【麻雀】麻雀カスお嬢様 徹底解剖
あんまりおひさしぶりじゃないです。二郎です。
麻雀の話をします。
最近、麻雀というゲームの躍進ぷりがすごいですよね。
先週から麻雀プロ大会であるMリーグが開幕しましたし、
昨年あたりから中国ソシャゲ大手であるYostarが日本麻雀を基にアプリ化した『雀魂』を展開するなど、
少し前までのような「雀荘で」「タバコ吸って」「酒を飲み」「金をかけて行う」といったマイナスイメージが大分払しょくされ、e-sportsめいた側面がフューチャーされてきており、麻雀ロングプレイヤー(?)の僕としても嬉しい限りです。
僕のTwitter上のタイムラインにも麻雀アプリのスクショがよく流れてくるようになり、実際に麻雀を始めたというフォロワーさんや「実は麻雀出来るんだよね」といった方がひょこひょこ顔を出してきております。
さて、Twitter上でよく見かける連携サイト「診断メーカー」において、こんなものがあるのをご存知でしょうか。
ちょうど今から1年ほど前、格ゲー界隈を中心に「お嬢様言葉で文句をいう」といった文化がバズりました。今では「ゲーミングお嬢様」のような一コンテンツとして成立しており、漫画展開までされています。すごいですね。
そんなお嬢様黎明期において、便乗してさまざまな「お嬢様」が生まれました。それを見ながら「俺もなんか作ろっかな」と思いましたが、自分は協力型のオンラインゲーム等はストレスの原因にしかならないと感じ一切やったことがないので除外され、それでいてある程度認知されているゲームって…
あ、麻雀だ。
と思い、大学で麻雀サークルの活動をしている際に聞いた煽りの言葉や、天鳳を打っている際に思ったことなどを素材としてお嬢様転生させた結果、この麻雀カスお嬢様が生まれてしまいました。
麻雀つながりの身内の間で楽しめたらいいな、くらいの軽いノリで作ったので、満足して適当に放置していました。
すると今年の五月ごろ、診断メーカーで遊んでたら珍しく通知が入っていたので何事かとみてみると、
なんと1万人くらいの方が雀カスお嬢様を回していました。
1万人が回したということはほぼTwitterにおいてバズったと同義なので、内心小躍りしておりましたが、同時に
「なぜこのタイミングで…」とも思いました
いろいろ分析をしてみると、やはり近年幅を利かせている麻雀アプリ「雀魂」において、インターネットで(いろんな意味で)見ない日はないVTuberの方が宣伝に携わっており、そこでアプリ利用者が急増→利用者の中で雀カスお嬢様が発掘される→みんな麻雀カスお嬢様になる
といったプロセスを経て、このような事態になったのだと解釈しています。
伸び方は5月中旬がピークであり、(それでも診断メーカー全体でデイリー50位以内に食い込むという功績を残しています。まじか。)そこからスピードは落ちているものの、やはり麻雀というゲームが好きな方のリピーターが多いようで、先月には4万人を突破しました。感謝。
さて、ちょっとした自慢が終わったところで、本記事についてですが、麻雀カスお嬢様の全ネタ解説を行っていこうと思います。
「ネタの面白い部分をわざわざ解説する」、というのはそれだけでもつまらないことなんですが、すでにゲームをするお嬢様という概念がかなり浸透してしまい、目新しい面白さはほぼ無くなっていると感じています。
そこでうちのお嬢様に託された使命が「後身の育成」です。TLを覗くと、麻雀をやっていても勝てないとつまらない、といった声を聴くことがあり、そういった層に麻雀の面白さ、奥深さを知ってもらう手段として、お嬢様を解剖することにしました。
というわけで、麻雀というゲームをある程度分かっている人には退屈かもしれませんが、この記事は「麻雀初心者向け」となっております。
また、それぞれの解説において、個人的な経験、私見に基づくものが多数ですが、「自分の打ち方と違うな」と思う部分があっても、「二郎はこう打つんだな」とご了承いただけると幸いです。
では、いってみましょう。
- 待ち牌編
- ダマ/リーチ判断編
- 鳴き編
- 点数計算編
- 愉悦編
- 絶望編
- わたくしが親の時にパネツモはおやめになって!!!!
- 下家が見え見えのお染め手でらっしゃるのに、どうしてその色をお切りになるのですか!?!?
- もう四暗刻でおまくりする以外ありませんわ…。
- 貴方がお切りになった4枚目の中でわたくしの国士無双が終わりましてよ!!!!
- ここで赤5を引くなんて聞いてませんわ!!!
- 他家にドラをポンされたのでオリますわ!!!!
- じいや、わたくしの黒棒を用意なさい。
- 残り1000点切ったのでリーチがかけられませんわ…
- 河に3面子揃いましたわ!!!麻雀の才能があるみたいですわ!!!!
- どうしてわたくしの手牌が12枚しかありませんの!?!?!?
- さっきから一九字牌しか来ませんわ!!!!!
- 3巡目からイーシャンテンでしたのにもう河が3段目にお突入ですわ!!!
- 貴方!5巡目でダマッパネなんてありえませんことよ!!!!!
- 親倍に振ったのでノーテンお罰符でも飛びそうですわ~~~!!!
- この席全然良い手が来ませんわ!!!次の半荘は替えますわよ!!!
- まだ東ラスなのに、おトップの方と3万点差とはどういうことですの!?!?!?
- そろそろ親番をおやめになったらいかが?
- もう南三局で親番もありませんが、ハネツモ2回でおまくりできますわ!!
- おリーチしてから待ち0枚に気付きましたわ!!!!
- 私怨編
- チンパンジー編
- 天鳳編
- その他編
待ち牌編
三面張が単騎待ちに負けるなんてありえないですわ!!!!!!!
・基本的な三面張は、例えば34567の形から2-5-8で待てるので最大11枚の待ちを確保できるわけですが、それで意気揚々とリーチかけて、最大3枚しかない単騎待ちが先に上がるって意味が分かりません。しかも大体単騎待ちってドラ抱えてたりチートイだったりして点数高かったりするからさらに質が悪い。
「カンチャンに負けるなんて~」にしようか迷いましたがカンチャンは最大4枚待ちになるんで、より理不尽度の高い単騎待ちにしました。
じいや、わたくしの待ちが全山とはどういうことですの!?!?!?
・お嬢様の待ちが全山ってことは、お嬢様はその局で一生上がれないってことでして…
全山っていっても色々ありまして、「自分以外その牌に誰も触れてない」だったり「嶺上牌の中が宝石箱状態」だったりします。字牌で待ってたりするとよくありますね。
ネト麻だと局ごとに山を開けて見られないんで、ちょっと納得がいかない時、ありますよね。(そうか?)
ま、まあ…裸単騎なんて…はしたないですわ…///
・なんか一個くらいえっちネタを突っ込もうとして無理やり入れました。
「白=パイパン」とかも考えましたが、お嬢様がそんな言葉を知っているはずがないのでやめました。
お筋ひっかけなんて卑怯者のすることですわ!!!
・そうですわ!
※「筋」…テンパイ時の待ちが両面待ちであると仮定した安全牌選びの定石。
例えば5mが通っているならば
3m4mによる2-5m待ちと、
6m7mによる5-8m待ちは、
フリテンでない限りあり得ないため、2mと8mが通りやすいということ。
逆にこの定石を利用して、例えば5mを切っておきながら1m3mによる2m待ちをすることで2m切りロンを誘引させることができる。これを「筋ひっかけ」という。
筋の理論を知っているだけで初心者脱却ともいえるが、この理論は裏を返せば定石を知らない初心者には通じにくいという側面もあるので過信は禁物。
お筋にひっかかるなんてちょろいですわ~~~!!!
・手のひらクルクルクル~~~~!!!!
筋ひっかけはかかると不快だけど、当てると気持ちいいよね。
ちなみに僕は5切って2で待つリーチはさすがに露骨すぎるので、ダマで5を切って次の巡目でリーチかける派です。
3萬9萬が通っているなら6萬も通るはずですわ!!!
・そうですわ!(2回目)(そして通らない)
これも筋の理論です。再び待ちを両面だと仮定した場合ですが、
3mが通っているなら3-6m待ちはなく、
9mが通っているなら6-9m待ちもないため、
6mを待ちに含む両面待ちは考えられず通りやすいという考えです。
先ほどの「5が通ると2,8が通る」のが「表筋」と呼ばれるのに対し、こちらは「中筋」と呼ばれます。
もちろんこれを利用した「中筋ひっかけ」というのも存在します。
ちょっと昔の話ですが、僕が3着のオーラス、トップと2万点差ついていた状態で、
355677m、と持っていました。
4mと6mを受け入れられる良形ですが僕は早い段階で3mを切りました。
というのも、ある程度の得点を狙いに行かなければ2着以上の浮上はないので一盃口を確定させたかったからです。
その後、他のメンツがそろい55677mだけが残ってリーチをかけました。
カン6m待ちという狭い待ちですが、運よく9mを引いて切ったので、オリに徹しようとしたトップが中筋を追って6mを切ったところ、自分に放銃、運よく裏が乗って12000点となり逆転トップを果たした、ということがあります。(隙自語)
その時トップを奪われてしまった方の気持ちを汲んで、お嬢様にさせていただきました。
9萬しか通っていませんが6萬も通る気がしますわ!!!
・そうかなぁ?
先ほどの中筋理論…のようですが、9mが通っていても3-6mの可能性は残っています。「片筋」と呼ばれていますがあまり信用してはいけない奴です。マジで。
3枚壁は通るはずですわ!!!!!
・そうですわ!!(3回目)(そして通らない)
※「壁」…同じ種類の牌が4枚しかない麻雀において、複数枚が自分の手と河などから見えている場合に使える理論。
例えば自分の手の中に4pが2枚、河に1枚ある場合、
4pを使う両面待ちである
3p4pによる2-5p待ち
4p5pによる3-6p待ち
を他家が行うには残る1枚の4pを持っていなければ成立しないため、2pと3pが通りやすくなる、といった考え方です。
このような「4pが3枚見えているときに2p3pを通す」ことを3枚壁と呼びます。
(5pと6pに関しては5-8待ちと6-9待ちの可能性を考慮して除外されます。)
すごく論理的に見えますが、あくまで「持っている可能性が比較的低い」という仮定をしているだけなので、振り込むときは振り込みます。そして大体点数が高いです。
100%信用していいのは4枚壁だけです。
また熟達してくると、ある程度壁ができてからリーチをかけたり、4p4枚壁すらも貫通する「2pを含んだシャボ(後述)待ち」を仕掛けられたりします。
そして、ある程度使われていない牌が見えてくる局後半になればなるほど3枚壁を信用してはいけないとされています。
逆に全く牌の全容が見えない状態で早いリーチを仕掛けられた際には、2枚壁を信じて切るしかないこともあります。そして振り込みます。
おシャボ待ち!?!?!?!?
・なんで…そんな非効率な待ちを…
シャボ待ち…3面子を作り、2対子を手中に含めることで、その対子にした2種の牌を待ちとすること。「バッタ」とも呼ばれる。
例:123m678s77p西西西中中→7pと中のシャボ待ち。
麻雀初心者はなぜかシャボ待ちをしたがる人が多いです。
おそらく役満である四暗刻の存在から「暗刻は強い!」みたいなイメージがついたのでしょうが、暗刻は基本的に3つ以上無いと弱いです。
何が弱いって、両面待ちは6m7mの2枚から最大5m4枚+8m4枚の最大8枚を待ちにできるのに対し、
シャボ待ちは4枚使って最高で4枚しか待ちにできません。
ただ、シャボ待ちをするなというわけではないです。
「上手いシャボ待ち」ができるようになろうという話です。
例えば先に挙げた123m678s77p西西西中中、これはかなりいいシャボ待ちで面前なら即リーです。
なぜなら中は1枚だけあっても使えないので切られやすいという点と、リーチ後に4pが切れれば筋を追って7pが出てくる可能性が見えるためです。123-789と字牌と使ったシャボはかなり避けづらいです。
それでも待ちが4枚しかない都合上、他家の手で使いきられることも少なくないので、やはり両面待ちは正義。
勿論トイトイとかツモ四暗刻のときは嫌でもシャボ待ちになります。
ダマ/リーチ判断編
三面張ならフリテンでもおリーチしますわ!!!
・枚数が残ってたら普通にしますね。
単純に三面張は枚数が多いので、点棒がちょっと欲しいなって時はリーチ一発ツモ狙いでかけることはあります。
追っ掛けリーチが来るとしにます。
山残り4枚だから一発海底狙いでおリーチしますわ!!!!
・普通はしないです。
まあでもリーチ一発ツモ海底だけで満貫と考えると結構ロマンありますね。残り4枚なんで鳴きによる妨害も宣言牌以外はないでしょうし。
絶対に山に残っているという自信があるならしてもいいかもです。
貴方がおリーチしたということは、わたくしのツモ番が増えるということですわよ~~!!!
・割と正しい。
リーチはかけると役が付き、一発や裏ドラがつくこともあるのですが、何よりのデメリットとして「手変わりができない」すなわち「降りることができない」という点があります。
つまり自分がリーチをかけた状態で他家がテンパっている場合、自分のアガリ牌を引くまでは他家に牌を提供し続けるという状態に陥るわけです。
もちろんそれはお互いにいえることですが、そうした5分5分の勝負となった時に、有利なのはどちらでしょうか。
考え方は様々あるでしょうが、
・上がった際の点数が高く
・いざとなったら降りられる
方が圧倒的に有利だと思います。
そういう意味でも、「待ちが狭く」「アガっても点が低そうな」手ですぐリーチをかけるのはかなり悪手です。
両面待ちならテンパイ即リーですわ!!!!
・場合によっては正しい。
山に眠っている公算が多く、ツモれる自信がある際は正しいです。
ただ、上手い人同士の卓だと、少なくとも通る算段のなさそうな牌は基本切られないため、ツモのみに頼らざるを得なくなります。そしてうまいことアガリ牌を使い切った手で追っ掛けられて一発で振るまでがテンプレです。
逆に、両面で張ったからといって、局の終盤で残り枚数2枚などでは、ただリー棒を吐き出して終わる可能性があるので、ダマあがり狙いかノーテン罰符をもらって終わる方が良かったりします。
七対子テンパイですが、皆様がお出しになりそうな牌を引くまでダマですわ!!!!
・やっべ、赤引いたとき狙いの5しか残ってねえ。とりあえず5切って、出てきそうな1枚切れの字牌or1,9引くまで待とう。
チートイはリーチかけなくても上がれるのでダマでもつよい。
ダマで満貫ということは、おリーチしてツモいたしましたら跳満ということですわ!!!
・結論:ダマ満貫直取りの方が強い
麻雀って、最終的に100点でも多く点棒を持ってた人が勝つゲームなんですよ。つまり、上がった点数の高さよりも、他プレイヤーとの点差をつけることを意識するといい、という話です。
例えば、東一局全員25000点の状態から子の跳満ツモ3000-6000を上がると、
自分:37000点、他家19000、22000、22000
となります。親だった人とは18000点の差がついていますが、それ以外の人は15000点差です。
もちろん点数的には自分が非常に有利なのですが、他家の視点に立ってみましょう。
まず22000の人から。
この人たちはなんでもいいのでとにかく上がれれば、それだけで2着に浮上できます。仮に1000点の手を上がって23000、あとは親番が来るのを待って、5800の手を2回もしくは親満貫を一回上がれれば34900点ほどになり、1着が見えてきます。
親被り19000点の人ですが、実は3着4着との点差はたったの3000点、タンヤオドラ2やタンピンドラ1のような3900点程度の手を上がれれば2着に浮上、あとは残り一回の親番を大事にできれば22000の人と同様まだ逆転の目はある、という状態です。
ではダマアガリ満貫8000の場合を考えましょう。
ダマ満貫の強い点はツモ以外にロンによるアガリが期待できるという点です。
ダマ8000を上がったとします。すると点棒状況は
自分33000 他家25000,25000,17000
振らなかった25000はそこまで厳しくないでしょうが、問題は17000です。先ほどの跳ツモされた状態と異なり、1000点2000点3900点のアガリ一回では3着浮上すらできません。
要は振り込んでしまうと、トップや2着になるためにその負債をカバーする分のアガリ点が、他家より必要となるため一気に不利になるのです。
麻雀は、「点を取って1位になる」ことよりも「他家を点棒的に不利な状況に追い込む」ことを考えた方が勝ちやすいゲームだったりします。
あとリーチかけると基本他家から警戒されますが、ダマだと他家が切る牌全部ツモってるといえますからね。
鳴き編
麻雀は面前で進めるものと、お父様がおっしゃってましたわ!!!
・初心者はすぐ鳴いてはいけませんわ!
※ここでいう「すぐ鳴く」に役牌ポンなどは含みません。
「鳴き」のメリットデメリットを挙げると
メリット
・早く手が作れる。
・他家の捨て牌を利用できる。
・一発を消せる。
デメリット
・面前に比べて点数が安くなりやすい。
・上がろうとしている役を見抜かれると必要牌が出されにくくなる。
・リーチに弱い。(安全牌の確保が難しい)
・ツモが役にならないため、確実に役を作らなければならない。
と、とても無視できないほどのデメリットを抱えることになります。
早い鳴きをしていいのは、
「自分の配牌からアガリ手の最大値・最小値を判断し」
「点棒状況からどれほどの点数にするかを考え」
「他家がどれくらいのスピードで手を作っているか」
を把握できる段階になってようやくといった感じです。
少なくとも、点数計算を覚えていないのならば面前で手を進めてリーチをかけた方が無難まであります。
おリーチがかかっているのに明カンをなさるなんて正気ですの!?!?!?
・お願いだからマジでやめてくれ
例えば白3枚を持っている状況で他家からリーチがかかり、他家から白が切れたとします。
あなたはカンしますか?という話です。
ここは十中八九「カンしない」が正解です。
「カンをする、したい」という方は大抵、白が新ドラになって満貫になるかもしれない。などといいます。
まずもって、その確率は滅茶苦茶低いです。
また、新ドラが増えるということは同時に裏ドラが増えるということでもあります。
裏ドラの恩恵を受けられるのはリーチをかけて上がった人だけです。当然、白を明槓したあなたは受けられません。
この時点で既にリーチ者とアガリ点の期待値という点で大きく差がついています。
また、白を鳴いたということは、「アガる算段がついた」「白で役が確定している」ということを他家に教えていることになります。要は、あなたもリーチをかけたと同然ということになり、あなたへも振らないように警戒されます。
もしリーチ者に対して強気に出るとしても、ダマの白のみで他家からの1300点以上のアガリ+リーチ者の1000点で十分だと思います。また、もしリーチ者に通らなさそうな牌を持ってきたとしても、白は通っているので3巡は安全を買うことができます。
そういう面で見ると、このような状況では「白は鳴かずに、面前ダマで構える」「白を安全牌ととらえる」が最適解だと思います。
その赤5はポンさせていただきますわ~~!!!
・私の手が1翻高くなりましたわ~!
しょうがないだろ。切った側からしたらいらないんだよ。
2-5待ちの人がいたら目も当てられない状況です。僕は早い段階で34落とします。
貴方、背中が煤けてましてよ。
・能條純一の麻雀漫画『哭きの竜』の主人公、竜のセリフのパロディ
現在でいう『咲』のようなインチキ異能麻雀漫画の先駆け的作品。
具体的には圧倒的な点差がついた状況でポンとカンを繰り返し、カンドラを乗せて大物手を作って逆転…という対局者からしたらたまったものじゃない闘牌を繰り広げます。
そんな竜が勝ちを確信している相手にいう死刑宣告的な名セリフが
ー「あンた、背中が煤けてるぜ」
です。
鳴きを繰り返すのを咎められた際などに使えますね。
どうしてわたくしのカンチャン待ちをおカンなさるのですか!?恥を知りなさい!!!
・まれによくある。
リーチ中に他家から暗槓が入り、「しめしめ、これで裏ドラが増えるぞ~」などと思っていたら
「それ俺の唯一のカンチャン待ちやん!!!!」
となり、上がり目が完全に消えて流局を待つしかなくなる虚無の始まりです。
一応一枚見えのカンチャンで予防できますが、起こりうる確率と待ち枚数が1枚減ることを鑑みても実践的ではないです。
やはり両面は正義。
3鳴きしてノーテンなんて麻雀のルールを知りませんこと!?
・親の明らかな染め手を警戒して、他家が降り打ちしていたら、全員ノーテンで終わってしまい「は~~~~?」となるやつです。
親のテンパイ流局は1000点1500点支払ってもう一局、となるので子からしてもありがたいことがあるのですが、せっかく降りたのに親が張ってすらいないとキレそうになります。というかキレていい。
僕は親父から「親が2鳴きしたら基本テンパイ」と教わりました。
どうせ形式おテンパイですわ~~~!!!!
・3段目の河で突然、「123」や「789」のような鳴きを入れてきた場合は、ノーテン罰符を払うことすら難しい点棒だったり、どうしても連荘せざるを得ない親の状況で形式テンパイ(役はないが形上だけでテンパイをとること)を狙いに行く可能性が高いです。
とはいえ、鳴き一気通貫の可能性や河底で振り込むこともあるので警戒を怠らない方がいいでしょう。
点数計算編
一発ツモなのに裏が乗りませんわ!!!!1000-2000でしてよ!!!!
・子のリーチ・一発・ツモ 30符は1000-2000です。
裏が1枚でも乗れば2000-4000(3900)だったんですけどねえ。1000-2000は親からしてもそんなに痛くないことが多いので有効打とならないことが多いです。
とはいえリーチかけないでツモのみ300-500、リーヅモのみ500-1000よりはマシなんで、前向きにとらえましょう。
じいや!!2翻70符ツモの点数を教えてくださいまし!!!!
・点数計算、基本30符ラインと40符ラインとチートイとピンツモだけ覚えれば9割平気。
実戦だとヤオチュー牌(一九字牌)の暗槓子が32符なので、そこに面前ロン30符と2役で起こったりします。
メモ代わりに70符ラインを記しておくと
子(カッコ内はツモ)
1翻2300(600-1200)
2翻4500(1200-2300)
3翻8000(2000-4000)(符ハネ満貫)
親
1翻3400(1200all)
2翻6800(2300all)
3翻12000(4000all)(符ハネ満貫)
となります。
60符や80符は、30符40符をそのまま倍でいいので覚えやすいんですが、70符は固有な上に出現頻度も少ないのでとっさに聞かれると数秒かかります。
さらに覚えにくいものとして110符ラインがありますが、これは70符以上に出ない上、カンをしてほとんどドラが乗らないという特殊な状況下は(カンドラを採用しないルールなら起こりうる)まずもってお目にかかることはないでしょう。どうせ3役で満貫になるので。
1人で雀荘に足を踏み入れる場合、30符や40符の計算はすぐ出来て欲しいところですが、70符や110符に関してはみんなあまり覚えてないので調べたり聞いたりしても怒られることはないと思います。
愉悦編
他家のラス親を九種九牌で流すのはたまりませんわ~~~!!!!
・ネト麻だとあまりなじみがないですが、雀荘だと1半荘の回転率を上げるために九種九牌、四風連打で親の流れ流局となるルールが採用されています。
※九種九牌…1巡目配牌ツモの時点で、全13種ある一九字牌のうち9種類以上が含まれている場合、これを宣言して配牌を見せることで流局扱いとするルール。9枚以上ではなく9種類以上なので要注意。見せずに続行しても良いが、宣言できるのは1巡目のみ。TCGでいうところのマリガン。親の連荘扱いとするか親流れとするかは最初の取り決めによる。
※四風連打…1巡目の全打牌が全て同一の風牌(「西西西西」や「北北北北」など)だった場合に流局となるルール。プレイヤーの意志に関わらず強制処理として流局となるが、最後の打牌者となる北家に間接的に委ねられているともいえる。親の良配牌時は四風連打を考えて一打目風牌は避けられることが多い。こちらも親の連荘扱いとするか親流れとするかは最初の取り決めによる。ちなみに三元牌の四連打(「中中中中」など)が起こっても特に何も起こらずに続行される。
僕がいた大学の麻雀サークルでも「なぜか」このルールが採用されていたため、親の第一打で風牌は避けるという風潮が生まれていました。
四風連打は親がケアすることで回避できますが、九種九牌に関してはどうしようもないので理不尽度を加味してこちらを選びました。
ちなみに僕は配牌で10種以上、字牌が6種以上あれば国士を目指します。
ドラ三元牌ポンで満貫確定たまりませんわ~~!!!
・役牌ドラ3、この世で一番簡単な満貫の作り方です。
自分の手元にくるとウッキウキですが、相手にやられると非常に虚無でこちらの手に満貫以上の手がない限り降りざるを得ません。あってもたいてい降ります。
中途半端なタイミングで切って鳴かせた奴が悪い。パオにしろ。
※パオ…大三元と四喜和にのみ適用されるルール。この2役が確定する最後のポン(大三元だと3種目、四喜和だと4種目)をさせたプレーヤーに対し、アガリ時得点の半分以上を負担させるというもの。要は「お前のせいで役満確定したから責任取れ」。ロンアガリだと放銃者と確定者で折半払い、ツモった場合は全額確定者の支払いとなります。
まあ基本最後の牌切った時点でロンになることが多いのであまりないです。
ただの千点が皆様のリー棒で四千点になりましてよ~~!!!
・安いノミ手で上がろうとしたら、連続でリーチがかかって三軒リーチ、降りるかどうするか…と悩んでいたらリーチ者からアガリ牌がビューーーーーーン!!!!!!
「ロン!!!中のみ1000てん!!!!」
麻雀やってて一番声を大きくしてよい1000点アガリだと思います。
実質1000-2000なので、お得。
やはりリーチ七対子ドラドラ裏裏でまくるのは気持ちいいですわ~~~!!!!!
・そうですわ!!!!!(4回目)
ドラ対子って、難しいですよね。
アガリ役があれば2翻増えて嬉しいんですが、どうやって役を作っていくかが問題なんです。タンヤオにしようにも一九が多すぎると必要な牌が多くなってしまいますからね。
それに喰いタンにしたところで、赤5を引きまくらない限り3900から8000点どまりで、要求点数に達しないこともあります。
「ドラ2枚を使いつつ、跳満を目指せる手」
それが最終手段、七対子です。
リーチチートイドラドラで5翻、あと1枚以上のドラで跳満に到達します。
また7種の牌を使っているので裏が乗る確率は単純に考えて7/34≒約20%。勝負をかけるには十分な確率です。
また単騎待ちであるため不利なようにも思えますが、逆にスジ引っかけや使いにくい字牌で待つこともできるため、ロンアガリを狙ってトップからの直撃や、一発放銃を狙いやすいという特徴もあります。
困ったら七対子、作り得です。
白と中をお鳴きになったようですけど…残りの發2枚はわたくしが持っていましてよ~~~!!!
・そう…
まあ2種鳴いてる人に切らない方がいいよね。さっきのパオルールもあるし。
2種鳴いた人がいる状態でもう一種持ってくると地獄ですけど、2枚重ねてしまえばアタマにできるのでアガリを狙いつつ、役満を封じ込めることができるので嬉しいですよね。
それでも發と何かのシャボ待ちで妥協小三元の可能性もあるので気を付けましょう。
絶望編
わたくしが親の時にパネツモはおやめになって!!!!
・マジでやめて欲しい。
同じ12000でも4000オールの方がいいですよね。他2家と点差が開かないんで。
なんで悪いこと何もしてないのに3000点差がついてしまうんでしょうね。ちょっと麻雀運営に電話します。
大学のサークルの後輩が「僕が親の時だけめっちゃ跳ツモされる」とよく言っていたのでお嬢様にしてみました。
下家が見え見えのお染め手でらっしゃるのに、どうしてその色をお切りになるのですか!?!?
・死にたいのですか!?
たまにいますよね。染め手の人にその色を無限に提供し続ける人。
で、そいつ自身は振らずに他の人が放銃したり、ツモられて3000-6000親被りをされたり…
こういった人を「爆弾製造者」と呼んでいます。
点棒が少ない人は染め手にいくことが多いので、他家との点差をつけるためにわざと鳴きそうな牌を切るというプレイングもあるのですが、引き際を弁えないと放銃してしまうリスクもあるので注意が必要です。
もう四暗刻でおまくりする以外ありませんわ…。
・オーラスの時によくあります。
点棒が1000点未満、他家はみんな3万点近い点棒を持って熾烈なトップ争いをしてるのに、どうして俺だけ…
2着3着を狙おうにも、点差が離れすぎていて役満を目指さないとラス確定アガリしかできない…
国士無双は配牌によって狙いに行けたり行けなかったりするのですが、理論上どの配牌からでも目指しやすいといわれる四暗刻にしました。
貴方がお切りになった4枚目の中でわたくしの国士無双が終わりましてよ!!!!
・そうですか。
国士をやるときは残り枚数に気を配らないといけませんね。
ここで赤5を引くなんて聞いてませんわ!!!
・リーチをかけた後でしょうかね。
意気揚々と1-4両面待ちで構えていたら、他家からの追っ掛けリーチ、お願いだから、振り込むにしても一発だけは避けたい…
「どうしてここで赤5を持ってくるんだよおおおおお!!!!!(藤原竜也)」
リーチ者の河を見て現物じゃなかったらもう、死です。
他家にドラをポンされたのでオリますわ!!!!
・正解
満貫以上は確定してますからね。振って8000のマイナスを食らうよりかは流れて罰符を払うか、ツモられて2000のマイナスで納める方が無難です。親の際は4000のマイナスを食らうことになるので降りるかどうかはかなり考えどころです。
じいや、わたくしの黒棒を用意なさい。
・お嬢様、ついに箱テン(点棒マイナス、トビ、ドボンとも)でございます。
※黒棒…雀荘における点棒のやりとりで、持ち点がマイナスになった際のやりとりを円滑にするために使われる1万点棒のこと。
ちなみに雀荘の自動卓に初めて座る人はどの色が何点なのか分からないので、雀荘経験者が教えるまでがテンプレです。
最もポピュラーな配色は、白…100点。緑...500点。青…1000点。黄…5000点。赤...10000点。
残り1000点切ったのでリーチがかけられませんわ…
・頑張れ。
僕はこの前雀魂やってたら、東ラス900点からトップ取れました。
あきらめない精神は”大事”。いきなりトップは目指さず、まずは3着浮上から目指しましょう。
河に3面子揃いましたわ!!!麻雀の才能があるみたいですわ!!!!
・そういうゲームじゃねえからこれ!
配牌イーシャンテンで待ってたりするとこうなりがちです。そして他家からのリーチであぼーん。
どうしてわたくしの手牌が12枚しかありませんの!?!?!?
・あの方手牌が12枚しかありませんわ!!!少牌ですわ!!!!!
※少牌…実際の対局で起こる事象。ツモり忘れなどが主な原因。発覚してもチョンボ扱いにはならず、アガリ放棄という形で続行される。自分で気付いても平静をふるまって流局を目指そう。
※多牌…こちらは逆に手牌が切り番以外で14枚になる事象。切り忘れが主な原因。こちらは少牌と違い、発覚するとチョンボの対象となるので、自分の多牌に気付いたら平静を装って流局を目指し、対局者の多牌は指摘してあげて罰符をもらおう。下手に2枚同時に切るのもチョンボ対象になる。地味に他家のテンパイに対して若干降りやすくなるという微細なメリットも存在する。
さっきから一九字牌しか来ませんわ!!!!!
・国士をやろうにももう5種落としてますわ!!
流し満貫を目指しましょう。
※流し満貫…流局時に、一人の河の牌が一九字牌のみだった場合に、その家の満貫ツモアガリとして扱うルール。ローカル役っぽいが意外に採用されている。早い巡目で狙いに行ったり、他家にバレたりすると成立しにくい。自分の河から鳴かれてもいけないし、自分が鳴いてもいけないのが基本ルール。
筆者は免許合宿中で連れと麻雀しまくった際に、その合宿中だけで2度流し満貫をアガったことがある。
3巡目からイーシャンテンでしたのにもう河が3段目にお突入ですわ!!!
・麻雀向いてませんわ!!!
親の時だとさらにきつい。配牌で絶対上がれると思ったのに、待ちも悪くないのに…
貴方!5巡目でダマッパネなんてありえませんことよ!!!!!
・5巡目ダマ満貫もイヤなのにダマ跳満とか犯罪ですよ。
さすがにそこまでは警戒してられないので、当たってしまったら頑張ってラス回避に切り替えましょう。
親倍に振ったのでノーテンお罰符でも飛びそうですわ~~~!!!
・東一局の親リーに強気に出ると、たまにこうなります。
この席全然良い手が来ませんわ!!!次の半荘は替えますわよ!!!
・あんまり意味ない。その日の自分の運がないだけだったりする。
まだ東ラスなのに、おトップの方と3万点差とはどういうことですの!?!?!?
・逆に考えるんだ、まだ南場があって3万点差しかないと考えるんだ・
親番ずっと続けてる人がいると起こりがち。
そろそろ親番をおやめになったらいかが?
・確変状態に突入した親を止められるものはいない。
頑張って早い1000点手で流そう。今なら芝棒もついてくるぞ。
もう南三局で親番もありませんが、ハネツモ2回でおまくりできますわ!!
・24000点差以内ならまだ諦めませんわ!!!!
おリーチしてから待ち0枚に気付きましたわ!!!!
・まだギリあるだろ…と思ってリーチをかけたら、ドラ表示牌を見落としていたり、他家のチーの中に見えていて0枚のパターンがたまにあります。
リーチ前の枚数確認、重要。
気付いても顔に出さずに堂々としましょう。
雀魂はテンパイすると残りの待ちを表示してくれるので便利ですが、アレに慣れると自分で確認する癖がつかなくなるので要注意です。
私怨編
赤入りなんてタンヤオ有利のクソゲーですわ!!!!
・大学入るまで赤なしルールで遊んでいた僕が実際に放ったセリフ。
だってさあ、タンヤオは作りやすいけど点が低くて、チャンタは作りにくいけど点数が高いっていう麻雀のバランスをぶち壊してるじゃん。
赤入りだとタンヤオドラ3が簡単に飛んでくるから赤を引けるか引けないかの運要素が高くなります。
そういう意味でも麻雀の「競技性」を考えるならば、赤は入れない方がいいのかな~と未だにこぼしています。
赤入りと赤なしは、別のゲームです。
ダブ東ドラ2で12000は分かりますが、ダブ南ドラ2で8000は納得いきませんわ!!!!
・言語化はしにくいんですが、結構この考えを共有できる後輩は多いです。
おそらく「ダブ東は東場の親だけができる手なので点数が高くて当たり前、12000になってもおかしくないので警戒してしかるべき。」という考えと、
「点差が付いてきた南場に入ると点数を稼ぐために必要のない字牌がすぐ切られるので南がポンされやすく、南家はそれだけでボーナス1役付き、同じ子であるにも関わらずほかの子よりも満貫が作りやすくなるので不公平だ」という考えが合わさって生まれたお嬢様です。
貴方のお鳴きのせいでツモ番がずれましてよ!!!!!
・流局狙いで降り打ちをしているとき、「あと数巡で流局、絶対通る牌を2枚握ってるから安心だ~」などと思っていると、他家から鳴きが入ってツモ番が増え、河底を回されることがたまにあります。
新たに安全牌を開拓しなければならないのか、残る2枚を切って河底牌が安全であることにかけるか…
とにかく不意に河底を回されるのだけはマジで怖いです。
わたくしの親を安手でお流しになるなんて…お覚悟はできてらっしゃいますの?
・満貫確定手を流されたら精神的にキツいです。
よく僕が麻雀を教える時に言うのが、「親が12000で上がれる手を自分の1000点で流せば、実質13000点のプラスだ」という、安手にも意味があるという理論です。
もちろん親の鳴きから12000が確定してテンパイしていそうな際は、下手に突っ張らずに降りる方が賢明ですが。
おダブリーしましたのに他家に和了られるなんて意味が分かりませんわ!!!!
・ダブリー、それはスピードとの勝負。
ダブリー判断は本当に難しいです。待ちが両面以上あればノータイムでかけますが、カンチャンだとかけるかどうか未だに迷います。
待ちが良くなるまで待ってもいいんですが、それだとただのリーチと変わりませんからね。
そもそもダブリーできる状況自体滅多に起こらないので、どうあがいても結果論に終わってしまう感はあります。
その時の自分がツモれるかツモれないかで判断しましょう。
おリーチのみの手が裏3で満貫なんておかしいですわ!!!
・雀魂でよくみる。
なんであのゲーム裏3が簡単に乗るんですかね。
いや普通の麻雀でも裏3乗せられると意味わかんないですけど。
とにかく意味が分からない。こっちはちゃんとタンピン作ってんのに理不尽すぎるだろ。
チンパンジー編
色盲だから赤5でも切りますわ~~~!!!!
・自分の手の中に入らないならただの5と同じです。
陽気なようで内心では振り込まないことをただただ祈っています。
おリーチしましたが気分が乗らないので先に裏ドラを見ておきますわ!!!!
・僕が身内と対人でやるときによくやる鉄板ネタです。
「こうしておくと点数計算が早くなるだろ」とか言ってますが大体乗ってないです。
初対面の人とやる際はただのマナーが悪い人になるのでやらないようにしましょう。
山を崩して3000オールの方が安かったですわ!!!
・12000以上のを放銃をした際に使えます。
倍満や役満確定の手が見えている際に山を崩して9000のマイナスで納める行為は実践的ともいえますが、本当にやると打つ友達を無くしたり、出禁になったりするので潔く振り込みましょう。
安牌が無いときは、おツッパに限りますわ!!!
・ダブリーや早いリーチに対して降りようとしても、どうせほとんど危険牌ですから、気にしないでいらない牌を切っちゃえってことです。
当たったら知らん。
ドラ切りリーチは振っても安く済みそうですわ!!!!
・正しかったり正しくなかったり
ドラを切らないと出てこなさそうな筋ひっかけリーチであれば、満貫未満の手であったりはします。
ただ、場合によってはドラによる1役より三色による2役を取ってドラを切るという判断をするときもあるので、高い時は高いです。
緑一色を目指すときは5索から切りますわ!!!!
・清一や混一にシフトすることを考えましょう。
大体緑狙いで5索を切ると、次に赤5を引いてきます。わあい。
テンパイしたことは何度もあるんですけど上がったことは未だにないです。
※緑一色…ソーズの2,3,4,6,8と字牌の發のみで構成された役で、文字通り緑以外の配色が含まれない綺麗な役満。
マンズだと数字の合計が100以上の清一色だと役満になる「百万石」、ピンズだと2345678をそれぞれ2枚ずつで役満とする「大車輪」といったローカル役があるが、なぜか緑一色だけがポピュラーに採用されている。
配牌で一九が3枚ずつありましたら九蓮宝燈一択ですわ~~~!!!
・あとは2~8を一枚ずつ揃えるだけですわ~!
それが難しいんだよ。
1112345678999に1~9いずれかを加える面前清一色の牌姿で成立する。
例として1112245678999だと、3-6-9と2で面前清一色アガリとなるが、3の場合のみ九蓮宝燈が成立する。
1~9すべての牌で待てる1112345678999の形から上がった場合は「純正九蓮宝燈」としてダブル役満とするルールもある。
配牌で字牌対子3組ありましたら字一色一択ですわ~~~!!!
・もしダメそうでもホンイツやトイトイも見れるので勝ちですわ~~~!!!
配牌で3対子ありましたら七対子3シャンテンですわ~~~!!!
・対子場(同じ牌が重なりやすい偏りが生じている局のこと)ならけっこうすぐ張れます。
東一局なら何をしてもいいとばあやが言ってましたわ!!!
・本当か?
これは本当にそうかは分からないんですが、大学の同期がよく言ってたのでお嬢様にしました。
天鳳編
2着確ですわ!!!
・天鳳(最も有名なネット麻雀)の段位戦では2着でもわずかにポイントがプラスになるので勝ちに入ります。
天鳳なら3着でも勝ちですわ!!!
・天鳳の段位戦は上に行くにつれて、トップになったときに貰えるポイントよりもラスを引いたときのマイナスの方が大きいので、一度ラスを取ってしまうと一回のトップではそのマイナスを埋めきれなくなってしまいます。
ですが3着だとプラマイゼロ、時間を浪費しただけになりますがラスほどのマイナスにはならないので「3着でも勝ち」という天鳳プレイヤーは多いです。
ただ、このセリフを言うのはたいてい対人の時です。
その他編
三色同順を見すぎてはいけませんわよ!!!!
・わざわざピンフ両面待ちを捨ててまで三色にしなくてもいいと思う。
あと鳴き三色はたまにやるけど片アガりになりやすいのでつらい。
セレブたるもの、300点でも1万点棒で払いますわ~~~!!!
・おつりがめんどくせえよ。
ネット麻雀だとそこら辺の支払いがデジタルで済むのですが、対人だと4人全員がある程度1000点棒と100点棒を持っていた方がリーチや支払いがスムーズに行えるので、点棒の支払い方にもある程度気を配ることが多いです。
例として、子のタンピンツモドラ1の1300-2600の支払いが発生した場合に、親が500点棒を持っていない場合は、
1000点棒3本で100点棒4本のお釣りをもらうよりも、
1000点棒3本に加えて100点棒1本を支払い500点棒1本のお釣りをもらう方が、卓上に置かれる点棒の本数が少なくなるので良いとされます。
(自動卓では点棒が中に入るのを特に忌避されるため)
じいや、お手洗いに行きますので代走を頼みましてよ!!!
・たぶんこれじいやの方が強いパターン。最初からじいやでいいんじゃないかな。
※代走…雀荘では対局中に催した際、卓の進行が滞らないように店員さんに代わりに打ってもらうことが許されている。店員さんもそれなりに麻雀に精通した人であることがほとんどなので、守り中心に無難に打ってくれる。
行きつけの雀荘でセット打ち(金を賭けないほう)をしていたら、「ちょっと二郎君代わり入って」ってフリー(金券賭けるほう)打たされたことがある。ビビッて三面張のピンフでダマで上がったら「固いねぇ~」って言われた。いや人の金かかってんのにリーチかけらんないでしょ。
いかがでしたでしょうか。
全部で69通りの雀カスお嬢様を見て頂きました。
当時は「パターン増やした方がいいだろ」と思って69通りは少ないなと感じましたが、こうしてみると結構ボリュームありますね。
これを見て、少しでも麻雀の面白さ、理不尽さを知ってもらえたり、興味を持っていただけたら、幸いです。
もう少し画力があったら、これを元ネタにしてpixivとかに漫画あげられたのになぁ、などと思っています。
作画してくれる方、いつでも募集中です。
それでは、今回はこの辺で
雀カスの方は天鳳でまたお会いしましょう。
~雀魂は馬鹿みたいに満貫連発されるのが嫌でやめました~
二郎