出てしまうなどしばしば論争の種にもなっており、ミリオンライブの汚点の一つと扱うユーザーも一定数います。

そこでミリオン運営が取った方策が、「シアター組の全アイドルが均等に劇中劇に出演するCDシリーズを展開する」というものでした。

こいつらやりやがった。一人も手放してねえ

「MILLION THEATER GENERATION(通称MTG,ウィザーズアンドコースト社とは一切関係ない)」シリーズ内で展開されたこれらの企画は非常に好評であり、また同時に発表された楽曲群も良質でした。

ライブにおいても、6thライブの時点で全楽曲が披露されています。なのですが

その中でも一作品だけ、「異質」ともいえる扱いを受けた劇中劇ユニットがありました。

それが「夜想令嬢 -GRA&CE NOCTURNE-」です。

 

ミリオンライブ、味を占める

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ジャケットデザインがバカ良すぎる

吸血鬼と吸血鬼ハンターの苦悩、葛藤を描き出した今作は、MTG内劇中劇シリーズの先駆けとして打ち出された作品でしたが、「一発目にこんな濃いの持ってくる!?」とビビり散らかしたのを未だに覚えています。

アイマスは知ってるけどミリオン詳しくないって人には「どうして俺たちを殺そうとするんだ」で伝わると思います。あれの元ネタです。

 

 

で、この作品がどういう風にライブにおいて特別だったかといいますと

実際にミュージカル形式で歌唱しました。

 

は?????????????

 

まじです。僕も福岡6thの現地で見ました。

もちろん30分近くあるボイスドラマストーリーを全部網羅したわけではありません。が、ドラマを聴いた人も未試聴の人も夜想令嬢の世界観にどっぷり浸かり込んでしまうほど完成度が高かったです。

運営にとっても挑戦の一手だったと思います。何より声優の歌唱を目当てに客からライブチケット代を集めているのに、ミュージカルを見せる。一歩間違えたら訴訟もんです。

ですがそんな心配もよそに結果は非常に好評、批判意見もほとんどなく、僕としてはミリオンライブの、アイマスライブの新たな可能性を見た気がしました。

いっそ終始ミュージカルのライブがあってもいいんじゃないか…?とすら思ったほどです。

 

オペラセリアを聴いて

そろそろ「オペラセリアの話は?」と思われる方も出てくる頃でしょう。ごめんなさい。オタクな僕の悪い癖です。

オペラセリア煌輝座は「MILLION THEATER WAVE」シリーズ内で展開される11作品目です。本シリーズではMTGのように劇中劇しばりは無く、ユニットごとのアイドルたちがラジオや営業などで奮闘する様子が描かれています。

そう、劇中劇しばりはないはず、だったのですが

劇中劇をやらないとは、言ってないんだなあ

このオペラセリア煌輝座のボイスドラマは全て劇中劇です。

それも宝塚を彷彿とさせるアイドル4人が「男役」を演じる、という形式のミュージカル風ストーリーとなっています。

 

 

現時点でミリオンライブ劇中劇シリーズ最新作となる本作は、個人的に「ミリオンライブ劇中劇の集大成」といえると思います。

また、6thライブでミュージカルを披露したミリオンが、最初からミュージカル風の劇中劇を差し向ける。

これはつまり、(昨今は情勢的に厳しいですが)「次の周年ライブで”やって”やるから覚悟しておけよ」という運営からのメッセージだと、僕は捉えています。

 

ストーリー&登場キャラクター解説

これから聞く方がネタバレを踏まない程度にストーリーとキャラ解説、個人的所感を述べていきたいと思います。拙いですが僕の絵もおまけでつけます。

正確な舞台は述べられていませんが、楽曲名等から判断して君主制時代のフランスだと思われます。そこでの王立士官学校が舞台となっています。

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「必ず、証文を取り返してみせるわ」

アシュリー・ノリス

演:北沢志保(CV:雨宮天)

本作の主人公です。父親が土地を保有するための証文を有力貴族ヘリック家にだまし取られたため、それを取り返すために、ヘリック家が顔を利かせている士官学校に入学して証文を取り返す機を窺います。

主要4人のうち彼だけ女性であり、性別を偽って女人禁制の士官学校に入学しています。(性別検査ガバガバすぎない?)

士官学校潜入以外に証文取り返す方法あるんじゃない?」とお思いの方もいるかもしれませんが、彼女は入学前に「ありとあらゆる方法でヘリック家に近づくも、バレて捕まりかけている」わけです。あなたが思いついた方法、彼女は全部やって全部失敗に終わっています。

ですが頭が悪いというわけではなくむしろいい方で、入学試験でトップを取るなどしています。じゃあなんで失敗しまくったんだ

とにかく証文奪取を最優先に行動するため、色んな意味で「男勝り」なキャラです。顔と頭が良くて失うものが何もないまさに「無敵の人」です。

 

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「というか…あの…その格好で近づかれると…目の行き場が…」

ハーヴェイ・バーティ

演:田中琴葉(CV:種田梨沙)

アシュリーより上の最高学年の総代で、彼女と同じ寮の部屋で暮らしています。とあるラッキースケベアクシデントによりアシュリーが女性であることを知ってしまいます。その際のどぎまぎした反応があまりにも名演であったことから、本CD発売後、Twitter上に「童貞田中琴葉概念」なるものが生まれています。(あと単純に種田さんの少年声が良い)

非常にまじめな性格であると同時に、同室のアシュリーのことを気に掛ける優しい男です。無害な童貞です。

後述するオスカーにはよく振り回されています。

本当は医者になりたかったそうです。

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「もしやお前、お兄様を狙っているのか!?何者だ!!」

アリエル・ハワード

演:徳川まつり(CV:諏訪彩花)

アシュリーの同学年ですが、入学時トップを取られたことなどを理由に彼女を目の敵にしてきます。

また、後述するオスカーの従弟でもあり、彼を敬愛し常に「お兄様❤」と付き従っています。

ただ、単なるブラコンBLキャラだと舐めてると危ないです。

僕の中で、本作品で一番ブッ刺さったキャラクターです。

今「ミリオンライブで誰が好きー?」と軽々しく聞かれようものなら、担当アイドルを差し置いて「アリエル・ハワード…」と口を滑らせそうになるレベルでヤバいです。

 

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「でも学校では、『お兄様』はやめてくれと言っただろう」

オスカー・タルボット

演:桜守歌織(CV:香里有佐)

「お前だけ声の作画が違いすぎる」

「ガチのイケメン連れてくんのやめろ」

「お前絶対校内の生徒一人以上食ってるだろ」

「ハーヴェイ食っただろ」

上は全て僕がドラマを聴きながら漏らした感想です。

ま~~~~~~じで顔と声が良い。配役天才。最高。

アシュリーが士官学校に入るきっかけとなる、証文を騙し取ったヘリック家の息子ですが、ある理由から母親の性であるタルボットを名乗っています。

ハーヴェイとは同学年ですが2回以上留年をしています。それでも校内の生徒からはその厚い人望から慕われています。たぶん何人か抱いてます。

アリエルがよく突っかかるアシュリーに一目置いているようで、ことあるごとに首を突っ込んでくる重要人物、もといトリックスター的な存在です。

おそらく今後、香里有佐の青年声オファーが絶えないことになるでしょう。なるといいな。なってくれ。

 

とまあ、こんな感じの面々が織りなすストーリーです。

あとは、あなた自身の耳で聞いていただきたいです。

実はここまで、それぞれのキャラが演じるアイドルの情報を極力出さないように紹介してきました。

僕はCDを手に取った時点で4人のアイドルの特徴について把握していたので、「このアイドルにそのセリフ言わすのかあ」のような楽しみ方ができていたのですが、同時に、「そのアイドルを知っているがために」見落としている部分があるかもしれません。

そのため、できればミリオンのアイドルをほとんど知らない状態の人に、このオペラセリア煌輝座を純粋に聞いてもらって、その感想を聞きたいな、などと思っています。

 

 

聴いたらこんな感じになると思います。たぶん。 

 

そんなオペラセリア煌輝座は、全国のCDショップ、通販サイト等で絶賛発売中!!!!!!!!!!!たったの1500円+税!!!!!!!!!!!!

 

買って聴いてね!!!!!聴いたら僕に教えてね!!!!!

 

じゃ、またね!!!!!

 

おわりだよ~(〇・▽・〇)

 

二郎